石橋貴明&アンタッチャブル「ここ数年で一番レベルが高かった」『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』見どころを紹介

特集・インタビュー
2022年12月16日
『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』
『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』©フジテレビ

12月17日(土)に放送される『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系 午後9時~11時10分)の囲み取材が行われ、石橋貴明、アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)が取材に応じた。

2004年にスタートしたこの企画は、あまりに“細かすぎる”故に笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックなモノマネや、アンダーグラウンドな芸にも光を当て、幅広くお笑い芸人、モノマネ芸人の登竜門ともいえる存在となった。常連組が安定した“鉄板”芸を見せる一方で、新人がまったく予想もつかないシュールなものまねを展開していく。

◆まず、収録を終えての感想をお聞かせください。

石橋:今回は、非常にたくさんの新人も出演しておりまして、ここ数年で一番レベルが高かったんじゃないかと思います。またここから新たなスターが生まれるのが楽しみです。

山崎:タカさん(石橋)がおっしゃった通り、レベルが高かったです。個人的にも、すごく刺さるネタがあったので、早く帰って子供に見せたいです(笑)。

柴田:私たちは前回からの参加ですが、「この人たち見たいな、出てきてほしいな」という方も出てくれていて。そこに対する感動もありました。面白い、面白くない以前に、感動したっていう(笑)。これは歴史が作るものなんじゃないかなっていう…。すごく活躍していたメンバーでもなかなか出られないくらいレベルの高い難しい番組だし、可能性がいっぱい詰まっている番組なんだなと痛感させられました。

石橋:もっとたくさんやりたいですよね。1年に2回でも3回でも。そしたら、ここから新たなスターがもっとたくさん出てくる可能性がありますから。

柴田:芸人さんも、シーズンを超えて被せるネタなどをやりやすくなると思うので、グレードも上がっていくと思います。ゲストの満島ひかりさんは(この番組が)相当好きですね(笑)。ずっとしゃべってましたから。「あれ本当に面白くなかったですか?」って(笑)。

山崎:大ファンだから(笑)。

◆ここからブレイクしていく芸人さんもたくさんいらっしゃいます。放送日の翌日、12月18日(日)には『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)も放送されますが、意識されたりしましたか?

石橋:『M-1グランプリ』と言えば(アンタッチャブルの)2人が…。

山崎:2004年の『M-1』は、我々は予選敗退だったっけ?

柴田:いや優勝です(笑)。

山崎:(笑)。でも、ジャンルは違えど、この番組にもそのくらいの業界注目度はあると思います。本当にこの放送の後から、見るようになる芸人さんも多いですから。

柴田:全く違う大会じゃないですか。『M-1』の決勝に出ているメンバーがここに出てるかって言われると、1人も出てないわけで。全く違う大会で、匹敵するくらい面白い番組ですよね。

山崎:芸人の幅を感じます。

『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』
『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』石橋貴明 ©フジテレビ

◆厳しいオーディションを勝ち抜いた挑戦者の方が出演されていますが、皆さんの若手の頃のオーディションの思い出はありますか?

柴田:いっぱいありますよ。

山崎:我々なんてそもそもオーディションがあることも教えてもらえないという。事務所が小さくてオーディションの情報が届かないんですよ(笑)。他の事務所の芸人としゃべってて、「今度こういうオーディションあるよね」と言われて「え、そんなのあるの!?」みたいなことが多かったです(笑)。

柴田:大会で優勝すると、オーディションの連絡が来るんですよ。

山崎:なので、地道に頑張って人力舎を知ってもらってね。

石橋:でも今あんなに大きい事務所になってね。すごいよね。

山崎:タカさんはオーディションなんかは? とんねるずさんが落ちたりすることはあったんですか?

石橋:ありましたよ。

山崎柴田:えー!

石橋:でも、24、25くらいのときには売れちゃってたから…。楽な人生だった(笑)。

山崎柴田:(笑)。

◆そろそろ年末になりますが、今年1年を振り返っていただいて、どんな1年でしたか?

山崎:うちの相方が結婚しまして。

柴田:それは私に言わせてよ~。

山崎:いやいや(笑)。でもその結婚式に呼ばれないっていう。

柴田:本当は去年結婚するはずだったのに、コロナで緊急事態宣言が出たから一年後にってなって。でも、またそのときに緊急事態宣言になっちゃったら大変だから、身内だけでやりますって山崎に伝えたんですよ。そしたら、「俺は身内じゃないのか」って(笑)。

山崎:そうなりません!? 身内じゃないんだ、みたいな(笑)。喜びたいけど複雑な気持ちがありましたね(笑)。

◆アンタッチャブルのお二人は去年からこの番組に参加されていますが、もし来年もやられる可能があれば、意気込みなどをお聞かせください。

山崎:もしやられるのであればって、なんでそんな消極的なんですか(笑)。

柴田:誰が何と言おうと収録には来ます!(笑)。それくらいの意気込みでやります。

山崎:それこそ、タカさんと一緒に番組を盛り上げて、年に何回かやれるように頑張りたいし、来年ももし出演できたら盛り上げますから。

石橋:絶対一緒にやりましょう!

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

石橋:この番組を見て大笑いしていただいて、「今年ももう終わっちゃうんだね」とあらためて感じていただきたいです。いいことがあった人も悪いことがあった人も、「また来年頑張ろう」という気持ちになっていただけるような番組になっていると思うので、ぜひ見ていただきたいです。

番組情報

『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』
フジテレビ系
2022年12月17日(土)午後9時~11時10分

この記事の写真

©フジテレビ

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