7月4日（火）から放送されるテレビアニメ『フェ～レンザイ -神さまの日常-』（テレビ東京系 毎週火曜 深夜0時～0時30分）のアニメ放送記念制作発表会が6月19日（月）に開催され、内田真礼、三木眞一郎、髙橋優斗（HiHi Jets／ジャニーズ Jr.）、中村嶺亜（7 MEN 侍／ジャニーズ Jr.）、蒼井翔太、岡本信彦、三森すずこ、前田誠二、音響監督の柴田勝俊（RME）が登壇した。
本作は、中国で社会現象を起こし国民的人気を誇る大人気アニメ『Fei Ren Zai』の日本語吹替版。「封神演義」「⻄遊記」「山海経」といった神話の神々が現代社会で生活する、面白くも奇怪な日常を描いたコメディアニメだ。
発表会では、完成したばかりの1話を上映。キュウゲツを演じる内田は、「細かいミニエピソードがたくさん入っているアニメなので見やすいですし、面白かったです。メインキャスト14人ということで多いのですが、一人一人キャラクターも立っているので、どのキャラクターも好きになってもらえるのではないかと。尖ったエピソードも多くて、笑って見ていただけると思います（笑）」と作品の印象を語った。
また、ジュウイチゲツを演じる岡本は「キャラクターもかわいくて癒やされると思います」、コウガイを演じる蒼井は「たくさんのキャラクターが続々と出てくるので、テンポ感もどんどん良くなりますし、話が進むごとにパラダイスです！」とそれぞれ見どころを明かした。
中国原作という特殊な形で送る本作。携わってみての感想や、お薦めの楽しみ方などを聞かれ、蒼井は「筆で描いたような絵のタッチや動き、躍動感が独特でした。きれいですよね」と中国原作ならではの作品の魅力を紹介。ヨウゼン役の三木は「飲める方はお酒を飲みながら、リラックスして見ていただきたいですね」とお薦めの楽しみ方を提案した。
そんな中、音響監督の柴田が「最近のアニメの中ではせりふのスピードが速いです」と切り出し、「音楽やSEも派手ですし、少し聞き逃すと分からなくなってしまうくらい。中国語からの翻訳作品の特徴があるんですけど、中国語って漢字一つにたくさんの意味が含まれているんです。なので、漢字3文字で説明できることが日本語だと1行かかるんですよね。台本をリライトするときも、最低限これはいれないといけないと思いつつ尺があったり…。そのあたりも視聴者の方には注意して聞いていただきたいです」と翻訳作品としての難題や見どころを語った。
そして、会場にコウテン役の髙橋、ナタ役の中村が登場。声優はほぼ未経験からの大抜てきとなった2人だが、髙橋は「めちゃめちゃ緊張しました。まずこのお話を頂いたときに、『うそだろ』と思って。自分にアニメのお話を頂けることに驚きでしたし、キャストの皆さんを見て『こんなオールスターあるの!?』と。収録をして声優さんのお仕事って本当にすごいなとあらためて感じました」と。中村は「声優のお仕事が初めてで、右も左も分からない状況だったのですが、僕自身アニメが大好きで、お話を頂いたときから『やば』と思って。好きだからこそやばさが分かるんですよね。でもやらせていただくからには楽しみたいと思って挑ませていただきました。本当に夢のような経験なので、今こうして映像を見るまでは自分が出演できることが信じられなかったのですが、だんだん実感が湧いてきました」とそれぞれ心境を語った。
そんな2人について、柴田は「天才ですよ」と大絶賛。「集中力、体力、センスなど、新人声優ではあり得ないレベルでした。日頃からの心の持ち方が違うんだと。とってもスターですね」と2人の声優ぶりに感心していた。
さらに、オープニング、エンディングの映像も世界初解禁。オープニングはHiHi Jetsの「純情ウォーアイニー」、エンディングは7 MEN 侍の「さよならまたねもうちょっと」に決定した。
髙橋は「純情ウォーアイニー」について、「仮音源の段階から大好きで、HiHi Jetsのメンバーもみんな『良い曲だよね』という話をしていました。それが、ここで『フェ～レンザイ』のキャラクターたちと一緒に映ることによって、何倍にも魅力が膨れ上がったなと思います。そして何より、OPということで、本編につなげるためのワクワクを感じていただけるような楽曲になればいいなと思っていたので、今映像を見て涙が出そうになりました」と映像を見て感激。
