2月24日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日 深夜0時50分〜深夜1時20分)に、斎藤司(トレンディエンジェル)が教師役で登場。生徒に岡田紗佳、武元唯衣(櫻坂46)らを迎え、「リーマン・ショックから学ぶ投資でしくじらないための授業」を行った。
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授する、反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
2月24日の放送では、お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が登壇。世界中を大不況に陥れたリーマン・ショックを教材に、「リーマン・ショックから学ぶ投資でしくじらないための授業」を行った。
開口一番、「まずは授業に出ているみなさまと視聴者の方に言いたい。おめでとうございます!」とあいさつし、「今回のテーマはこれから(の時代)を生き抜いていくための参考になる、見てよかったなと思っていただける授業です。間違いない!」と自信満々に宣言した斎藤。
というのも現在、日本では投資をする人が急増。しかしその一方で、いわゆるコロナショックの際に個人投資家の大半が資産を減らした、というデータも存在するとのこと。実は、斎藤自身も『M-1グランプリ』優勝後に投資を始め、吉村崇(平成ノブシコブシ)らに教えてもらいながら株や暗号資産に手を出したところ、資産を半分ぐらいに減らしたこともあると激白する。
そこで今回、斎藤は投資を知る上で大切な教訓が詰まっているというリーマン・ショックの経緯をたどりながら、“投資でしくじる人の典型的な特徴”について講義した。
そもそもリーマン・ショックとは2008年、アメリカの大手投資銀行・リーマン・ブラザーズの破綻により、世界全体で138兆円ともいわれる大きな損失を出した世界的大不況のこと。斎藤によると、その背景にあったのは2000年代、アメリカ政府が景気対策の一環として打ち出した持ち家を推奨する政策と、それにより生み出された住宅バブルともいうべき状況だ。
このとき新たに誕生した低所得者向けの住宅ローン「サブプライムローン」に大きなお金儲けの匂いを感じとったリーマン・ブラザーズは、住宅ローン会社からローンを受け取る権利を買い取り、高い利息が戻ってくる“儲かる権利”を投資家たちに小分けにして販売。その手数料で大儲けしようとしていたと解説した。
彼らは一流企業などへの手堅い投資とサブプライムローン債権を抱き合わせ、“絶対にしくじらない超安全パック”ともいうべき福袋形式の商品として売り出したのだが、斎藤はこれを“売れっ子芸人たちの中に無名の芸人が混ざっているお笑いライブ”に例えて説明。生徒として授業を聞いていた武元唯衣は、「すごい分かりやすい!」とうなずいていた。
そんな絶対にしくじらない超安全パックは、投資商品を格付けする会社が“AAA”という最高評価をつけたことで爆発的に売れ、中にはサブプライムローンが入っていることに気づかないまま、福袋形式の商品に乗っかる投資家もいたのだとか。斎藤は、そこに“投資でしくじる人の特徴”が潜んでいると指摘する。
その後の授業では、アメリカの住宅バブルが崩壊するまでの流れを振り返りながら、投資でしくじりがちな人の特徴をさらに紹介。世界経済を大混乱させたリーマン・ショックの顛末を語った。
地上波放送直後から配信を行っているABEMAでは、今回の斎藤の授業を見逃し配信中。さらに、3月3日(金)に配信される斎藤による授業の後編では、リーマン・ショックが日本の芸能界に与えた意外な影響を解説する。
番組情報
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
テレビ朝日
毎月第4金曜 深夜0時50分~1時20分
ABEMA
毎月第1〜3金曜 午後9時〜9時30分
第4金曜 地上波放送終了後〜
番組公式Twitter:https://twitter.com/shikuzirit
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/shikujiri_official/