『ペンディングトレイン』山田裕貴「舞台をやっているような感覚で毎日撮影をしています」「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」合同会見

ドラマ
2023年04月08日

『ペンディングトレイン』

4月8日(土)に「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」と題して、この春スタートするTBSドラマの出演者が集合した合同会見が行われ、金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(4月21日(金)スタート 毎週金曜 午後10時~10時54分)から主演の山田裕貴のほか、赤楚衛二、上白石萌歌、松雪泰子が登壇した。

本作は『恋はつづくよどこまでも』や『着飾る恋には理由があって』など、幅広い世代の女性たちに話題の作品を多数執筆してきた金子ありさによるオリジナルストーリー。いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。乗客たちは突如“日常”を奪われ、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、懸命に生きる人々の姿を描く予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。

主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を演じるのは、本作がGP帯連続ドラマ初主演となる山田裕貴。山田とバディを組むことになる正義感あふれる消防士・白浜優斗役を赤楚衛二、2人と共にこの電車に乗り合わせた心根の優しい高校の体育教師・畑野紗枝役を上白石萌歌が務める。

第1話の放送が近づき、山田が「本当に楽しみですし、たくさんの人にこういうドラマをやっているんだなって知ってもらえたらいいなと思います」と語ると、赤楚も「スタッフ、キャストともに、汗水流して作り上げた作品ですので、楽しみにしていただけたら」と。

上白石も「今日この場に立って、ドラマがいよいよ始まるんだなっていう実感がじわじわと出てきました。私たちはいつも泥んこになりながら撮影を頑張っているので、こうして皆さんにお会いできて、ドラマのことをお話できるのはすごく楽しみ」、松雪も「今までにない作品ですし、ご覧になったら、本当にびっくりする展開が満載なので、今日たくさんの方に知っていただいて、ご覧になっていただけたら、我々もさらに気合を入れて臨むことができます」とあいさつした。

サバイバルミステリーということで、大自然の中で撮影をしている本作。山田は「大変ですけど、電車の一両が突如未来に飛んでしまったところから物語が始まるんですが、僕らキャストだけではなく、乗客の皆さん合わせて46人一体となって撮影をするので、舞台をやっているような感覚で毎日撮影をしています」と現場の様子を紹介。赤楚は「空気がきれいですよね」と語り、山田が「足元が凸凹しているから、こういう平坦なところにいるとね」と投げかけると「逆に歩きづらいですよね(笑)」と笑顔を見せた。

台本を読んだ感想を問われると、上白石が「これを映像化できるのかなってすごく不安に思いました。楽しみよりもドキドキの方が強かったです」と語り、山田が「どこで撮るの!?ってなったよね」と相づち。現場の雰囲気については山田が「和気あいあいとしゃべることもありますが、みんなでやるシーンが多いので、話し合ったりすることのほうが多いですね」と明かした。

虫が苦手という山田と赤楚。撮影中にハプニングがあったようで、山田が「本番になった瞬間に虫が飛んできて全力で避けます」と実演を交えて説明する場面も。

『ペンディングトレイン』

演じる役柄については、赤楚が「正義感を持っている熱い男でして、やまさん(山田)が演じる直哉と正反対な役柄」と語ると、山田が「急に、やまさんって(笑)。初めて呼ばれた」と反応。これに赤楚は「この場がいいかなと(笑)」と山田をあだ名で呼ぶタイミングを計っていたようだった。

高校教師役を演じる上白石は、教師をしている両親からアドバイスをもらったことを明かし、「相談をしながら、先生が言いそうな言葉をリストアップして送ってくれました(笑)。ただそれぞれ過去のシーンは回想で、今のシーンのほうが重要なので、教師のシーンはあまりないんですが、ありがたくいただきました」と裏話を語った。

ここで制作スタッフから注目ポイント3選が明かされ、1つ目の注目ポイントとして「極限状態での人間模様」が挙げられると、山田が「皆さんが普段利用されている電車に乗ったまま未来に飛ばされて、水や食料がない中、どう乗り越えていくのか。実際に、『今日は食べずにやってみよう』『水を飲まずにやってみよう』と、各々チャレンジしながらやっています。水を飲まないのが一番危ないんだなっていうことに気づきました」と語った。

2つ目のポイントは「役作りでのこだわり」。赤楚は「消防士で屈強な男という設定なのですが、僕、肌が白かったので、黒くしようと、日焼けサロンへ6回ほど行きました。ですが、いざ消防士さんに会ったら、思ったほど黒くなくて(笑)。イメージだけでした」と。

上白石は「基本、足場が悪くて、足をくじくことがあったり、いつのまにかアザができていたり。過酷なので、そこはみんなでケアしながら。そのアザは生かしていくくらい、役としてその場にいて、必死な感じが伝わるといいなと思いながらやっています」と明かした。

3つ目のポイントは「リアル電車セット」。山田が「つくばエクスプレスさんが全面協力してくださっていて。本物の駅に、ダイヤとダイヤの間で撮影をしたり。ロケに行けばドローンが2台飛んでいたり、自然をちゃんと生かした作りになっているし、逆にその自然がリアルな世界に僕らを引き込んでくれるというか。もちろんセットもリアルなので、モニターで映像を確認しても、『セットで撮っているよな?』と分からないぐらい、かなり作り込まれています」と裏話を語った。

最後に山田が「現場でも盛り上がっている言葉があって。萌歌ちゃんが演じる紗枝のせりふで『やれるだけやってみよう』っていう言葉があるんですが、それは本当に生きていく中でも大事ですし、僕らもこのドラマでやれるだけ全部やってみようと思うので、たくさんの人にそんな思いが伝わればいいなと思います」と語り、会見を締めくくった。

『ペンディングトレイン』

番組情報

金曜ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』
TBS系
2023年4月21日(金)スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分
※初回15分拡大 午後10時~11時9分

<キャスト>
山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、池田優斗、宮崎秋人、村田秀亮(とろサーモン)、大西礼芳、山口紗弥加、杉本哲太、松雪泰子

<スタッフ>
脚本:金子ありさ(『恋はつづくよどこまでも』『着飾る恋には理由があって』ほか)
主題歌:Official髭男dism「TATTOO」
プロデューサー:宮﨑真佐子、丸山いづみ
編成:吉藤芽衣、平岡紗哉
演出:田中健太、岡本伸吾、加藤尚樹

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/
番組公式Twitter:@p_train823_tbs
番組公式Instagram:@p_train823_tbs

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