船越英一郎が主演を務める『テイオーの長い休日』(東海テレビ/フジテレビ系 6月3日(土)スタート 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)の主題歌を上野大樹、OPテーマをBeverlyが担当することが決定。さらに、メインビジュアルも解禁された。
本作は、仕事がなくなった偏屈な“2時間ドラマの帝王”が、ある事情を抱えた“女性マネージャー”と共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。
このたび解禁されたポスタービジュアルに登場しているのは、主人公・熱護大五郎と、マネージャーの吉田ゆかりとその子供たちの5人。見る人に親しみやすさを感じてほしい、でも大御所・熱護大五郎の深さや風格も表現するために“カジュアルにはしすぎない”という意図の下、設定されたデザインコンセプトは「ヨーロッパ・ヴィンテージ」。モノクロでまとめられた写真は、“銀幕のスター”といった昭和時代の言葉を思い出させるような重厚な味わいを感じさせる。しかも、そこに登場人物の関係を示す手書きの文字が書き込まれており、「業界の内部資料」のような印象も与える。この“渋カッコいい”ポスターがどのように生まれたのか、その撮影風景に密着したレポートが到着した。
早朝のスタジオ。「おはようございます! よろしくお願いいたします!」と大きな声で丁寧にあいさつをしながら入ってきたのは船越英一郎。カメラマンがシャッターを切り、その画像が確認用モニターに映し出された瞬間に、その場にいたスタッフ一同から「おお…!」と声が漏れる。その表情の深さ、存在感。まさにスターの風格そのもの。また、船越は、撮影したカットのチェックも手を抜かない。「目線の向き、別のパターンも撮らなかった?」「このほほ笑み、もうちょっと違う感じでもう一回撮ろうか」などと細部にもこだわり、撮影をリードしていく。今回のポスターに使われた画像は、そうした船越の“妥協を許さない役者魂”から生み出された至高の1枚だ。
さらに、元敏腕マネージャー・吉田ゆかりを演じる戸田菜穂は、マネージャーの装いとして黒いシックなスーツ姿でカメラの前へ。シャッターが切られるたびにモニターに映し出されたのは、“銀幕の女優”と称するにふさわしいポートレートだ。目線の向きや、手の表情も気にしながら次々とポージング。美しいカットが続く中、熱護との関係性を最も表現していた1枚がポスターに使われている。
吉田家3人の子役たちは、それぞれ見事にキャラクターを表現。中2の長女・陽向(宮下結衣)は学校の制服姿で、熱護の毒舌にも臆しない“元気系”の少女ぶりを見事に表現した。中1の長男・悟(石原颯也)は、コミュニケーションが苦手な役として“いかにも憂鬱そうな”顔つきで撮影。そして小2の次男・理輝を演じる平野絢規は“かわいらしさと賢さ”を備えた役どころをしっかり演じた顔つきを見せた。
船越が演じる熱護を真正面からとらえた深みのあるポートレートをメインとして、全体をモノクロームでまとめあげた、まるで名作映画のポスターのような仕上がり。テーマとなる「おしゃれ」「ポップ」「やさしさ」を体現しつつ、情報量も多く、見る人の期待値が上がるデザインとなっている。なお、JR名古屋駅に直結する地下街で、初回放送に先駆けて5月29日(月)から掲出が決定している。
さらに、本作の主題歌が6月3日(土)にデジタルリリースされるシンガーソングライター・上野大樹の「素顔」、OPテーマがフィリピン出身のシンガーソングライター・Beverlyの「Bumpy」に決定した。
上野大樹は、音楽ストリーミングサービスで総再生8,500万回超えと、Z世代の注目を集め、今年4月にメジャーデビューしたばかりの話題のニューカマー。今回は作品に合わせた書き下ろしの楽曲のため、上野本人が制作サイドと直に打ち合わせをしたという。制作サイドから「傷ついたり、苦境に立たされた登場人物たちが再生に向かう時にその人生をまるごとやさしく包み込む曲」と依頼がある中、主題歌となる「素顔」が完成した。
制作の東海テレビ・松本圭右プロデューサーは「このドラマは偏屈な熱護に振り回されながら周囲の人が自分の大事なものを見つける物語でもあります。『素顔』はまさにそんな岐路に立つ人の背中をやさしく支えてくれるような楽曲です! 上野さんの温もりのある歌声はきっと見てくださる視聴者の皆さまの心も包み込んでくれると思います!」とコメント。ドラマ本編でどのように流れるのか、第1話の放送に注目だ。
そしてBeverlyは、テンポ感のある楽曲とハイトーンボイスで次世代歌姫の呼び声が高い、幅広い世代の注目を集めるアーティストの1人だ。OPテーマは作品の冒頭にかかるため、制作サイドからは「ドラマのワクワクをさらに盛り上げる曲にしてほしい」という注文が。「Bumpy」はまさにその注文通りの楽曲で、アップテンポな曲にBeverlyのハイトーンボイスがシンクロ。聞いているだけで心が躍る楽曲となっている。ドラマの監督陣も、聞いた瞬間に「いいね!」と太鼓判を押したという、次世代歌姫のおしゃれポップな楽曲にも注目だ。
第1話ストーリー
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日の真っただ中。もう1年以上、仕事がない。付き人の売れない俳優・萩原匠(今井悠貴)と共に、自宅で優雅に過ごす日々。所属するオリプロの社長・城戸太一(木場勝己)とデスクの藤本千春(久保田磨希)はもう少し焦ってほしいと思っているのだが…。
そんな中、3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかり(戸田菜穂)は、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをすることに。しかし、この男、かなりの偏屈で、ゆかりは振り回される。一方、熱護はゆかりの亡き夫・康介が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。そして、なぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れて…。
プロデューサーに逆らえない新人脚本家、バラエティでくすぶっているドラマ志望の中堅ディレクター、かつてゆかりに育ててもらった人気俳優・伊集院大樹(白石隼也)、ゆかりに何かとちょっかいを出す大手事務所・トレランスのマネージャー・寿彰(前川泰之)…さまざまな人間を巻き込みながら元2サスの帝王・熱護はわが道をまい進していく。
「自分のやり方が時代錯誤だということくらい、百も承知だ」
変われない男と、変わりたい女の人生リベンジマッチが始まる。
2サスの帝王は再びスターに返り咲けるのか。
ポスター掲出
掲出場所:「ユニモール」内デジタルサイネージ(名古屋市中村区名駅4丁目)
期間:5月29日(月)~6月3日(土)午前7時~午後10時30分
番組情報
『テイオーの長い休日』
東海テレビ/フジテレビ系
2023年6月3日(土)~7月29日(土)(全8話)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
※『FNS27時間テレビ』のため7月22日(土)は休止
出演:船越英一郎、戸田菜穂、今井悠貴、宮下結衣、石原颯也、平野絢規/白石隼也、久保田磨希、前川泰之、木場勝己
企画:市野直親(東海テレビ)
脚本:入江信吾、川﨑いづみ、諸橋隼人
音楽:仲西匡(カレント)
主題歌:「素顔」上野大樹(cutting edge)
OPテーマ:「Bumpy」Beverly(avex trax)
演出:吉川鮎太(ホリプロ)、白川士
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、井上竜太(ホリプロ)
制作協力:キャンター
制作著作:ホリプロ
制作:東海テレビ
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