12月20日(火)より配信されるNetflix映画「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」のキービジュアルが公開され、原作者・鈴木央からのコメントが到着した。
本作は、“大罪”シリーズの主人公・メリオダスと、その妻・エリザベスの息子・トリスタンが両親から受け継いだ“大きな力”と向き合いながら、家族を守るために戦いに挑む冒険ファンタジー。
「七つの大罪」の舞台は、人間と魔神族・女神族・妖精族・巨人族が混在した古の時代。主人公メリオダスが、大国・リオネス王国の平和を取り戻すべく、かつて共に戦った仲間〈七つの大罪〉を探しながら邪悪な脅威と戦う物語だ。そして「七つの大罪」とストーリーが直結する本作は、メリオダスらが平穏を取り戻した14年後の世界が舞台となる。
解禁されたキービジュアルには、主人公の座を引き継いだトリスタンが、呪術によって苦しめられる母・エリザベスを救うため、剣を手にして脅威に立ち向かうたくましい姿が。そんなトリスタンの背中を預かるのは、本作から登場する新キャラクターでトリスタンの相棒となる妖精。壮大な“大罪サーガ”の次世代を担う彼らがどのような戦いを見せるのか、注目が集まる。
さらに、これまで最前線で戦ってきたメリオダスも、息子の戦いと苦しむエリザベスを案ずるように描かれる。そんな彼らをあざ笑うかのように見下ろすのは、かつてメリオダスらと共にリオネス王国を“守る側”の聖騎士だったデスピアス。戦いの舞台となるエジンバラ城と無数の兵士が醸し出す不気味さが、昔、尊敬する上官を魔神族に殺されたことなどから人間以外の種族に怨みを抱いているデスピアスの心の闇を物語っている。
原作者・鈴木央は「実は、もともとアーサー王伝説を自分なりの物語にして描きたかったんです。アーサー王で活躍するトリスタンたちの父親の話を前日譚としてまずやろうと『七つの大罪』を作ったので、前日譚をやってメインの物語(本作以降の物語)を作らない選択肢はありませんでした」と。続けて「新人の頃からファンタジー作品をやりたくて、(「七つの大罪」は)技術が伴ってやっと描けるようになったかなって頃に始めた連載なので、一番思い出深い作品です」と、あらためて作品への思いを吐露する。
また、「本作はこれまでのシリーズと(現在連載中の)「黙示録の四騎士」の間を埋める重要な物語になっています」と解説し、“大罪”ファンであれば絶対に見逃すことができない作品であると言及。イラスト監修を務めたキービジュアルについても「とにかくカッコいいビジュアルがよかったのでこだわり抜きました。出来上がったものにはとても満足しています!」と自信をのぞかせている。
キャストは、主人公のトリスタン役に村瀬歩。さらにメリオダス役の梶裕貴、エリザベス役の雨宮天、そしてデスピアス役の阿座上洋平ら“大罪メンバー”声優陣が名を連ね、新キャラクターの妖精役は内山昂輝が務めるなど、超大作のメインストーリーを彩るにふさわしい豪華キャストが集結した。
作品情報
Netflix映画「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」
2022年12月20日(火)より独占配信
〈キャスト〉
トリスタン:村瀬歩
妖精:内山昂輝
メリオダス:梶裕貴
エリザベス:雨宮天
バン:鈴木達央
ディアンヌ:悠木碧
キング:福山潤
ゴウセル:髙木裕平
トリスタン(少年期):小松未可子
デスピアス:阿座上洋平
プリースト:興津和幸
タイロン:徳留慎乃佑
ミニカ:小市眞琴
クルミル:下地紫野
〈スタッフ〉
原作:鈴木央『七つの大罪』(講談社「週刊少年マガジン」)
総監督:阿部記之
監督:ボブ白旗
脚本:池田臨太郎
主題歌:SawanoHiroyuki[nZk]:XAI「LEMONADE」
音楽:KOHTA YAMAMOTO・澤野弘之
制作:Alfred Imageworks × Marvy Jack