月曜プレミア8『さすらい署長 風間昭平スペシャル 富士山河口湖殺人事件』(テレビ東京系 午後8時~9時54分)が、4月24日(月)に放送。主演を務める北大路欣也、新たに出演が発表された戸塚祥太(A.B.C-Z)よりコメントが到着した。
『さすらい署長』は北大路欣也主演の人気シリーズ。全国各地の警察署を渡り歩き、ワンポイントリリーフの警察署長を務めている風間昭平(北大路)が、警察内部から“さすらい署長”と陰口を叩かれながらも、赴任先で数々の難事件を解決していくヒューマンミステリーだ。
2003年の第1作から20周年の節目となる本作の舞台は、霊峰富士に抱かれた山梨県・富士五湖周辺。連続殺人事件の真相を突き止めるべく、美しい景色の中をさすらい署長が奔走する。
毎回豪華な顔ぶれで送る本シリーズ。第16弾となる今回も、いま注目の若手人気俳優から実力派バイプレーヤーまで豪華キャストが集結した。地元有力者のパーティーに招待された風間が市議会議員に紹介されたITコンサル会社社長・笠松瑛太役に、戸塚祥太(A.B.C-Z)が決定。「山梨の坂本龍馬」と評価されるほど周囲からの信頼も厚い、聡明な若手経営者を演じる。
新たな赴任先・富士中央署に所属するメンバーには、自己肯定感が低い若手刑事・松島翔太役の三浦獠太、検挙率No.1だがとっつきにくい敏腕刑事課長・安藤光役の山田純大、小さな事件が大好きな叩き上げのベテラン刑事・飯塚五郎役の田中要次。
さらにひょんなことから風間が出会う山梨県水産技術センター客員教授・西岡秀美役の黒谷友香、地元を牛耳る衆議院議員・松平太一郎役の平泉成が『さすらい署長』最新作を彩る。その他、石垣佑磨、中本賢、斉藤暁、石倉三郎、なべおさみが出演。
なお新作の放送を前に、4月23日(日)午後2時から日曜ミステリー枠にて『さすらい署長 風間昭平スペシャル 塩谷岬いわき殺人事件』(関東ローカル)の再放送も決定している。
北大路、戸塚、山鹿達也プロデューサーのコメントは以下掲載。
北大路欣也(風間昭平役)コメント
毎回訪れる土地が違うので、いろんな出来事がありますが、今回は富士山河口湖という素晴らしい自然の中で、「何かを裁く」「警察」という雰囲気よりは、その間を取り持って、いい方向に向かってみんなが進めるような仕事をしているという雰囲気です。ワンポイントリリーフなので、そういった時に駆り出される、物事を臨機応変に解決できる、ある才能を持っている主人公・風間昭平という感じです。どんな大きな事件でも小さな事件でも全身全霊で輪を組んで取り組むというのが風間昭平のテーマです。事件というものは、大きいものも小さいものも我々の周りにありますが、それを皆さん感じながら毎日生きています。しかし、それに直接的に触れ合うのは警察という職業で、その覚悟は署長をはじめ、刑事さんたち皆が思っています。美しい富士山の大自然の中で、もし自然を汚すような事件が起こってしまったら申し訳ない、今回のせりふの中でもありますが、「我々日本人のふるさとである」という思いがあるので、毎日ロケで富士山の美しい姿・情景を見ながらこのドラマを進行しました。物語は事件を解決するというテーマですが、そういう大自然に我々は放り出されている、その大自然の中でそれぞれの思いを持って生きているんだと思います。
今回の『さすらい署長 風間昭平スペシャル』は富士山の河口湖でいろいろな事件が起こります。それに向かって私たち良き仲間が果敢に攻めるのではなく、挑戦していろんな出来事をまとめていきたいという情熱を持って、みんなでこの作品を作り上げました。きっと楽しんでいただけると思います。
戸塚祥太(笠松瑛太役)コメント
まずはこれだけの歴史のある作品に自分が参加できたことが大変光栄に思っております。北大路さんは本当に懐の深い方で、自分の演技を受けてくださりました。また共演者の方々やスタッフさん、作品との向き合い方など、北大路さんのすべての立ち振る舞いにすごく勉強になるものがありました。
印象に残っているシーンで言うと、どのシーンを撮っていても富士山がすごくキレイに見えています。各シーンの至るところにキレイな富士山が見えていると思いますし、河口湖のすぐ近くでの撮影もあったので、さざ波の音であったり自然の画や音を楽しんでいただけたらと思います。
大人のミステリー作品で、物語の最後まで目が離せない展開の連続になっています。僕自身の活躍ももちろんですが、物語全体でしっかり楽しんでいただけたらと思います。
テレビ東京 制作局ドラマ室 山鹿達也プロデューサーコメント
2003年に第1作が放送されて今作で20年。『さすらい署長』シリーズの魅力は、北大路欣也さん演じる風間署長が風光明媚な自然と地元の人たちと触れ合い、難事件を解決する謎解きだけでなく、その裏にある人間の業に迫るヒューマンドラマにあります。今回は富士山の麓、山梨県河口湖に赴任した風間署長が、不可解な連続殺人事件の裏に隠された人間ドラマをひもといていきます。風間署長が変化をもたらす地元刑事たちの群像劇と事件の謎解き、そして人間ドラマを、美しい富士山とともに楽しんでいただけたらと思います。北大路さんは晴れ男で、撮影中は見事な富士山が顔を出しました。お楽しみに。
あらすじ
全国各地の警察署を渡り歩き、ワンポイントリリーフの警察署長を務めている風間昭平(北大路欣也)は山梨県・富士中央署に赴任し、河口湖で女性の遺体を発見する。制服姿の遺体の首には索条痕があり、殺しとみて間違いない。爪には皮膚片が残っていた。
一方、管轄内ではパトカーに墨汁をかけられる事件が頻発。飯塚五郎(田中要次)と新人の松島翔太(三浦獠太)が捜査に当たっていたが、殺しの捜査に意気込む課長・安藤光(山田純大)は、松島以外を全員投入するという。そこで風間は「松島の相棒になる」と自ら手を挙げる。そんなある日、地元の有力者たちのパーティーに招待された風間は、市議会議員・瀬川雄一郎(なべおさみ)からITコンサル会社社長・笠松瑛太(戸塚祥太)を紹介される。だがその時、風間は瀬川の手の甲に引っ掻き傷があることに気づく。やがて第2の殺人事件が起こり、その背後には、人工都市を創るプロジェクト“富士スマートシティ構想”が関係していたことが判明し…。
番組情報
月曜プレミア8『さすらい署長 風間昭平スペシャル 富士山河口湖殺人事件』
テレビ東京系
2023年4月24日(月)午後8時~9時54分
出演:北大路欣也 戸塚祥太(A.B.C-Z) 三浦獠太 山田純大 田中要次 石垣佑磨
中本賢 黒谷友香 斉藤暁 石倉三郎 なべおさみ 平泉成
原案:中津文彦「さすらい署長・風間昭平」シリーズ(光文社文庫刊)
脚本:森下直
監督:村松弘之
音楽:濱田貴司
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)、佐野奈緒子(C.A.L)、木村康信(C.A.L)
製作:テレビ東京、BSテレ東、C.A.L
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/premiere8_drama/
©テレビ東京