藤井風が『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』を中継する日本テレビ系・テレビ朝日系共通テーマソングを担当することに決定。藤井からコメントが到着した。
4年に1度開催されるバスケットボール世界№1決定戦『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』が、8月25日(金)に開幕。今大会は日本・インドネシア・フィリピンの3カ国による史上初の共同開催となっており、日本はバスケットボールの聖地・沖縄で激戦を繰り広げる。
日本代表はNBAで活躍する渡邊雄太を中心に、頼れるキャプテン・富樫勇樹、若き司令塔・河村勇輝といった国内組が融合。東京オリンピックで女子バスケットボール日本代表を史上初の銀メダルに導いた名将トム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)がまとめ上げ、世界へと挑む。
FIBAランク36位の日本はグループEに入り、ドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)、オーストラリア(同3位)と対戦。昨年のサッカーW杯をほうふつとさせる「死の組」の中、まずは上位2チームが進出できる2次ラウンドを目指す。
このたび、そんな今大会を中継する日本テレビ系・テレビ朝日系共通の「バスケットボールワールドカップテーマソング」が、藤井風の書き下ろし楽曲「Workin’ Hard」に決定した。
圧倒的な存在感で日本を代表するミュージシャンとしての地位を揺るぎないものにした藤井は、「死ぬのがいいわ」のバイラルヒットをきっかけに、アジア諸国から北米、南米、ヨーロッパへと進出。今年6月24日からは初の海外公演となる7都市11公演のアジアツアーをスタートさせた。
海外のファンもめざましく増加し、世界中で大きな“現象”を巻き起こしている藤井が、世界最高峰の戦いに臨む日本代表を熱く応援する。
今回の楽曲制作に向け、藤井はBリーグや日本代表戦に足を運び観戦。バスケ最高峰リーグであるアメリカ・NBAの試合も現地観戦し、その興奮と感動を楽曲に反映させるため、そのままロサンゼルスに滞在しデモを制作した。
帰国後、引き続き楽曲をブラッシュアップさせ、アジアツアーの準備と映像制作で多忙な中、再度ロサンゼルスに赴きレコーディングを敢行。サウンドプロデューサーはドレイクやケンドリック・ラマー、SZAなどを手掛けるDahi、ミックスエンジニアにJeff Ellis、マスタリングエンジニアはDale Beckerと、各セクションがグラミー受賞経験者という豪華布陣で制作された。
完全世界基準のサウンドに加え、日本代表へのエールとも受け取れるメッセージの詰まった歌詞のコラボレーションが印象的な今作「Workin’ Hard」。学生時代にバスケ部に所属した経験もある藤井が、この曲で熱い戦いを繰り広げる日本代表の背中を力強く押す。藤井のコメントは下記に掲載。
藤井風 コメント
小さい頃、家のすぐそばにあった輪っかになった木の枝にバスケットボールを入れる練習を何度もしていたことを覚えています。僕はバスケットボールを極めることは全くできませんでしたが、あれから10年以上たった今、こんな形でバスケットボールに関わらせていただける日が来るなんて。恥ずかしいような、でもとってもありがたい気持ちでいっぱいです。
たくさん努力して道を極めた選手たちのことを想像したり、実際に試合を見に行かせてもらったりして、自分の内側からじわじわと湧き上がるように曲が生まれてきてくれました。そして制作を進めていくうちに、選手たちだけではなく、この世界で一生懸命に生きる全ての人たちへの愛とリスペクトがどんどんあふれてきました。
この曲で、勝ち負けや、目に見える結果を超えた何かを感じてもらえる手助けができたら、本当にうれしいです。お互い頑張りましょう。
番組情報
『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』
2023年8月25日(金)~9月10日(日)
「日本vsドイツ」
日本テレビ系
2023年8月25日(金)午後9時~
「日本×フィンランド」
テレビ朝日系
2023年8月27日(日)午後9時~
「日本×オーストラリア」
テレビ朝日系 ※一部地域を除く
2023年8月27日(日)午後7時54分~