9月19日(月)放送の『競争の番人』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時〜9時54分)の最終回に、迫田孝也、袴田吉彦、若月佑美が出演することが分かった。
本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立による「競争の番人」(講談社)が原作。誰もが一度は聞いたことがあるが、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”だ。
9月12日放送の第10話で、小勝負(坂口健太郎)・白熊(杏)らダイロクメンバーと、国交省の藤堂清正(小日向文世)の対決に決着がついた。その一方で、小勝負が藤堂の不正を暴こうと無理な調査をした責任を取らされ、公正取引委員会・四国支所に異動を命じられる。
9月19日放送の最終回では、迫田孝也、袴田吉彦、若月佑美がゲスト出演。迫田は、四国の田舎町にあるスーパー「エースマート」の店長・松尾優、袴田は「エースマート」の社長・大谷正和、若月は「エースマート」の従業員・北川亜沙子を演じる。
四国支所に転勤することになった小勝負が、四国のご当地パンの“みかんパン”を求めて田舎町を歩いていると、大型スーパーの「エースマート」を見つける。そこでお目当ての“みかんパン”を発見し、会計を終えた小勝負だが、壁に貼られたチラシの文字が気になり、“みかんパン”をポケットにしまって再び店内へ。
店内の商品を手に取っては何かを確認する小勝負だが、その時背後から、店長の松尾(迫田)に声を掛けられる。松尾は不審な動きをする小勝負を万引犯だと勘違いして、そのまま事務所に連れて行ってしまう。その時、ドン!と大きな銃声が…。店内に悲鳴が響き渡り、小勝負が駆け寄ると、店内で猟銃を持った男が亜沙子(若月)ら従業員を集めて立てこもっていた。そして、男に見つかってしまった小勝負も人質になってしまう。
男は「1時間以内にエースマートの社長を連れてこい!」と要求。しかし、社長の大谷(袴田)は本社がある東京にいた。立てこもり犯の男はスーパーの近所にあり、最近つぶれたケーキ店を営んでいたことが判明。「エースマート」が出来たことで店の客が減ってしまったと恨んでいる男が「もうこれしかない…」と行った犯行だった。
一方、小勝負が事件に巻き込まれていることなどつゆ知らず、東京のダイロクは大量のダンボールに囲まれてブツ読みの作業中。そんなとき、小勝負からダイロクに電話がかかってくる。小勝負は事件のことは一切話さず、白熊にある依頼をする。白熊は小勝負の頼み事をしぶしぶ引き受けるが、やがて小勝負が事件に巻き込まれていることを知り、桃園千代子(小池栄子)、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)らはパニックに陥る。
迫田は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK)、『マイファミリー』(2022年/TBS)、『真犯人フラグ』(2021年~2022年/日本テレビ)、『天国と地獄~サイコな2人~』(2021年/TBS)など、数々の話題作に出演。フジテレビ系ドラマには8月1日放送の『魔法のリノベ』第3話(カンテレ)に出演したばかり。それぞれの作品で存在感を放つ迫田が、事件の重要人物となる松尾を演じる。
袴田は、1991年、第4回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞しデビュー。2019年に2クール連続で放送された『あなたの番です』では、久住という役と“袴田吉彦”本人の役で一人二役を演じ大きな話題となった。2022年も『未来への10カウント』(テレビ朝日)やWOWOW×ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE』(WOWOW)などの話題作に出演。月9ドラマへの出演は、『トレース~科捜研の男~』(2019年)以来3年ぶりとなる。
若月は、2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格しデビュー。2018年にグループを卒業し、その後はモデル・女優として活動している。2022年は、映画「劇場版 ラジエーションハウス」(2022年)、映画「桜のような僕の恋人」(2022年)、ドラマでは『ユーチューバーに娘はやらん!』(2022年/テレビ東京)、さらに舞台「薔薇王の葬列」では主演を務めるなど、映画・ドラマ・舞台と各方面で活躍中。フジテレビ制作のドラマへの出演は『失恋ショコラティエ』(2014年)、『シャーロック』(2019年)に続き3作目となり、月9ドラマへの出演も3作目となる。
四国支所への配属前に立ち寄ったスーパー「エースマート」で立てこもり事件の人質となってしまった小勝負。そんな小勝負をなんとか救おうとする東京のダイロクメンバーとの最後のチームプレーは必見だ。
迫田孝也 コメント
放送前から注目していた『競争の番人』の、しかも最終話への出演決定に全力でガッツポーズしました。小勝負を演じる坂口さんとは今回初めてせりふを交わしたのですが、いろんな作品から抱いていた坂口さんへのイメージをことごとく覆され、それはそれは楽しくてしょうがない時間でした。我々の日常からは遠い存在だと思っていた公正取引委員会が、スーパーの店長である松尾を演じることで、これほど密接に関わる部分があるのかと知って驚きました。身近な生活の中にも存在する“ダイロク”の仕事を楽しんでいただけたらありがたいです。
袴田吉彦 コメント
久しぶりに月9のお話を頂き、内容を聞くとテレビで耳にする公正取引委員会を取り上げた話と知り、今までにないドラマなのかな? と、興味を持ちました。田舎町のスーパーの社長役として小勝負とのやりとりが見どころかと思うのでぜひご覧ください。
若月佑美 コメント
恨みを向ける先が違うなんて分かっていても、抱え切れないその思いをどこにどう表現したら良いか分からない結果、立てこもりをしてしまう。行動に共感はできませんが、犯人の思いにもなんだか胸が痛くなってしまうそんな事件だと思いました。とらわれの身でありつつも犯人が犯行に及んだ理由を知り、どうにか説得したいと思ってしまうそんな正義感ある従業員・北川亜沙子という役を頂けたことをとてもうれしく思っています。
プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
立てこもり事件で小勝負が出会う3人。迫田さん演じる松尾は会社が大好きでスタッフを大切に真っすぐ思う心優しき人。迫田さんの愚直さや優しさに包まれている温和な雰囲気にピッタリ! そんな松尾からも憧れを持たれる社長の大谷を袴田さんに演じていただきます。クセのある社長は何かを隠している? そんな一癖ある、敵に回すと厄介そうな社長・大谷を袴田さんに体現していただけると思いました! 若月さん演じる北川は地元を愛し、地元の人との触れ合いも大好きな人物。若月さんが持ち合わせる人懐っこさと親しみやすさがこのスーパーの活力につながっているのかなと思わせてくれます! 3人が勤務をしているエースマートとは一体どんな所なのか? ぜひ、最終回をお楽しみください!
番組情報
『競争の番人』
フジテレビ系
毎週月曜 午後9時〜9時54分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/
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