PSYCHIC FEVERが1st EP発売日に“思い出の地”でイベント開催!「皆さんに愛されるグループを目指して」

音楽
2023年05月18日
PSYCHIC FEVER

剣、中西椋雅、渡邉廉、JIMMY、小波津志、半田龍臣、WEESAというメンバーで構成された7マイクグループ・PSYCHIC FEVER517日に1st EP『PSYCHIC FILE I』をリリースした彼らが、リリース当日、東京・アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキメインステージにて発売記念イベントを行なった。

この会場は、2019年開催の武者修行で最終公演を開催した場所であり、昨年713日にはデビューアルバム『P.C.F』の発売記念イベントも行なった思い出の地”。大雨の中でパフォーマンスした鮮烈のデビューから約1年、晴天の下でのイベント開催となった。

定刻の18時を少し過ぎたころ、爽やかに手を振りながら登場した7人。彼らに会いに訪れた観覧エリア内のファンだけでなく、買い物の途中で足を止めた一般客からも温かな拍手が送られる。そんな中、中西が「こんにちは、PSYCHIC FEVERです!」とあいさつし、イベントがスタートした。

冒頭の自己紹介では、トップバッターの剣が「剣です。お薦めの曲は『アシンメトリー』です! よろしくお願いします!」と言い放ち、他のメンバーも7曲入りEPのお薦め曲を挙げていく流れに。渡邉は、WEESA・JIMMY・渡邉の3人で歌唱した「Highlights」をピックアップ。

半田はメンバー自ら作詞を手掛けた「Nice & Slow」、小波津は同じくメンバーが作詞した「ForEVER」、WEESAEPのリード曲「BAKU BAKU」、中西は「To The Top feat. DVI」を紹介していく。そして、もちろん最後は、JIMMYが振付をしている「Up and Down」のはずが、「うわ、途中聞いてなかった!」と焦るJIMMYが「Highlights」を挙げ、すかさず半田から「相当早い段階から聞いてなかったんですね!?」とツッコミが。

「『PSYCHIC FILE I』は僕らがこれまでの歩んできた道のりを1つに凝縮したような内容になっています。これからもみなさんの人生の中でたくさん流れていたらうれしいです」と真摯に語りかけた小波津も、最後に「甘噛み失礼いたしました」と照れ笑いし、一見クールな雰囲気のPSYCHIC FEVERのお茶目な姿が、オープニングから観客の笑いを誘っていた。

PSYCHIC FEVER

「皆さん、盛り上がる準備はできていますか!?」というWEESAのあおりで始まったライブパートの1曲目は、MVの再生数も絶好調な「BAKU BAKU」。キャッチーなタイトルが目を引く同曲は、ステージ上での輝いている姿と、ステージ裏での努力や葛藤、緊張感というアーティストの二面性を描いたダンスチューンとなっている。

そのため振付も、歌い出しを歌唱するWEESAを囲むように6人が床に座っているところから、立ち上がっていくというドラマティックな展開。小波津が歌唱するサビでは、背中で手を“BAKU BAKU”させる振りで心の内を表現しながらも、堂々たるパフォーマンスで観客を魅了した。

さらに演奏後には半田が先導し、彼らがTikTok用に制作した「BAKU BAKU」のダンスを観客にレクチャー。撮影担当の渡邉はスマートフォンを抱きしめ、「いい思い出ができました!」と笑顔を見せていたが、その練習のために小波津の美しいアカペラに合わせて踊ったぜいたくなひとときも、観客にとっては大切な思い出になったことだろう。

ここからは再びトークタイムへ。事前にファンから届いた質問に答えていくコーナーでは、「デビューイベントから一番変化があったメンバーは誰ですか?」という質問に、「僕?」と問いかける剣。半田が「一番変わってないですよ! ちょっと刈り上げたのは分かりますけど(笑)」とツッコむ場面もありつつ、最終的な回答はデビュー当時のリーゼントヘアが印象的だった渡邉ということに。小波津からの「ビートボックス、うまくなっています」というタレコミを受け、渡邉が即興でビートボックスを披露するサプライズも起こった。

