ゼロイチファミリア所属の御寺ゆきが、日本マジックファンデーション The Japan cup 2023年にてRookie of the Yearを受賞。本人からコメントが到着した。
The Japan Cupは、JCMA/Japan Close-up Magicians’ Association(日本クロースアップ・マジシャンズ協会)が、21世紀に日本で活躍したマジシャンを讃えるために、2002年3月21日より毎年3月に実施している催事だ。
初回は21世紀の最初の1年に活躍した人を、2002年3月に表彰。このThe Japan Cupを2101年まで100年間継続することで、21世紀に日本で活躍したマジシャン100名が選ばれることとなり、その100名の名前は、有志が作成したThe Japan Cupトロフィーに刻まれていく。
このたび、Rookie of the Yearを受賞することになった御寺ゆきは、現役のプロマジシャンとして活動しながら多数の雑誌にも出演。人気ゲームを舞台化した「PERSONA5 the Stage」のメインキャスト・高巻杏役に抜擢され、第4弾のファイナルまで出演している。
今回の発表に際して、「女性マジシャンとして史上初の受賞ということで、このような名誉ある賞を頂けたと共に驚きもあります」と語った御寺。喜びや現在の心境から、今後の目標についてもインタビューで語ってくれた。
御寺ゆき インタビュー
◆日本マジックファンデーション The Japan cup 2023年にてRookie of the Year受賞おめでとうございます!
ありがとうございます!! プロマジシャンとして活動し始めて8年、ようやく努力が実ったように感じます。プレゼンテーターを務めて頂いたのは元師匠であるMAGUSさんで、やっと弟子としての役目を果たすことができたんじゃないかなと思います。これまで支えてくださったマジシャンの先輩方や、動いてくれたマネージャーの方々、そしてご声援いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
◆The Japan Cup各賞の受賞者で女性マジシャンが受賞されたのは、第1回開催の2002年以来史上初とのことですが。
長い歴史の中、日本マジックファンデーション The Japan cup開催以来、女性マジシャンとして史上初の受賞ということで、このような名誉ある賞を頂けたと共に驚きもあります。やはり女性マジシャンが少ない業界なんだなと改めて実感しました。
私が今後、女性マジシャンとしてできることはなんだろうと考えさせられました。今後そのことを模索しながら、より一層力を入れていきたいと思います。女性ならではの華やかさを武器にしつつ技術も磨いて、たくさんの方に感動してもらえるような、すてきなマジシャンになりたいと思っています。
◆今後はどのような活動をしていきたいですか?
今まで通り1パフォーマーとしてステージに立ち続けることです! 私自身マジシャンという職業が大好きなのでその魅力を発信することができれば、エンターテインメントを心から楽しんでくれる方が増えるんじゃないかなと思います。他には、MAGUSさんに師事させていただいていた時にイリュージョンを中心にやっていたので独立した今、またイリュージョンをやったり、グループを作って育てたりしたいです。
これからもマジシャン業界を盛り上げていきたいです! そのためにマジシャンとしての私とは別で演技のお仕事もさせて頂いているので、これからも他のさまざまなメディアで活躍していく姿をお見せしていくことで示せると思っています!
◆最後に一言メッセージをお願いします。
いつも応援してくださっている皆様ありがとうございます。私にとって今回の受賞でやっとマジシャンとしてのスタートラインに立てたと思っているので、これからもマジック業界をどんどん盛り上げていきたいと思います! また、私を通してマジックの魅力や不思議なエンターテインメントを発信していけたらなと思います。今後もご注目いただけたらうれしいです!
WEB
The Japan cup 2023:https://nippon-magic-foundation.org/japancup/#winner
御寺ゆきTwitter:https://twitter.com/terachan1220