仲野太賀主演『ジャパニーズスタイル』過酷すぎる全貌が明らかに…!JPが第1話の前説を担当

ドラマ
2022年10月22日
©テレビ朝日

仲野太賀主演ドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系 午後11時30分〜深夜0時)が、10月22日(土)に放送スタート。その第1話放送を前に、客前本番ほぼ一発撮りとなる“本格シットコム”ドラマの過酷すぎる全貌が明らかになった。

テレビ朝日初となる“本格シットコム”土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』。主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)という俊英が集結し、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に放つ、限られた空間での30分間ノンストップの群像劇だ。

斬新さとノスタルジーが共存した「虹の屋」の本格セットを舞台に、実際に観客を入れてその目の前で“ほぼ本番一発勝負”の演技を続けていくという、他に類を見ない新感覚ドラマとなっている。

温泉旅館「虹の屋」の社長である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから、物語は幕開け。

彼を待ち構えていたのは、流しのフラメンコダンサー・ルーシー(市川実日子)、潔癖症の支配人・影島(要潤)、ナゾ多き料理人・浮野(KAƵMA)、仲居頭で旅館を支える浅月桃代(檀れい)と、その息子・凛吾郎(石崎ひゅーい)、水質管理責任者・梅さんこと梅越(柄本明)というひとクセもふたクセもある猛者たちだった。彼らに翻弄されながらも、哲郎もまた持ち前のクズっぷりを見せ、ドタバタ劇は加速していく。

©テレビ朝日

圧巻は金子脚本の真骨頂とも言える、切れ味鋭いセリフの応酬。キャスト陣はリハーサル1日、翌日に本番というスケジュールで、週に2回の収録をこなしている。冒頭から終演まで出ずっぱりだった仲野をはじめ、他キャストからも緊張感は充満。

アドリブも盛り込みながら、テンポよく繰り広げられる彼らの丁々発止のやり取りに、観客は思わず爆笑。第1話からドラマとも舞台とも違う、シットコムならではの魅力が凝縮されていると言えるだろう。

恐るべき集中力で本番に臨み、座長として堂々と引っ張る仲野、即興の動きを盛り込んだキュートなダンスも披露する市川、個性的すぎる髪型を絡めたコミカルな演技で笑いを誘う要、コントでならした舞台度胸で堂々と役を演じ切ったKAƵMA、初登場シーンのインパクトが強烈な石崎、難しいセリフもなんなくこなして仲野との息ピッタリのやり取りも光る檀、そして飄々としながらもアドリブ演技で周囲を動揺(?)させた柄本ら、レギュラーキャストの奮闘は見ものだ。

『ジャパニーズスタイル』第1話 仲野太賀、ゲストの米本学仁 ©テレビ朝日

ゲスト俳優の存在感も負けておらず、ドラマ終盤で、哲郎を訪ねやってくる“ナゾの巨漢”を演じるのは米本学仁。ハリウッドでも活躍する実力派の米本が長髪にサングラスと、イカつい風貌をフルに活かして「虹の屋」の面々を戸惑わせる。

また、哲郎の過去を知る女性としてファッションモデルに女優とマルチに活動するモトーラ世理奈が意味深に登場。今後のストーリーにも大きく絡んでくるキーマンとして、彼女の存在は見逃せない。

そんな「虹の屋」の面々を中心として展開する物語をほっこりと包み込むナレーションは、多くのドラマ、映画、舞台に出演する個性派・キムラ緑子が担当。ノンストップで行われるドタバタの群像劇を華やかに彩る。

『ジャパニーズスタイル』第1話前説のJP ©テレビ朝日

また、本作のもう1人の出演者とも呼べるのが、本番前に観客を温める「前説」の存在だ。毎回テレビや舞台で活躍する芸人を招く予定となっており、初回はダウンタウン・松本人志などのモノマネでブレイクをはたしたJPが登場。

終始爆笑だった前説を終え、「ちょっと盛り上げすぎましたかね(笑)。だけど、始まったらあっという間。電光石火でした」と回想する。「失敗が許されないので、みんなの一致団結感が見られるのはこの作品しかない」と分析し、「今回、そんな作品がうまくいったのも、前説が良かったからじゃないですかね!」と笑顔を見せた。

“ほぼ本番一発勝負”でノンストップ撮影が行われ、あっと驚く豪華ゲストの登場など、毎回、さまざまな魅惑の仕掛けも用意する『ジャパニーズスタイル』。いよいよ10月22日(土)に迫った、何が起こるか分からないライブの臨場感が楽しめる第1話に注目だ。

第1話あらすじ

主人公・柿丘哲郎(仲野太賀)は実家の旅館「虹の屋」の窮地を救うため10年ぶりの帰宅を果たすが、変わり果てた旅館の姿に絶句する。100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスは完全に消え失せ、ひと筋縄ではいかない従業員が居座る《曲者の吹き溜まり》と化していた。
口が悪い流しのフラメンコダンサー・寺門・ルーシー・数子(市川実日子)、温泉嫌いで潔癖症の支配人・影島駿作(要潤)、息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居・浅月桃代(檀れい)、その母親と一輪車を愛する少年のような従業員・浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)、UNO依存症の料理長・浮野奏太(KAƵMA)、省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株・梅越一二四(柄本明)……。
そんな強敵が待ち構えているとも知らずに旅館にやってくる哲郎は「お引き取り下さい」と家に上げてもらえない事態に。あの手この手を使って家に上がろうとするも、鉄壁の守備に跳ね返され玄関で泣き崩れる哲郎、そこに現れる謎の大男……。果たして家に上げてもらえるのか? 従業員たちに受け入れられる日はやってくるのか? さびれた旅館のロビーにカオスな嵐が吹き荒れる!

作品情報

『ジャパニーズスタイル』
テレビ朝日系
2022年10月22日(土)放送スタート
毎週土曜 午後11時30分~深夜0時

©テレビ朝日

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