神木隆之介が主演を務める2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか 2023年春放送予定)の語りを、宮﨑あおいが務めることが決定。コメントが到着した。
連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた人物だ。
本作では、槙野の人生を波乱万丈の物語として大胆に再構成。喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届けていく。なお、本作に原作はなく、登場人物名や団体名などは事実から一部改称し、フィクション作品として描かれる。
そしてこのたび、本作の語りを宮﨑あおいが務めることが決定した。宮﨑はこれまでに、NHKでは連続テレビ小説『純情きらり』(2006年前期)の有森桜子役、大河ドラマ『篤姫』(2008年)の篤姫役で主演。特集ドラマ『眩~北斎の娘~』(2017年)では主人公のお栄役、連続テレビ小説『あさが来た』(2015年後期)では主人公あさの姉・はつ役を演じている。
発表にあたり、宮﨑は「私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年経ってもずっと特別なものです。このような形でまた朝ドラに関わることができて、とてもうれしいです。語りという立場で、作品の力になれるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。宮﨑によるコメント全文は以下を参照。
宮﨑あおい コメント
『らんまん』の語りを担当させていただきます宮﨑あおいです。
私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年経ってもずっと特別なものです。
このような形でまた朝ドラに関わることができて、とてもうれしいです。
神木さん、浜辺(美波)さんも
これまでたくさんの現場で素晴らしい経験をされていると思いますが、
約1年間役を背負って生きるという朝ドラならではの体験は
きっと今まで味わったことのない特別な日々になると思います。
スタッフ、キャストの方との深いつながりや
観てくださる方からいただく温かい応援は何よりのパワーになると思います。
宝物のような時間になること間違いなしなので思いっきり楽しんでください。
私も、語りという立場で、作品の力になれるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
番組情報
連続テレビ小説『らんまん』
NHK総合ほか
2023年春放送開始
©NHK