長澤まさみ主演『エルピス』カンヌで世界初上映 三浦透子がレッドカーペットに登場「縁を感じていいのかな」

ドラマ
2022年10月19日
『エルピス-希望、あるいは災い-』
『エルピス-希望、あるいは災い-』17日 レッドカーペット・フォトエリアにて ©カンテレ

10月24日(月)スタートの長澤まさみ主演『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ/フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)が、日本の放送に先駆けてフランス・カンヌで上映され、キャストの三浦透子が佐野亜裕美プロデューサーと共に登壇した。

本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。

恵那と共に行動するうだつの上がらない若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が出演する。

10月18日、フランス・カンヌで開催中の世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM」におけるAsian World Premiere TV Screeningとして、日本の放送に先駆け世界で初めて上映された本作。前日には、三浦がレッドカーペットに登場。三浦にとって昨年7月に出演映画「ドライブ・マイ・カー」でカンヌ国際映画祭の授賞式に参加して以来、約1年3か月ぶり2回目のカンヌとなった。

『エルピス-希望、あるいは災い-』
『エルピス-希望、あるいは災い-』17日 レッドカーペット ©カンテレ

世界各国の人気俳優陣やコンテンツ業界のVIP陣が続々と登場する中、淡いブルーのセットアップをまとい、レッドカーペットに降り立った三浦。昨年7月に続くカンヌ訪問に、「こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな~”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました」と、喜びを感じている様子だった。

ドラマ公式上映は翌18日の現地時間午後6時30分、カンヌ国際映画祭と同じPalais des Festivals et des Congrèsのメインホール、Grand Auditoriumにて行われた。60年近い歴史を持つMIPマーケットにおいて、日本ドラマの世界初公開がメインホールで行われるのは今回が初めてのこと。世界中から集まった業界関係者や記者が本作を鑑賞した。

『エルピス-希望、あるいは災い-』
『エルピス-希望、あるいは災い-』18日 上映会 三浦透子、佐野亜裕美プロデューサー ©カンテレ

上映会後、ステージに登壇した三浦は「海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で見るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。今日、初めて完成した第1話を見て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当に、このドラマの力強さなのだと実感しました」と話し、感慨深い様子。

さらに、司会者から「5歳の時からこの仕事を始め、テレビCMやドラマに出演し、今、女優として成功していることについてどう思いますか」と聞かれると、「自分ではそう思わないです(笑)。成功していると言っていただけることはすごくうれしいですけど、全然そんな風に自分ではまだ思えていなくて…まだまだ勉強中です」と、照れた表情を見せた。

会場を訪れた人からは「とても良いストーリーで、俳優たちも完璧でした。素晴らしかったです。とても好きな作品でした!」(フランス)、「とても楽しんで見ることができました。南アフリカ共和国でも見ることができればいいなと思いますし、友達にもこの作品を薦めたいです」(南アフリカ共和国)など、ドラマに対して好意的な感想が寄せられた。

最後に三浦は、24日(月)の初回放送に向けて「報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。見てください!」と、日本のファンにメッセージを送った。

三浦透子 コメント

◆昨年7月以来のカンヌはいかがですか。

本当にいい天気で、心を解放するパワーのある場所だとあらためて感じています。

◆レッドカーペットを歩かれていかがでしたか。

こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな~”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました。

◆世界各国の映像コンテンツ関係者の前での上映でしたが、いかがでしたか。

海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で見るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。今日初めて完成した第1話を見て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当にこのドラマの力強さなのだと実感しました。

◆現在、絶賛撮影中かと思いますが、ドラマ撮影現場の様子はいかがですか。

本当にスタッフの皆さんの強い気持ちを感じるというか、丁寧に撮影できている実感があって、すごくいい経験をさせてもらっています。

◆撮影で印象に残っている出来事を教えてください。

撮影初日が物語の中でも結構大事なシーンで、初めましての眞栄田(郷敦)さんとご一緒でしたが、2人とも大事なシーンだったので、そこが一番印象に残っています。最初から2人ともエンジン全開で頑張らないといけないシーンだったので、苦労しましたけど楽しかったです。

◆来週24日(月)から初回スタートとなります。日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。見てください!

番組情報

『エルピス-希望、あるいは災い-』
カンテレ/フジテレビ系
2022年10月24日(月)スタート
毎週月曜 午後10時~※初回は15分拡大

公式HP:https://www.ktv.jp/elpis
Twitter公式アカウント:@elpis_ktv

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