吉田美月喜と常盤貴子が母娘役でダブル主演する映画「あつい胸さわぎ」(2023年公開)のメインビジュアルが公開され、奥平大兼、前田敦子ら追加キャストも発表された。
若年性乳がんを患った主人公・千夏(吉田美月喜)と子離れできない母・昭子(常盤貴子)の複雑な親心を描く本作。メインビジュアルは、物語の重要なキーとなっている”初恋の課題小説”を表現したカットに。
新たに発表された追加キャストは奥平大兼(おくだいら・だいけん)、前田敦子ら5人。映画「MOTHERマザー」で第44回日本アカデミー新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞などを総なめにした注目の若手俳優・奥平大兼は、千夏に思いを寄せる同級生・川柳光輝役。前田敦子は千夏の友人にして昭子の同僚・花内透子を演じる。2人は“サーカス”を機につながり、千夏の胸さわぎのきっかけになる重要な役どころを担う。
さらに、横山拓也による舞台を原作とする本作の映画版オリジナルキャストとして、アーティストとしても多才な活躍を見せている佐藤緋美(さとう・ひみ)が出演。その母親役に、本作のプロデューサーとしても参加している石原理衣(いしはら・りい)、昭子が勤める工場に赴任してくる謎のある上司を三浦誠己(みうら・まさき)が演じ、脇を固める。
まつむらしんご(監督)コメント
3年前の夏、東京の小さな劇場で舞台「あつい胸さわぎ」を観たことが全ての始まりでした。あまりにも理不尽な人生の試練に向き合う18歳の主人公に、客席からどうしてもエールを送りたくなってしまいました。『君は大丈夫だよ』。ただそれだけを言いたくて映画化を目指しました。そして、これ以上ないキャストが集まってくれたおかげで、僕にとって一生忘れられない映画をつくることができました。
横山拓也(原作者)コメント
舞台は、たった5人の登場人物と、抽象的な舞台セットでドラマが進行する。部屋の中、職場、サーカス会場、パン屋さんなど、観客の脳内で場面をイメージしてもらう。当たり前だけど、映画になれば、その全てが具体的な画として現れる。
「そうか。登場人物たちはこんな風景を見ていたのか…」
舞台を観てくれたお客様にも同じ体験をしてもらいたい。
作品情報
「あつい胸さわぎ」
2023年 全国ロードショー
出演:吉田美月喜、常盤貴子 ほか
原作:横山拓也
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会
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