TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で9月20日(火)からスタートするSUMIRE主演の『階段下のゴッホ』(TBSほか 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分)に、朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、高橋侃、秋谷郁甫、田中隆三、美波、利重剛の出演が決定した。
本作は、自分らしく生きるために邁進し、強くたくましく夢にも仕事にも向き合い進んでいく主人公・鏑木都の姿を通して、生きやすいようで生きにくい令和の時代を闊歩する女性たちにエールを送るヒューマンラブストーリー。東京藝術大学大学院出身の脚本家・加藤法子が全編脚本を務め、劇伴音楽を火曜ドラマ『中学聖日記』の小瀬村晶が担当する。
大手化粧品メーカーに勤める“高収入バリキャリ女子”で、ある絵画に出会ったことで一念発起し、画家になるという夢をかなえるべく東京藝術大学を目指す主人公・鏑木都をSUMIRE、都が美術予備校で出会う6浪中のミステリアスな青年・平真太郎を神尾楓珠が演じる。
このたび、追加キャストとして、朝井大智、田辺桃子、石川瑠華、高橋侃、秋谷郁甫、田中隆三、美波、利重剛の出演が決定。朝井が演じるのは、都が勤務する大手化粧品メーカーの先輩社員・源洋二。2021年の金曜ドラマ『最愛』で衝撃的なキーパーソンを演じた朝井だが、本作では、無謀ともいえる挑戦を続ける都を見守り、時には導き支える、柔和で誰の懐にもするすると入っていける気さくで優しい上司を演じる。
田辺が演じるのは、ひょんなことから都や洋二と関わることになる新進気鋭のカメラマン・夏目きいろ。2021年の金曜ドラマ『リコカツ』では主人公の恋のライバル役を巧みに演じて話題を呼んだ田辺。本作で演じる夏目はカメラマンとして活躍し、その堂々たる振る舞いや仕事ぶりが支持を集める若者に人気のインフルエンサー。歯に衣着せぬ物言いが目立ち、竹を割ったような性格の夏目だが、その芯にはある強い信念があり…。最初はぶつかり合っていた都と次第に意気投合していく夏目の鋭く物事の本質を突く発言も見どころとなる。
石川、高橋、秋谷が演じるのは、都と平が通う美術予備校の生徒役。石川は高尾ハナ役、高橋は栗林一人役、秋谷は早川草介役を演じる。映画「猿楽町で会いましょう」で日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞するなど、主演映画も多数の石川、ミラノ・メンズ・コレクションなど大舞台でモデルとして活躍し、俳優としても活動する高橋、そして高橋と同じドラマで俳優デビューを果たした秋谷が、役との親和性を評価され起用された。
田中が演じるのは、寡黙で職人気質なところのある、喫茶「ついんず」のマスター・芦屋博康。芦屋は、本作の第二の舞台として登場する喫茶店のマスター。その口から多くは語られないが、度々失敗や挫折を経験しながらも乗り越えてきた人物で、人生の酸いも甘いも知る彼が登場人物へ少なからぬ影響を与えていく。
美波が演じるのは、美術予備校の講師・綿貫明世。ロサンゼルス、パリ、日本を行き来しながら多数の作品に華を添える美波は、映画「MINAMATA-ミナマタ-」では製作と共に主演も務めるジョニー・デップの相手役に選ばれるなど、その実力はお墨付き。本作で演じる明世は予備校生に向き合い、距離感を保ちながらもさまざまな切り口からそれぞれが抱える悩みへの考え方を示す、繊細さにあふれる聡明な役どころとなる。
利重が演じるのは、ある人物の人生を大きく変えることになるギャラリーの画廊主・綿貫豊。俳優だけでなく監督・脚本家としても活躍する利重は現在、火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』にも主要人物の父親役で出演している。利重演じる豊は広い知識を持ち、その穏やかさの中に抱えた美術への強く優しい思いをにじませる。美術というものがなぜ愛されるのか、なぜ人に必要なのかを教えてくれる水先案内人として、本作のカギを握る。
『階段下のゴッホ』の世界で生きる登場人物たちのスチール撮影を務めたのは、広告などで活躍している山元良仁と宇納未育。公式SNSでも2人による美しいスチール・オフショットを多数公開中。公式HPでは、山田智和が撮影したビジュアルや、山元、宇納がスチールを撮影した登場人物紹介ページ、キャストコメントなどが公開されている。