PSYCHIC FEVER

2問目は、海が見えるイベントスペースにちなんで「得意な泳ぎ方は何ですか?」。「ドルフィン。飛び込んでからのコレ(両手をユラユラさせる動き)得意です!」という小波津に対し、「犬かきだったら永遠に泳げます」という渡邉には「かわいい!」の声があふれる。中西が「クロール」、JIMMYが「背泳ぎ」、WEESAが「クロール」と続く一方で、意外にも「あんまり泳ぎが得意じゃない。お恥ずかしい(照)」と明かしたのは剣。半田は「カエルみたいなやつ。平泳ぎ!」と元気いっぱいに答え、後半のライブパートにつないだ。

2曲目に披露されたのは、昨年8月から海外に拠点を移し半年間に渡りタイで活動していた彼らが、タイのアーティスト・DVIとコラボレーションした「To The Top feat. DVI」。WEESAが「To The Topしていきましょう!」と呼びかけると、JIMMYのウィスパーボイスが興奮をあおっていく。しかし、そこに次の曲のイントロが舞い込むと、悲鳴にも似た歓声が上がる。

それもそのはず、7人がイベントのラストナンバーに選んだのは、デビューアルバムのリード曲「Choose One」。特にデビュー当時から応援しているファンにとっては、うれしいサプライズだったことだろう。彼らは「Choose One」と『PSYCHIC FILE I』“1”を高く掲げながら、これからも共に高みを目指して進んでいくことを誓い合い、ライブパートを締めくくった。

PSYCHIC FEVER

その後、人差し指を立てた“1”ポーズで観客と記念撮影をした7人は、デビュー日にやっていた懐かしいポーズでも、メンバーだけの写真を撮影。メンバーを代表して、小波津が「本日、『PSYCHIC FILE I』が無事リリースされまして、6月からは僕たちの初となる単独ライブツアーがスタートいたします。僕たちもとても気合いが入っていますし、『PSYCHIC FILE I』の楽曲たちが目玉になってくると思うので、パフォーマンスを楽しみにしていてください」と語りかける。

またこの日は、スペシャルドキュメンタリー映像『[The documentary]180 days of Heat PSYCHIC FEVER』のリリース日でもあるが、本作は楽しいだけではなかったタイでの生活に完全密着した内容になっている。続けて小波津が、そんな180日間を経てレベルアップした姿をツアーで見せたいと意気込みを伝えた。

最後は、中西の「個性派ぞろいの僕たちですけど、これからも皆さんに愛されるグループを目指して頑張っていきたいと思います。そして、たくさんの夢を皆さんと共にかなえていきたいと思っていますので、引き続き温かい応援をよろしくお願いします」という呼びかけに、7人で一礼。澄み渡る青空に見守られながらステージを終えた。

PSYCHIC FEVER

「BAKU BAKU」Official Music Video

リリース情報

1st EP『PSYCHIC FILE I』
2023年5月17日(水)リリース

初回生産限定盤(CD+BD+24P PHOTO & LYRIC BOOK)4,000円(税込)
初回生産限定盤(CD+DVD+24P PHOTO & LYRIC BOOK)4,000円(税込)
通常盤(CD)1,650円(税込)
購入URL:https://ldh.lnk.to/PSYCHIC_FEVER_0517_CD

[The documentary] 180 days of Heat PSYCHIC FEVER
2023年5月17日(水)深夜0時~配信開始

トランプケース風パッケージ(映像ダウンロードカード)3,850円(税込)
LDH Records Digital Store(ビデオクリップ+限定メッセージ動画)3,300円(税込)

配信URL:https://ldh.lnk.to/PSYCHIC_FEVER_documentary

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