川口春奈、玉森裕太、MEGUMIが“宝物のような出会い”を告白「マイ・エレメント」公開記念舞台あいさつ

映画
2023年08月05日
映画「マイ・エレメント」公開記念舞台あいさつ
映画「マイ・エレメント」公開記念舞台あいさつ

8月4日(金)に公開されたディズニー&ピクサー最新作「マイ・エレメント」の公開記念舞台あいさつが8月5日(土)に行われ、日本語吹替版の声優を務めている川口春奈、玉森裕太、MEGUMIが登壇した。

本作は「トイ・ストーリー」の“おもちゃの世界”、「モンスターズ・インク」の“モンスターの世界”、「ファインディング・ニモ」の“海の中の世界”、「インサイド・ヘッド」の“頭の中の世界”、「リメンバー・ミー」の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる、もしもの世界を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサーが贈る最新作。火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす世界を描く。日本語吹替版では、火のエレメント・エンバーを川口、水のエレメント・ウェイドを玉森、風のエレメント・ゲイルをMEGUMIが演じている。

舞台あいさつで「注目してほしいシーンは?」と聞かれた3人。MEGUMIはウェイドとエンバーが初デートをするシーンを挙げ、「“女子からも引っ張っていっちゃうぞ”みたいな、今の女性像のようなものを感じられるとてもキュートなシーンです。一緒の時間を過ごすことで2人の心が開かれていく、私自身もすごく好きなシーンなので、ぜひ注目していただきたいです」とコメント。

玉森は「デートももちろんそうですし、エンバーとウェイドが協力して物事をやるときの2人の様子が素晴らしいんですよ。掛ける言葉や表情で、2人が通じ合っていることが分かるのですが、そういうところに注目していただきたいです」と同じくエンバーとウェイドのシーンを挙げた。

そんな中、川口は「映画館の大スクリーンで見ると、色彩の美しさだったり、とにかく細部まで美しいんです。迫力もありますし、大きなスクリーンでエレメントシティーの世界観をぜひ楽しんでいただきたいです。見ているだけで癒やされます」と映画館ならではの注目ポイントを挙げた。

誰の人生にもある“宝物のような出会い”を描いている本作。エンバーは自分と正反対のウェイドと出会い、自分の新たな可能性に気づくが、そんなストーリーにちなんで「自分の人生が変わるきっかけになった宝物のような出会いはあるか」という質問も。MEGUMIは「息子です。自分のこと以外でこんなに悩んだり、真剣に考えたり、一喜一憂することはなかなかないことだと思います。息子がきっかけでアニメなどいろいろ新しい世界も知れましたし、すごく大きな出会いだったと思います」と回答。

玉森は「学生時代の先生です。僕は授業中に寝ちゃったりすることもあったのですが、ある先生だけ絶対に怒らなくて。それが気持ち悪くなっちゃって、なんでなんだろうと思って聞いたんです。そしたら、『別に寝たければ寝たらいい。でも周りの子は頑張ってる。そこで差が出て後悔するのはおまえだぞ』って言われて。言葉は多く語らないけど、雰囲気で察しろみたいな教えがあって、その教えは僕の中で大事にしようと思えるものになりました」と学生時代を振り返った。

川口は「私がこのお仕事をすることになったきっかけは友人の応募なんですけど、こういう世界に連れてきてくれた原点でもありますし、今の友人や家族がいなければ私はここにはいないと思うので、すごく大事です」と語った。

続いて、本作に登場するユニークなエレメントに関する企画「エレメントトーク」を実施。この企画では、聞かれた質問に対してどのエレメントが一番当てはまっているかを3人がそれぞれ考え、火・水・土・風のエレメントが描かれたうちわの中からそのエレメントのうちわを選ぶことに。

まず「自分と一番近いエレメントは?」と質問され、MEGUMIと川口は火、玉森は水のエレメントを選択。MEGUMIは「激熱です。『よっしゃ』というのが口癖で。普段も気合系なので、火ですね」と答え、これに川口も「MEGUMIさんは暑苦しいくらい熱い方です」と同意した。

いっぽう玉森は「僕は流れのままに身を任せることが多くて、あまり自分から『こうしたい、あれしよう』と発言しないので、ウェイドかなと思います」と、自身が演じるウェイドと性格が似ていることを告白。

川口は「MEGUMI師匠と同じく私も火で。熱いというよりは、はっきりしている部分が多いので、胸の内は熱いぞというところでエンバーですね」とプライベートでも親交のあるMEGUMIと同じ回答に。

映画「マイ・エレメント」公開記念舞台あいさつ
映画「マイ・エレメント」公開記念舞台あいさつ

そして、第2問は「推しエレメントは?」。MEGUMIは水のエレメント・ウェイドと答え、「かわいらしいですよね。感情表現が豊かな人はキュートだと思います。大人になってくるとあまり感情を出さないようにしようとするんですけど、そんな中で感情を出されている方を見るとキュートだなと思いますし、周りもほだされる感じもあって。こういう人は憧れです」と自由な心を持つウェイドのような人物に憧れると明かした。

玉森は土のエレメント・ファーンを挙げ、「作品の中でも今何してるんだろうってちょっと気になっちゃうんです。しぐさや行動がグサッと刺さるところが多くて。これから映画を見る方はぜひそのあたりにも注目してほしいです」と物静かなファーンが気になるとのこと。

川口は風のエレメント・ゲイルと回答。「力強さやパワフルな感じ、どんな困難も吹き飛ばしてしまうような力が風にはあると思います。MEGUMIが演じるゲイルさんがとにかく大好きで、推しキャラです」と話し、MEGUMIは「うれしいです。魅力的なキャラクターですし、カラッとしていて気持ちのいいキャラクターでもあります」と笑顔を見せた。

最後に、これから映画を見る人たちに向けて、MEGUMIは「世界観がかわいらしいですし、細部までこだわりを持って作られた作品ですので、見ていて感動します。新しい一歩を踏み出してみようかなというように、自分の今までの考えを変えて新しい概念を持ってみようかなと思える、背中を押してくれるストーリーになっております」とアピール。

玉森は「誰にでもある宝物のような出会いを描いた作品です。映像もとても美しいですし、夏休みに大事な方とたくさん見ていただけたらうれしいです」、川口は「自分では気づけなかった可能性が自分の中にこんなにあるんだとハッとさせられる映画だと思います。一歩を踏み出す勇気や、新しいことを始めるときに背中を押してくれるようなメッセージが詰まっています。大きなスクリーンでエレメントシティーをぜひ堪能してください」とそれぞれ作品の魅力を語った。

作品情報

映画「マイ・エレメント」
全国公開中

監督:ピーター・ソーン(「アーロと少年」)
プロデューサー:デニス・リーム(「カーズ2」、「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」)
日本版声優:川口春奈(エンバー)、玉森裕太(ウェイド)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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