上川隆也主演ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系 午後8時〜8時54分)の最終回が、9月15日(木)に放送される。
事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)。
彼の活躍を描く大好評ミステリー『遺留捜査』の集大成となる第7シーズンは、シリーズ11年の歴史の中でひときわ大きな感動を巻き起こしてきた。そんな第7シーズンは、ついに今夜が最終回。1999年のスタート以来、23年の歴史をつむいできた「木曜ミステリー」がフィナーレを迎える。
9月8日放送の第9話では、神崎莉緒(栗山千明)と仲の良い組織犯罪対策二課の刑事・氷室翔太(崎山つばさ)が刺殺される事件が発生。氷室は生前、単独でインサイダー情報の不正取引サイトを調べており、“土竜”を名乗る主犯の正体を突き止めていたようだった。氷室の足跡を追った特対メンバーは、土竜が大病院の院長・物部泰弘(高橋英樹)の別荘を拠点に使っていたことをつかむ。
そんな中、氷室が5年前の通り魔事件も調べていた事実が浮上。この事件は当時、大学生だった沢村直哉(渋谷謙人)が引き起こしたもので、氷室の所轄時代の先輩・岩瀬隆介(津田寛治)の婚約者が命を奪われていた。沢村は事件から半年後に焼死したとされていたが、岩瀬は彼の死に疑問を抱き、執念の捜査を続けていたことも判明。
糸村は氷室の遺留品“金のチェーン”の謎を探っていたが、その鎖は岩瀬が亡き婚約者の娘で、舞妓の葉月(森日菜美)に贈るはずのものだったことをつかんだ矢先、岩瀬が何物かに刺されるところまでが描かれた。
多くの謎を引き継いだ9月15日(木)放送の最終話では、氷室の死と岩瀬が刺された事件がさらに深く交錯。2人を襲ったのは土竜なのか、いったい土竜とは何者なのか。そして、疑惑の病院長・物部はどう事件に絡んでいるのか。政界にも太いパイプを持っている物部が抱える、奥深い闇とは…。
糸村は岩瀬が刺された現場で見つけた“折り鶴”を糸口に捜査を進めるが、その小さな鶴から、事件の背後に隠されていた大きな闇が明らかになる。
「木ミスファイナル」でもある最終回にふさわしく、高橋ら豪華実力派ゲストがそれぞれ渾身の演技を披露。そして、歴代の木ミス作品へのリスペクトを胸に集大成の第7シーズンに臨んできた上川もまた、糸村への愛情を最大限に注ぎ込んで最終話を演じきっている。
最終話あらすじ
組織犯罪対策二課刑事・氷室翔太(崎山つばさ)が殺害された数日後ーー。元警察官の岩瀬隆介(津田寛治)が何者かに襲われた。現場に駆けつけた糸村聡(上川隆也)は、岩瀬が倒れていた場所に小さな折り鶴が落ちているのを見つける…。
亡くなった氷室は生前、インサイダー情報を不正売買するダークウェブサイトの組織“土竜(もぐら)”を追っていたが、岩瀬は5年前、婚約者が被害に遭った通り魔殺人事件の犯人・沢村直哉(渋谷謙人)について調べ続けていた。沢村は通り魔事件の半年後、河原で焼死体となって発見されたのだが、岩瀬は遺体が沢村本人なのか疑念を抱いていたようだ。氷室と岩瀬が最近、連絡を取っていたこともあり、糸村たち特別捜査対策室メンバーは2人を襲った犯人が同じ人物なのではないか、そしてその人物こそ土竜なのではないかとにらむ。
そんな中、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)から衝撃の鑑定結果がもたらされる。なんと、折り鶴から思いもよらぬ人物の指紋が見つかったというのだ。いったいその指紋とは…!? そして懸命に捜査を進めた特対メンバーは、またしても大病院の院長・物部泰弘(高橋英樹)の存在に行き当たり…!?
刑事の死に端を発した複雑にからみあう事件の謎が、ついにすべて明らかに! 糸村が折り鶴から解き明かした、悲しくも切ない真相とは…!?
番組情報
木曜ミステリー『遺留捜査』
テレビ朝日系
2022年9月15日(木)午後8時~8時54分
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2022/
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