北川景子が月9初主演でロースクールの新米教師役『女神の教室~リーガル青春白書~』23年1月スタート【コメントあり】

ドラマ
2022年10月25日
『女神の教室~リーガル青春白書~』
『女神の教室~リーガル青春白書~』北川景子 ©フジテレビ

北川景子が、2023年1月にスタートする月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時~9時54分)で月9初出演を務めることが分かった。

本作は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫と彼女を取り巻く人々が、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作品。

北川演じる柊木が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。裁判官という法曹界のエリートながら、人間味あふれるキャラを演じる北川。月9作品初主演というメモリアル作で、経験したことのない役柄に挑戦する。

青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた柊木は、教員の藍井仁と5人のロースクール生たちに出会う。しかしそこで、目先の“司法試験合格”のみを目指すロースクール生の姿を目の当たりする。教師側は生徒に司法試験のノウハウを教えることにしか興味がなく、生徒たちも単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていなかった。

裁判官時代は一つひとつの事案に時間をかけ、「人を知らなければいい法律家にはなれない」を信念に職務を全うしていた柊木。そんな彼女が、日本の司法を担う生徒たちを立派な人材に育て上げるため、授業で重視したのは“人々の行動に隠れたなぜ?”を見つめること。生徒たちが法曹界に進み、実際の事件を扱うとき向き合うのは、法とさまざまな事情を抱えた“人間”だ。だからこそ柊木は、まずは人を知ること、知ろうとすることが大切だという信念を教え込む。

そこで彼女は毎回ある判例を取り上げ、そこに登場する人物の行動に着目。真逆の価値観を持つ藍井や生徒たちと切磋琢磨しながらも、法の教科書には載っていない“気づき”を与えていく。ひょんなことから教鞭を振るうことになった柊木による、法の教科書には全く載っていない「人」を知るための授業が始まる。

さらに、単なるリーガル&ヒューマンドラマにとどまらないのが本作の見どころの一つ。柊木たちが法と人を見つめる傍らでは、手に汗握るサスペンス的な展開も。しかしそれは法では罰せられない程度の嫌がらせばかり。なぜ柊木とその周辺を狙った嫌がらせが起こるのか、そしてその犯人とは…。

『女神の教室~リーガル青春白書~』
『女神の教室~リーガル青春白書~』北川景子 ©フジテレビ

裁判官から実務家教員としてロースクールへ派遣された新米教師という役柄に挑む北川は、2003年に「ミスSEVENTEEN」でモデルデビュー。同年にドラマ『美少女戦士セーラームーン』(2003年、中部日本放送)で女優としてもデビューすると、映画「間宮兄弟」(2006年)での映画作品初出演を皮切りに、映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」、映画「チェリーパイ」(ともに2006年)などに出演。その後も女性誌を中心にモデルとして活動する傍ら、女優としての地位も確立した。

『モップガール』(テレビ朝日系)で連続ドラマ初主演を務め、『太陽と海の教室』(2008年/フジテレビ系)で月9枠に初めて出演すると『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年/フジテレビ系)、『月の恋人~Moon Lovers~』(2010年/フジテレビ系)と3年連続の月9出演を果たした。

本作は『HERO 第2シリーズ』(2014年/フジテレビ系)以来約8年半ぶりの月9作品出演、木曜劇場『探偵の探偵』(2015年/フジテレビ)以来約7年半ぶりのフジテレビ連ドラ出演となる。多くの映画やテレビドラマ作品で、さまざまな役や表情を見せてきた北川が、ロースクール教師という今までにはない役柄で、どんな演技を見せるのか期待が高まる。

北川景子 コメント

◆今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください。

まだ台本も出来上がっていない時期にお話をいただいたのですが、野田(悠介)プロデューサーとは『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年)でご一緒していて、当時はお互いにまだ新米同士だったので、“えっ?あの野田さんですか?”というところから始まったんです(笑)。
最近はフジテレビの連続ドラマにあまり出演できていなくて、約7年ぶりになります(木曜劇場『探偵の探偵』2015年)。現場の顔触れも懐かしい方ばかりで、本当にどんな作品になるのか、まだ台本もないうちから楽しみでした。

◆月9作品初主演ということで意気込みはありますか?

