二宮和也主演映画「TANG タング」のブルーレイ&DVDが、2023年1月6日(金)より発売開始。これに先駆け、プレミアム・エディションに収録される「ビジュアルコメンタリー 二宮和也×満島ひかり×三木孝浩監督」のレポートが到着した。
原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。主演の二宮和也は嵐の活動休止以降、初の主演映画となる本作で初めて“ロボット”と共演。監督は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)、「フォルトゥナの瞳」(2019)の三木孝浩が務めた。
ビジュアルコメンタリーには二宮、満島ひかり、三木監督が参加。本編を見ながら、キャストやスタッフから届いた質問に回答したり、今だから話せる撮影現場の裏側などを語り合うなど、ここでしか見られない約2時間に及ぶスペシャルトークを収録。
冒頭、ビジュアルコメンタリー初体験だという満島が興味津々な様子で「これはすごい体験だね。今まで経験がなかった。みんな普段、こういうのやっているの?」と尋ねると、二宮と三木監督は「割とやっていますね」と返答。思わず「そうなんだねぇ」としみじみ返した満島は「二宮さんのおかげか、撮影現場はすごく平和で。みんな割とニコニコしていたんですよね」と撮影当時を振り返る。
収録では、二宮演じる主人公・健の相棒となるロボット・タングの動きを、二宮自身がモーションキャプチャーで行っていること、そしてタングのせりふ作りにも深く関わっていたことなどが明かされていたが、そんな二宮の貢献度の高さに、満島も「もうスタッフの一員だよね。出ている時間よりもそういうことをやっている時間の方が長いもんね」と感心しきり。「そう、半分裏方だもんね」と同意する三木監督に、二宮も「映画に出ていた時点で、俺にとっては⼀個目のゴールだったからね」と笑顔を見せた。
本作では、二宮の事務所の後輩である京本大我(SixTONES)が、大企業アトビットシステムズ社でデザインを担当する林原信二役で出演。彼の登場シーンがスクリーンに映し出されると、「なかなかここまでワントーンのブルーのセットアップが似合う人はいませんよね」とほれぼれした様子の三木監督。満島が「先輩と共演して緊張したでしょうね」と続けると、二宮も「いや、緊張するでしょ」とたたみかける。
本作が初共演となり、芸歴も離れた後輩・京本との関係について二宮は「僕には事務所にこの(京本とのような)関係性の先輩がいないんですよ。京本君との芸歴は20年くらい違うし、それこそ彼は僕らの歌番組やコンサートでバックについたこともなくて、Hey! Say! JUMPとかそういう年代の子たちのバックについていた子なので、僕にとってはむしろ普通の俳優の後輩の人と同じ感覚ですね」とコメント。さらに「でも向こうはそうじゃないだろうし、20年近い先輩と⼀緒にお芝居するって、俺は考えられないな。本当にすごいですよ」としみじみ付け加えた。
いっぽう、本作では夫婦役で出演している二宮と満島。相性のよさに「お仕事を始めた時期とか、見てきた時代が一緒なのは大きいかな」と満島が語ると、二宮も「それはめちゃくちゃ大きいよね」と続く。さらに満島から「グループの中で(イメージカラー的な)色とかあった?」と尋ねられた二宮の答えは「黄色」。思わず「⼀緒だ!」と大盛り上がりの二人は「黄色の人って黄色っぽい性格」「ジャニーズでは黄色担当の人がお芝居をすることが多い」といった「黄色話」に花を咲かせる場面も。
さらに三木監督も「撮影の初日も、初手からのなじみ具合が、何の違和感もなかった」と二人の共演の印象を語る。これには、満島が「確かに。なんのストレスもなかった」と深くうなずき、二宮も「もちろん他の人がストレスというわけではないですが、今回はしっくりきたんですよね」と振り返った。
その後も小手伸也、かまいたち、武田鉄矢など、次々と登場する個性豊かな共演者たちとのエピソードや、セットやロケ地などのこだわりポイント、監督激推しの劇中衣装の話や、撮影の技術的なポイントなど、その話題は多岐にわたり、本作をあらためて見返したくなるような裏話を続々と披露する三人。
本作の撮影は2021年3月から5月にかけて行われたが、二宮が「コロナが流行ってから、打ち上げというものがなくなったので、今日みたいな会はありがたい。本来、打ち上げでは撮影の思い出とか、愚痴とか、笑い話とかをするんですけど、この映画では我々も打ち上げができなかったから」と語ると、三木監督も「今日はプチ打ち上げという感じですね」とにっこり。その言葉通り、終始、懐かしそうな様子で、和気あいあいと語り合う三人の姿が印象的な収録となった。
プレミアム・エディションには「ビジュアルコメンタリー 二宮和也×満島ひかり×三木孝浩監督」の他に、約42分の「メイキング」や、劇場公開時に⾏われたジャパンプレミアをはじめとする「イベント映像集」など、合計230分を超える映像特典が収録されているほか、初回仕様の封入特典には、二宮とタングのビジュアルが描かれたペーパースタンドや、プレミアム・エディション用に⼀からデザインされた32ページのブックレット、また108ページに及ぶ本編の絵コンテが封入されるなど、ファン必見の豪華特典が満載だ。
商品情報
「TANG タング」
2023年1月6日(金)デジタルレンタル、ブルーレイ&DVD発売、レンタル開始!
■【初回仕様】「TANG タング ブルーレイ プレミアム・エディション」(2枚組)/¥7,990(税込)
※特典ディスクの仕様はブルーレイです。
<特典ディスク>
映像特典内容(予定):
・ビジュアルコメンタリー 二宮和也×満島ひかり×三木孝浩監督(約115分)
・メイキング(約42分)
・イベント映像集(約75分)
ジャパンプレミア、公開直前イベント、初日舞台挨拶、夏だ!映画だ!タング祭り!、大ヒット記念舞台挨拶イベント
・予告編集
超特報、特報
<初回仕様>
・ペーパースタンド
・ボーナスディスク
・ブックレット(32P)
・絵コンテ(108P)
・アウターケース
■【初回仕様】「TANG タング DVD プレミアム・エディション」(2枚組)/¥6,980(税込)
※映像特典及び封入特典はブルーレイプレミアム・エディション(2枚組)と同じ内容になります。 なお、特典ディスクの仕様はDVDです。
■「TANG タング DVD」/¥4,980(税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/tang-movie/
この記事の写真
Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install
c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo
©2022映画「TANG」製作委員会