2023年1月にスタートする北川景子主演の月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時~9時54分)に、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花が出演することが決定。5人と野田悠介プロデューサーからのコメントも到着した。
本作は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント。
南沙良が演じるのは、他人にも自分にも厳しい性格のしっかり者・照井雪乃。検事を目指す彼女は、他の学生ともドライに接し、距離を置いている。合理的な藍井(山田裕貴)の授業に比べて効率の悪い授業を展開する柊木に対して強く反発するが、実は過去のある出来事から凝り固まった正義感を持っている。
南はnicolaモデルオーディションでグランプリを受賞し、2017年に映画「幼な子われらに生まれ」で女優デビュー。2018年に映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で映画初主演を果たした。最近では『鎌倉殿の13人』(NHK/2022年)で源頼朝の娘・大姫を演じ、悲劇的な最期が大きな話題に。フジテレビ系の連続ドラマ、月9ともに初出演となる。
高橋文哉が演じるのは、コミュニケーション能力が高く、学生たちのリーダー的な存在の真中信太郎。「弱者を救う弁護士になりたい」と理想を掲げ、成績下位の学生たちにも手を差し伸べる。しかし、内心は司法試験に受かるか、本当に弁護士になれるのかという焦りを抱えており、教員たちの前では“いい子ちゃん”の顔を見せる一方、裏では何を考えているのか分からない一面もある。
高橋は『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系/2019年9月~2020年8月)で俳優デビュー。最近では『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系/2022年)に出演し、現在放送中の『君の花になる』(TBS系/2022年)ではボーイズグループのメンバーを演じるなど、今最も注目を集める俳優の一人だ。高橋も今作が月9初出演となる。
前田旺志郎が演じるのは、とにかくおしゃべりなお調子者・桐矢純平。成績も下位で、周りの学生にはおどけた態度で接しているが、真中たちのような成績上位者組には卑屈になってしまい、照井とは特に話せない。その心の中には「ずっと下に見られて生きてきた」というさみしさを隠していた。
前田旺志郎は兄・航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として幼少期から活動。俳優としても映画「海街diary」(2015年)での甘酸っぱい演技や、朝ドラ『おちょやん』(NHK/2020年10月~2021年3月)での松島寛治役で話題になるなど、キャリアを着々と重ねてきた。月9レギュラー出演は『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系/2012年)以来、約10年ぶりとなる。
前田拳太郎が演じるのは、一匹狼の学生・水沢拓磨。裕福な家庭に育ったロースクール生が多い中、母子家庭育ちで貧しく、返済すべき奨学金も抱えているという環境で育ってきた。警備員のアルバイトをしていて、他の学生との経済的境遇の違いに傷つくことも。周りと距離を取る一方、弁護士になって家族を助けたいという思いを抱えてもいる。
前田拳太郎は『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』(テレビ東京系/2021年)に出演後、『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系/2021年9月~2022年8月)で主演を務め、「劇団EXILE」への加入が発表されたばかりの注目の俳優だ。フジテレビ系連ドラ及び月9初出演で、ロースクール生役の一人である高橋とは“令和仮面ライダー”の共演となる。
河村花が演じるのは、自分の可能性を諦め、怠惰な学生生活を送っている天野向日葵。著名なビジネスローヤーである父を持ち、半ば強制的に弁護士の道を歩まされてきた彼女は、「司法試験に受からなくてもいい」という気持ちでロースクールでの日々を過ごしている。
河村は『10の秘密』(フジテレビ系/2020年)での主人公の娘の親友役や、映画「胸が鳴るのは君のせい」(2021年)など、ドラマや映画、舞台で幅広く活躍。本作が月9初出演となる。
司法試験合格のためだけの勉強をしてきたロースクール生たちが、“人”と向き合うことを大切にしている主人公・柊木の授業を通して相対するのは、老若男女、さまざまな事情を抱えた人々。法曹界の未来を担う彼らがどのような変化を遂げていくのか、期待が高まる。南ら5人と野田プロデューサーからのコメントは下記に掲載。
