谷崎潤一郎の名作に新解釈を加えた映画「卍」引かれ合う女性2人の禁断シーンが解禁 井土紀州監督、新藤まなみ・小原徳子らが出演

映画
2023年08月10日
「卍」©2023「卍」製作委員会

監督・井土紀州、新藤まなみ・小原徳子らの出演による映画「卍」が、9月9日(土)公開。本編映像の一部と新規場面写真が解禁された。

本作は、谷崎潤一郎の名作「卍」を新解釈のオリジナル脚本にて挑む意欲作。瀬々敬久監督作や「溺れるナイフ」「生きるとか死ぬとか父親とか」などの脚本を手掛けた井土紀州の監督により、男女4人の卍がらみの人間の業が描かれる。

ふとしたことから若く美しい娘・光子と出会った、人妻の園子。小悪魔のような光子に次第に魅了され、やがて熱い同性愛関係にはまり込んでいく2人。園子の夫・孝太郎や、光子の彼氏を自称する綿貫らも女2人の関係に引き込まれ、男女4人は破滅と背中合わせの激情に身を焦がしていく。

「卍」©2023「卍」製作委員会

光子役を務めるのは、昨年公開のいまおかしんじ監督作「遠くへ,もっと遠くへ」にて大胆なベッドシーンに臨み、堂々の主演を果たした新藤まなみ。本作では映像作品で初のバストトップ裸身を魅せ、奔放な光子を演じる。

相手役の女性・園子役には、「ちょっとかわいいアイアンメイデン」や「ジムノペディに乱れる」にて主演を務めてきた小原徳子(旧芸名・木嶋のり子)。

また、2人の女性に翻弄される男として、ベテラン俳優の大西信満と、映画「やまぶき」で注目を集めた若手俳優・黒住尚生を起用。ほか、光子の母親役に仁科亜季子、お笑い芸人のぶっちゃあが友情出演している。

このたび、互いに引かれ合う園子と光子が初めて肌を合わす禁断のシーンを一部解禁。小悪魔のような光子と、優しい夫がいながらも光子に引かれてしまう園子。やがて、ベッドの上で唇を重ね合わせ、互いの体を求め合うようになる…そんな2人の禁断の愛の始まりを捉えたシーンとなている。

作品情報

「卍」©2023「卍」製作委員会

「卍」
2023年9月9日(土)新宿K’sシネマにて公開 ほか全国順次ロードショー

原作:谷崎潤一郎『卍』(新潮文庫刊)

出演:新藤まなみ 小原徳子
大西信満 黒住尚生 明石ゆめか ぶっちゃあ(友情出演)/ 仁科亜季子

監督:井土紀州
脚本:小谷香織

公式サイト:http://www.legendpictures.co.jp/movie/manji/
公式Twitter:@manji2023

©2023「卍」製作委員会