今年デビュー10周年イヤーとなるGENERATIONSが、3月21日(火・祝)に活動報告記者会見を開催した。
3月25日(土)には10周年記念ツアー「GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”」が、ついに開幕するGENERATIONS。3月21日(火・祝)に開催された会見では、10周年という節目を迎えた彼らが、今後の活動指針(スローガン)を発表した。
会見では、まずリーダーの白濱亜嵐が「僕たちGENERATIONSが10周年を迎えまして、今週末からライブツアーが始まるのですが、その前に活動指針を発表していいスタートを切れたらなという思いと、今日がめちゃめちゃ運がいい日っていうのもあって、みんなで今日会見を開催することを決めました」と経緯を説明。
そんな気になるGENERATIONSの今後の活動指針は、「集まれ! 騒げ! 繋がれ!」。白濱の自筆という活動方針が書かれたフリップを手に、「EXILEが2011年から“日本を元気に”という活動指針を元に活動していたのですが、僕たちも10周年を迎え、新たに走り出していくとなった時に、GENERATIONSのエンターテインメントで皆さんを集め、騒がし、繋がっていきたいなと。そういう思いの元、これを掲げさせてもらいました」とその意図を語る。
数原龍友も「そういう思いもあり、今年はたくさんフェスに出ようとみんなで決めました。既にいくつかフェスに出演させていただいたのですが、まだまだ出演が控えているので。実際そういうフェスに出てみると、僕らのパフォーマンスを初めて見たという方がたくさんいらっしゃいますし、若手の皆さんと一緒にパフォーマンスすると燃えるものがある。武者修行のような気持ちで、全国各地でフェスに出演していけたら」と熱く意気込んだ。
その言葉通り、早速4~5月も全国各地でライブやフェスの予定が盛りだくさんの彼らだが、“地方創生”も目指していくという。これについて、小森隼は「今年はLDHとW TOKYOさんでパートナーシップを組み、先日は福井県鯖江市にある鯖江高校の卒業式にサプライズで行かせていただいたり、EXILEのTETSUYAさんと和歌山のワークショップに行かせていただいたり…。このようにメンバーがさまざまな形で全国各地に行かせていただくので、皆さまと繋がれる機会がどんどん増えていくのかなと思っています」と笑顔を浮かべた。
今週末よりスタートするツアーについても触れ、「昨年もアリーナツアーをやらせていただいたのですが、今回もアリーナツアーということで、皆さんとより近い距離で、まさに“集まって騒いで繋がりたい”という思いでやらせていただきます」と中務裕太。
また、ライブの開催、そして“声出し”が可能になったことも、彼らに大きな喜びをもたらすのだという。佐野玲於は「皆さまから歓声でエネルギーをいただき、それを僕らがパフォーマンスでお返しする、そういった空間にできればいいなと。あと、みんなで集まって騒ぐことによってストレス発散になりますし、思い出になり、いろんな人たちと繋がり…と、エンタメを届ける身としてはライブというのはすごくいい空間」と思いを。
続けて「あと、実は今日は“太陽の日”とも呼ばれたりしていますが、EXILEは『Rising Sun』という楽曲とともに“日本を元気に”と活動されてきた。デビューから10年経った今、自分たちがEXILEの意志を受け継ぐ…じゃないですけど、そういった意味も込めて“今日(活動指針を)発表できたらいいよね”という話をみんなでしていたので、今日このような場を設けることができて光栄です」と偉大な先輩への憧れも語った。
そして、アリーナツアーは現在、長野・愛知・東京・大阪の8公演が発表されているが、もっともっと全国を回ると明かした彼ら。小森は「場所や日程など具体的なことはまだ発表できないのですが、より多くの方に会いに行き、繋がるというのをテーマにまだまだ10周年を駆け抜けていきたいと思っております。ライブの他にも、ファンクラブ限定のイベントがあったり、本当により多くの方とたくさん騒いでいけたら」と笑顔を見せた。
また、10周年イヤーに当たって、グループのロゴも一新。これについて、片寄涼太は「玲於の話にもあったように、やはり僕らにとってEXILEの存在っていうのは欠かせないもので。なので、EXILEのロゴを制作されていたりと、その哲学を理解されているアートディレクターの溝口(基樹)さんという方に、今回ロゴの制作を依頼させていただきました」と。
「すごくカラフルに仕上がっているのですが、多様性であったり、それぞれの個性を尊重する新しい時代が始まっている中で、僕らメンバーをはじめ、ファンの方々1人ひとりのカラーが集まって、日本の未来に繋がっていくような。そういったイメージで、このロゴを制作させていただきました」と込めた思いを口にした。
質疑応答のコーナーでは、記者から「個人的な今後の目標」を問う質問が。これに対し、「10周年なので、とにかくGENERATIONSをもっと盛り上げていきたい。何を考えるにもまず GENERATIONSだったら何ができるかな、ということを念頭に考えながら活動をしていきたい」(白濱)、「自分の歌声をたくさんの方に届けたいという思いもありますが、今はすべてがイコールでGENERATIONSに繋がる思考になっている。GENERATIONSをもっとたくさんの方に知ってもらいたい」(数原)と。
続けて「どんな時もこの活動指針を忘れず、日本中の多くの方にあのお会いして、さまざまな方々の味方であれるような人であり、グループを目指していけたら」(片寄)、「僕(佐野)と小森は17歳の時にデビューをして、今が27才。最年長(関口メンディー)もまだ32才と、GENERATIONSは若いグループ。まだまだ自分たちには時間がありますし、できることがたくさんあるので、今一度原点回帰して頑張りたい」(佐野)とコメント。
「LDHのLove・Dream・Happinessというのをあらためて解釈した僕たちのこのスローガンの上で、僕らがまずポジティブに前を向きながら、たくさんの方に出会っていけたら」(小森)、「僕はEXPGというLDHが経営しているダンススクールにも関わらせていただいているのですが、GENERATIONSの活動を通して、これからの日本をつないでいく大切な子供たちや若い世代の夢になれたら」(中務)とそれぞれが真摯に答えていく。
そんな中、関口からは「僕のGENERATIONSにおける役割としては、広告塔といいますか、人目に触れていくがすごく大事だと思っているので、露出を増やすという意味でCM王になりたいです!」とユニークな回答を発し、会場を笑いを包んだ。
また、今日は「WBC」準決勝での日本の大逆転劇が列島を湧かせているが、関口と数原は先日開催された東京ドームでの試合の直後、観戦帰りに街頭インタビューされたことが話題を呼んでいる。数原は「むしろ自分たちから出たよね(笑)」と明かしつつ、「今日もずっと朝から準備しながら野球中継をみんなで見ていたのですが、 侍ジャパンの皆さんにすごく勇気をもらいました」と。
「ぜひ優勝目指して頑張っていただきたいですし、その思いを、今度は僕たちが音楽としていろんな方に届けていきたい。侍ジャパンの皆さん、連日の試合になると思いますが、ぜひ頑張ってください!」と明日の決勝に向けてエールを贈った。
最後は、白濱が「10周年を迎えて、もっともっと加速していきたいなと思ってますし。僕たちGENERATIONSが日本中を集めて、日本中で騒いで、 日本中を繋いでいく。とにかく日本を明るく景気良くしていきたいなと思っております。これからも温かくGENERATIONSを見守ってもらえるとうれしいです!」と元気にあいさつ。和やかな雰囲気で、会見は締めくくられた。
GENERATIONS公式サイト:https://m.tribe-m.jp/artist/index/37