南沙良(照井雪乃役)コメント
素直にうれしかったです。フジテレビの連続ドラマ出演は初めてになり、それが月9ということなので、ドラマをご覧くださる方にはすてきな作品だと思っていただけるように、誠心誠意、お芝居に向き合っていきたいです。今作はオリジナル作品になるので、監督やスタッフ、キャストの皆さんと現場で雪乃という人物像を丁寧に作っていけたらなと思います。
高橋文哉(真中信太郎役)コメント
僕が小さかった頃から、月9は特別だというイメージがありました。このお仕事を始めてからは、いつか出演させていただきたいと思っていましたし、いつか月9の世界に入りたいと思っていたので、こうして僕の新境地でもある役柄で出演させていただけるのは、すごくうれしいです。中学生の僕に“21歳で月9出るぞ!”と教えてあげたいです(笑)。また、母に知らせたらとても喜んでくれました。もともと母はすごくドラマが好きなので、その影響で僕も一緒に見ていました。歴史のあるドラマ枠で演じさせていただけるのは、もちろん緊張感もありますが、すごく楽しみです。
前田旺志郎(桐矢純平役)コメント
ロースクールに通う学生役ということでお話をいただいたのですが、学園もののドラマにちゃんと出演したことがなかったので楽しみです。台本を読ませていただくと、学生たちで模擬裁判を行うシーンがあって、“ついに、僕にもこんなせりふを話すときが来た!”という感覚でワクワクドキドキしました(笑)。今までドラマなどで、弁護士や判事などの役を役者さんたちが演じられているのを見ていて、“すごいなぁ、こんなにいっぱいしゃべって”と思っていましたが、まさか自分がやることになると思っていなかったです。“大変や!”って感じますけど、楽しく頑張りたいです。
前田拳太郎(水沢拓磨役)コメント
連続ドラマは『仮面ライダー』シリーズ(『仮面ライダーリバイス』(2021年テレビ朝日))に出演していて、(本作が)その次の出演作品になります。それがまさかの月9ということで、驚きました。やはり、以前から憧れていた枠なのでうれしかったです。月9は小さい頃に『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(フジテレビ系/2009年)が大好きで、録画して繰り返し見ていたので、主演が北川(景子)さんとうかがって、さらにうれしくなりました。
河村花(天野向日葵役)コメント
最初は純粋に、“うれしい!”と思いました。でも、後から“どんな役なんだろう?”、“どれぐらい役に向き合えるんだろう?”など、覚悟を持って挑む必要があるなと感じました。月9は私が小学生のときから、放送翌日の朝は友達と“昨日の月9見た?”とよく話していたので、そのときの自分に“出演することになったよ”って教えてあげたいです。本当にそのぐらいうれしいです。多分、その頃の私に話したら、みんなが見ているドラマ枠なのでびっくりすると思います(笑)。
野田悠介(フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター・ドラマ・映画制作部)コメント
このドラマを盛り上げるべく、今をときめくすてきな5人に集まっていただきました!
南沙良さんは、凛とした雰囲気とあまり表には出さない芯の強さを感じていました。なので、照井雪乃の物事をはっきり言うキャラクターや、一人で抱えている悩みを表現していただけると思い、お願いをしました。
高橋文哉さんは、真中信太郎という爽やかでみんなが憧れる存在で、真中の近くには人が自然と集まってくるキラキラした学生生活を送っている。しかし、一筋縄ではいかない真中という人物を、高橋さんなら演じ分けていただけると思いました。
前田旺志郎さんは、ムードメーカー的存在で、決して頭はよくないけど、努力でカバーするタイプの桐矢純平を演じていただきます。おしゃべりが得意で、5人の潤滑油的な存在をどのように演じていただけるのか楽しみです。
前田拳太郎さん演じる水沢拓磨は、人を寄せ付けない雰囲気で無口なタイプだが、正義感が人一倍強い人間です。普段のご本人の人柄とは違う人物像を体現していただいています。
河村花さんは、この役柄のために髪をバッサリ切っていただき、役作りをしていただきました。勉強にやる気がなく、モラトリアムな学生生活を送っている向日葵がどう変わっていくのかを丁寧に表現していただけると思いました。
それぞれ個性豊かなキャラクターを、この5人ならば体現していただけると感じお願いをしました。ロースクール生として、一人の人間として、どう成長していくのか。ぜひご期待ください!!
番組情報
『女神の教室~リーガル青春白書~』
フジテレビ系
2023年1月スタート
毎週月曜 午後9時~9時54分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/themis/
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