フジテレビのドラマには若い頃から毎年のように出演させていただいていたので、“月9の主演は初めてなんだ!”と意外に感じました。この伝統あるドラマ枠に、また出演させていただくことだけでもうれしいのに主演させていただけて本当にうれしいです。でも野田さんや、信頼している澤田(鎌作)監督、以前から知っているスタッフの方々と一緒に作っていけるので、荷が重いとかプレッシャーを感じることはありません。初めてご一緒するスタッフの方ばかりだったら、プレッシャーがあったかもしれませんが、今回はやはり楽しみとうれしさしかありません!

◆オリジナルドラマとなりますが台本や自身の役に関する印象は?

リーガル作品はこれまでもたくさんありましたが、弁護士や裁判官、検察官を目指す人たちが通うロースクールを舞台にした作品はあまり見たことがないので、設定自体すごく新しいと思いました。役柄についても、私が今までにあまり演じたことのない、すごく真っすぐでピュアな、人のことをいろいろな角度から捉えることができるキャラクターで、それでいて少し頼りないところもある。生徒たちにしてみれば“この先生、大丈夫?”と、少し抜けている部分が危うく映ったらいいなと思います。

◆視聴者へのメッセージ

裁判官としてのキャリアに誇りを持っていた柊木が、ロースクールに派遣されて職員になるところから始まります。裁判官になったとはいえ、何もかもをうまくこなしてきたわけではない柊木が、さまざまなことに向き合って奮闘していく物語なので、皆さんにも共感いただけることが多いのではないでしょうか。学生目線で言えば、夢を追いかけることの苦悩などにも共感いただけると思います。リーガル作品ですが、ハッ! としたり、いつの間にか引き込まれたりと、気軽に見ていただける作品になればうれしいです。コメディのような部分と、人の真髄をついているドラマ性のバランスをうまくとれるように頑張りますので、ぜひご覧ください!

野田悠介(フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター・ドラマ・映画制作部)コメント

“真相を解き明かせ! 真実は何か!?”。リーガルドラマでは弁護士や裁判官などはよく見るが、真実にたどり着く過程で彼らは何を考えているのか? 依頼人などを守るために、彼らはどういうことをしているのか? 法律って難しくて敬遠しがちですが、実は身近で私たちを守ってくれるもの。エリート集団だと思う人たちも多いとは思いますが、法律家がどのように法律を学んでいくのか。夢を追いかけたり、かなえたい目標に向かって突き進んでいく。そこを支える先生と生徒の成長は学園ドラマとしての魅力も兼ね備えています。毎話、柊木から投げかけられる課題に戸惑いながらも向き合っていく。そんな彼らの成長を視聴者の皆さまへ届けたいと思っています。
そして、北川景子さんが今まで演じたことのない、無駄に一生懸命で非効率的な女性。残念で頼りない所もあるけど、とことん前のめりで向き合う主人公・柊木雫。北川さんの凛としたイメージとは正反対の役柄をどのように演じていただけるのだろうかとイメージしながら柊木雫を作り上げていきました。以前もご一緒させていただいて、もう一度絶対にお仕事をしたいと思っていたので、お受けしていただけて本当にうれしかったです!
ロースクールで出会う癖のある先生たちと、個性豊かな生徒たちに囲まれて、先生としてどう成長していくのか? 学生たちに認めてもらえるのか? ロースクールのリアルな日常と先生と学生たちの成長を描くリーガル青春群像劇を、どうぞお楽しみに!

番組情報

『女神の教室~リーガル青春白書~』
フジテレビ系
2023年1月スタート
毎週月曜 午後9時~9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/themis/
公式Twitter:@themis_fujitv
公式Instagram:themis_fujitv
公式TikTok:themis_fujitv

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