飯沼愛、幸澤沙良に続く“女優の原石”を発掘する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_season3』」のファイナリスト9人が決定。ファイナリスト9人と本プロジェクト総合プロデューサー・秋元康が囲み取材に応じた。
幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲などさまざまなエンターテインメントを手掛けてきた秋元康、そしてTBSがタッグを組んで実施している2020年にTBSで発足した、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」。TBSからは人気ドラマ『半沢直樹』『マイファミリー』『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『ユニコーンに乗って』『クロサギ』ほか数々のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、デビューまでを全面的にサポートしていく。
このたび、season3のファイナリストに、間鍋春希(まなべ・はるき/19歳・東京都出身)、坂本彩(さかもと・あや/15歳・宮崎県出身)、和多田萌衣(わただ・もえ/18歳・滋賀県出身)、安藤帆花(あんどう・ほのか/18歳・滋賀県出身)、宮治果緒(みやじ・かお/19歳・愛知県出身)、栗原一菜(くりはら・かずな/16歳・愛知県出身)、大和奈央(やまと・なお/16歳・徳島県出身)、樋口琴美(ひぐち・ことみ/17歳・北海道出身)、岸本小雪(きしもと・こゆき/17歳・沖縄県出身)の9人が決定した。
season3でTBSドラマ主演デビューを懸けて戦うことになるファイナリスト9人は、北は北海道から南は沖縄まで全国から集まり、最年少は15歳、最年長は19歳。オーディション審査員を務めた秋元康も「非常にバラエティに富んだメンバー」と言うほど、多彩な原石たちがそろった。オーディション番組開始から約半年でTBSドラマ主演デビューというシンデレラストーリーの主人公となる、飯沼愛、幸澤沙良に続く3代目グランプリは誰になるのか。
秋元康
◆3回目の開催となりましたが、今回のオーディションはいかがでしたか?
秋元:そうですね。1回目、2回目を見て、それで応募してくださった方も多かったと思うので、その分、夢が近づいたじゃないかと思うんですね。ですから、今までだったら「私には無理だ」「私には縁がない」と、諦めてしまったような内気な人たちも参加してくれたんじゃないかなと思いました。
◆ファイナリストを決めるのは難航したのでしょうか?
秋元:僕らは何か特別な目利きなわけでもないですし、全てが分かるわけでもないので、誰がダイヤモンドなのかは分からない。なので、「ダイヤモンドの原石はどれなんだろう」って、僕よりも先に審査をしてくれた皆さんも、今日3次審査に臨んだメンバーもみんないろいろ悩みながら考えながら、今までの経験による勘とか、いろんなものを総動員して、選んでいったと思います。
◆今回のファイナリストの印象はいかがですか?
秋元:面白かったですね。アイドルのオーディションと大きく違うのは、やっぱりアイドルのオーディションっていうのは、フォーマットが決まってるというか、多分みんな目指す方向が分かりやすいんだと思うんですよね。 だけども、女優というのはどうやってなったらいいか、どういう魅力がある人が女優になれるのか、というのはなかなか分かりにくいですよね。そこには、脚本があったり、演出があったり、ドラマとしてのチャンスや、映画としてのチャンスがあった時に成立するので、そういう意味では、自分でもどうアピールしていいか分からないという、その戸惑いが新鮮に映りました。
◆審査する上で特に重視したポイントはありますか?
秋元:今回特にそれぞれの審査員の方が多分、自分の経験や勘から、ぶつからなかったんだと思うんです。だから、総合してみると、点数が非常に全員が僅差だったんですよね。それだけ、バラエティーに富んだメンバーが残ったと思います。
◆ファイナリストの皆さんにエールをお願いします。
秋元:ここはまだスタートなので。そして、僕らが正解を持ってるわけではないので、皆さんが自分がやることが正解。自分がこう女優としてやっていくことが正解なんだと、自分の中に正解はあると思って頑張ってください。