3月11日(土)に放送される特番『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP“いのち”』(TBS系 午後2時~3時54分)のナレーターに富田望生が決定した。
福島県いわき市出身の富田は小学5年生のときに被災。地震発生時は校内の廊下にいたが、激しい揺れで教室の机の下に隠れた。同居していた曾祖母が倒れた建物や家具の下敷きになっていないか心配になり、その場で泣き出してしまったという。
自宅は津波の被害を免れ曾祖母も無事だったが、2人で強い余震におびえながら停電のため真っ暗な部屋で一夜を過ごした。翌日、福島第一原子力発電所で爆発が起きたことを知り、子ども心にとにかく大変なことが起きたと感じたという。
その後、震災の影響で親族と共に東京へ移住。地元の友人と離れ離れになり前向きになれない日々が続く中、自分を変えるきっかけになればと俳優を目指すことになった。今回、自らの人生を変えた震災への思いをナレーションに込めて“いのち”の物語を伝えていく。
富田望生 コメント
このたび、ナレーターを担当させていただくことになりました。故郷と向き合う皆さまと、歩幅を合わせて大切に読ませていただきます。
番組情報
『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP“いのち”』
TBS系
2023年3月11日(土)午後2時~3時54分
プロジェクト公式HP:https://www.tbs.co.jp/311tsunagu-tsunagaru/
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