いっぽう中村は「さよならまたねもうちょっと」について、「僕たち7 MEN 侍は普段バンドをやることが多くて、ロックテイストなものが多かったのですが、初めて優しい感じの楽曲を歌わせていただきました。先ほども言ったのですが、僕自身アニメが好きなので、声優のお仕事をさせていただけることが本当にうれしくて。そしてさらにEDテーマを任せてもらうというのは、夢のようなことです。皆さんもこのEDを見て、来週もフェ～レンザイメンバーに会いたいな、また見ようという気持ちになってもらえたらうれしいです」と喜びの気持ちを明かした。
最後に、三木は「シーンによってはせりふがぎゅっと詰まっている部分もありますし、OP、ED、そしていろいろなキャラクターをぜひ楽しんでいただいて、『フェ～レンザイ』の面白さが皆さんに伝わるといいなと思います」、三森は「たくさんのキャラクターがいて、みんな個性豊かで。毎回新鮮な気持ちで楽しんでいただける作品だと思います。私も初めてのおばあちゃん役を一生懸命演じましたので、ぜひチェックしてみてください」、髙橋は「何も考えずに見られるし疲れを癒やしてくれて、さらにクスッと笑えるようなアニメになっています。僕が演じるコウテンは常にハイテンションで、皆さんに愛していただける要素がたくさん出てくると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と。
そして内田は「絵柄がかわいくて、映像を見ているだけでほっこりしてしまうような作品になっています。キャラクター14人、それぞれ魅力を持っていて、どのキャラクターも皆さんに好きになっていただけると思いますので、ぜひ7月の放送を楽しみに待っていてください」、中村は「僕は普段スケボーをしているのですが、僕が演じるナタもスケボーをやるシーンがあったり、回を重ねるごとにそれぞれのキャラクターがどんどん深掘りされていきます。普段頑張っている皆さまに、短い時間で幸せや癒やしを送れる作品になっていますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです」、蒼井は「今日の映像を見て、あのシーンはこういうふうになるんだろうな、と個人的にもあらためて楽しみになりました。このドキドキワクワクを皆さまと共有しながら、放送を楽しみに待ちたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いいたします」、岡本は「僕が演じるジュウイチゲツでいうと、実況をやったりラップをやったり、本当に大変でした（笑）。でもとってもポジティブな感情になれる作品になっていますし、神様もいるということでご利益があると思います。ぜひ見ていただけるとうれしいです」と見どころなどをアピール。
司会を務めたケイテン役の前田は「ケイテンはすごく面倒見のいいキャラで、他のキャラクターに振り回されるシーンもありますが、（キャストの）収録もバラバラだったので、僕自身アニメの放送が楽しみです。それぞれのキャラクターの見せ場も必ずあると思いますので、放送を楽しみにしていてください」、柴田は「14人全員すごいです。ジャニーズの2人も決して負けていません。また、短い尺の中にぎゅっと内容が詰め込まれているので、無駄なせりふやアドリブは一切ありません。細かく聞き逃さずに見ていただきたいと思います」と作品の魅力を語った。
あらすじ
神力、妖力を持ちながらも、現代社会でひっそり暮らす中国古代の伝説に登場する神仙妖怪たち。
美少女OLの九尾狐・キュウゲツ、見た目は怖いけど守りたくなる龍・ゴウレツ、バカだけど憎めないコウテン、クールでかわいい美少年・ナタ、悩める中間管理職・カンノン、みんなの三つ目お兄さん・ヨウゼン、天然清楚兎・たまちゃん、神経質だけど愛らしい人妻・セイエイ、かわいいけど暴走しがちなリュウメ、炎の暴れん坊・コウガイ、インテリ天才神獣・ハクタク、頭がないけど男の中の男・ケイテン、自称イケてる兄・ジュウイチゲツ、優しいけどおせっかいなダッキ。
彼らのにぎやかな日常を描いたハートフルドタバタコメディ。
番組情報
『フェ～レンザイ -神さまの日常-』
テレビ東京系
2023 年7月4日（火）スタート
7～9月 毎週火曜 深夜0時～0時30分 計13週放送
公式 HP：https://frz.jp
公式 YouTube チャンネル：https://www.youtube.com/@user-lk2sf6fr6k
公式 Twitter：＠feirenzaihi
公式 TikTok：@feirenzai
Ⓒフェ～レンザイ制作委員会
