3月31日(金)の『金曜ロードショー』(日本テレビ系 午後9時~)は、「くまのプーさん」を実写映画化した「プーと大人になった僕」を地上波初放送する。
「くまのプーさん」はA.A.ミルンが息子のクリストファー・ロビンのために書いた短編集として1926年に出版され、今もなお史上最も人気の高い児童書の一つとして、世代を超えて世界中の人々を魅了している。ウォルト・ディズニーは娘が夢中になっていた、少年クリストファー・ロビンとプーさんの物語の映画化を考え、1966年に短編映画「プーさんとはちみつ」を発表。1968年に発表した「プーさんと大あらし」は米アカデミー賞・短編賞を受賞した。
この映画の魅力は、大人も癒やされる“クリストファー・ロビンとプーさんの友情物語”。舞台はロンドン。かつて“100エーカーの森”で、プーさんや森の仲間たちと友情を育んだ少年クリストファー・ロビン。数年後、大人になったクリストファー・ロビンは、働いている会社で大きな難題を抱え、仕事中心の忙しい日々の中、家族との一緒の時間が持てないことを悩んでいた。
どうにもこうにも行かなくなった時、大人のクリストファー・ロビンの前に現れたのは、かつての親友・プー。奇跡の再会に戸惑い、プーに翻弄されながらも、懐かしい日々を感じるクリストファー・ロビンだったが、仕事に戻らなければいけないことを思い出し、急いでロンドンに戻る。しかし、森に仕事の重要な書類を忘れてしまう。
プーと森の仲間たちは、親友クリストファー・ロビンの書類を届けるため、娘のマデリンの力を借りロンドンへと飛び出す。大人になったクリストファー・ロビンが、親友プーとの奇跡の再会を通して、本当に「大切なモノ」に気づいていく感動の物語となっている。
今作でクリストファー・ロビンの吹替を務めたのは堺雅人。アニメーションの吹替は何度か経験があったものの、実写の吹替は今作が初めてのことで、演じていてとても考えさせられるプーのせりふがいくつもあったという。日々の生活に葛藤する、堺演じるクリストファー・ロビンにも注目だ。
番組情報
『金曜ロードショー』
「プーと大人になった僕」
日本テレビ系
2023年3月31日(金)午後9時~11時9分
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