仲野太賀主演ドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時)の第8話(12月17日(土)放送)に、記憶喪失の男・砂田役で鈴木浩介がゲスト出演する。
テレビ朝日初となる“本格シットコム”土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』。主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)という俊英が集結し、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に放つ、限られた空間での30分間ノンストップの群像劇だ。
斬新さとノスタルジーが共存した「虹の屋」の本格セットを舞台に、実際に観客を入れてその目の前で“ほぼ本番一発勝負”の演技を続けていくという、他に類を見ない“ドラマ版ファーストテイク”とも呼べる新感覚ドラマでもある。
12月17日(土)放送の第8話では、専務となった権力をフルに利用し、サウナを建設したり、宴会場をボルダリング施設にリフォームしようとしたりと、やりたい放題の柿丘哲郎(仲野)。その暴君ぶりに、「虹の屋」はギスギスとした雰囲気に。
そんな中、浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)に保護された記憶喪失の男・砂田(鈴木浩介)。なぜか彼は、「虹の屋」の過去のある出来事を鮮明に覚えており、しかも、寺門・ルーシー・数子(市川実日子)に好意を寄せていた。
やがて、哲郎がやってくる前の、宿泊客との距離感も近い、ほのぼのとした「虹の屋」を浅月桃代(檀れい)ら一同は懐古して盛り上がるが、その様子を見た哲郎は…。凛吾郎だけは哲郎のあるウソを見抜くも、衝撃的なラストが待ち受ける。
第8話のゲストには、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や金子脚本作品『コントが始まる』などのドラマ、舞台に映画と多彩に活躍する鈴木浩介が参戦。鈴木は、「不思議な感じでした。ドラマと舞台の間みたいな感じで」と撮影の感想を語っている。
なお、そんな鈴木が扮するミステリアスな記憶喪失の男・砂田は、12月24日(土)放送の最終回にも登場。重要な役回りを果たすという砂田の動向にも注目だ。
第8話あらすじ
「虹の屋」のフロントでクリスマスの飾りつけをしている梅越一二四(柄本明)。その傍らで、寺門・ルーシー・数子(市川実日子)と浮野奏太(KAƵMA)は、相変わらずUNOに興じている。そこに、社長との話し合いに出かけていた浅月桃代(檀れい)と影島駿作(要潤)が帰ってくる。2人は、無理やりサウナを作り、熱波師の資格を持つ闇金業者・澤田弥勒(松川尚瑠輝)を旅館で働かせたり、従業員の給料を削減するなど、やりたい放題の専務・柿丘哲郎(仲野太賀)の暴走を止めるよう社長に頼むが、その願いはかなわずで…。梅越を筆頭に哲郎への愚痴は止まらず、今年中に「虹の屋」を出ていくと宣言しているルーシーに続いて、浮野まで旅館を辞めることを計画する。
やがて、釣りに出かけていた浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)が帰ってくるが、持って帰ってきたのは《魚》ではなく意識を失った《人》。上下黒のスーツに身を包み、びしょ濡れで砂浜に倒れていた男(鈴木浩介)を拾ってきたのだが、意識を取り戻した男は英語で話し出したことから、影島は過去にイギリスの海岸で記憶喪失の男が見つかった話を持ち出し、《ピアノマン》ではないかと推測。桃代は警察に届けた方がいいと助言するが、哲郎は本当に《ピアノマン》ならば手厚い保護をした方が「虹の屋」のPRになると譲らない。やがて、男は流ちょうな日本語で語りだすが、かすかな記憶の中で「虹の屋」の過去の出来事を鮮明に覚えていて…。まさか、元従業員!? やがて、記憶を取り戻した男・砂田の真の正体とは――? そして、哲郎はまたもや、誰もが予期せぬ行動に出る。
番組情報
『ジャパニーズスタイル』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時30分〜深夜0時
番組公式Twitter:https://twitter.com/JPN_style_ex
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/jpn_style_ex/