ゼロイチファミリア所属のアイドルグループ・#ババババンビが、キングレコードよりメジャーデビュー。シングル『ゲイシャフジヤマ』を9月27日(水)にリリースする。今年5月にメンバー2人がそれぞれの道を目指しグループを卒業し、5人で新たなスタートを切ることになった彼女たち。本稿では、メジャーデビューシングル表題曲の推しポイントを語ってもらいつつ、改めてそれぞれに自己PRをしてもらい、#ババババンビの魅力についてお話しいただきました。
◆本日はよろしくお願いします。まず、私はみなさんにお礼を言いたくて。実は兵庫県出身なんですよ。城崎は地元なんです。
宇咲:「スノードーム」MVの撮影で行った場所!
◆あんな遠くまで来てくださって、ありがとうございました!
水湊:すごくすてきな場所でした。カニ、めちゃくちゃ美味しかったです。また行きたいです!
◆ぜひ! そんなMVを見て、みなさんのことをもっと知りたくなりまして。改めて、自己紹介を含めた自己PRを1人ずつお願いしてもよろしいでしょうか?
宇咲:分かりました! まず私から。宇宙に華が咲くって書いて、宇咲(うさ)と言います。宇宙にまで華咲かせられるようにと、お母さんが付けてくれました。桃色担当、最年少の宇咲です! 私はアイスが好きで、夏には1日2個くらい食べちゃいます。今日もアイスを食べてからここに来ました。#ババババンビのコンセプトは「バカ騒ぎ」なのですが、プライベートでは家に引きこもっています(笑)。
水湊:アピールポイントは「天然な最年少」じゃないんだ。
宇咲:天然と言われますが、あまり自覚はありません。認めていません。
小鳥遊:この前、「24HのHって何?」ってSNSでみんなに聞いて、その後「24Hって2日間ってこと?」とつぶやいていました。
宇咲:あれにはいろいろと訳がありまして。
◆天然ですね(笑)。続いて、小鳥遊さんお願いします。
小鳥遊:関西出身、アイドルやけどアイドルオタク! #ババババンビの白色とツインテール担当、小鳥遊るいです。私は三重県出身で先日、ありがたいことに凱旋ライブもさせていただきました! 大学は奈良県の国立女子大に通っていて、そこで高分子系をメインに化学の勉強をしていたんです。自己紹介でも言いましたが、アイドルオタクで大学生のときも奈良から年間で100回くらいは東京のアイドルライブに通っていました。お家にチェキが1,000枚以上はあると思います。
◆それだけアイドルが好きだったから、自身でもなりたいと思うようになった?
小鳥遊:そうですね。大学生のときの就職活動で「アイドルオタクを一生できる職に就こう」と考えていたのですが、どうせ軸をアイドルにするなら、オーディションを受けるチャンスは今しかないと思って! 就職活動しているなか、最終的にアイドルに就職したというちょっと珍しい経歴の持ち主かもしれません(笑)。
岸:次は私! 赤色デカリボン! ポニーテールの覇者、145センチの岸みゆこと岸みゆです。好きなものは……お味噌汁です。
水湊:そうだっけ!? いま飲みたいだけじゃない?(笑)
岸:う~、自己PRってどうやってするんだっけ……。
近藤:PRするところいっぱいあるよ! 埼玉県出身とか!
岸:あっ、そうです! 私たち#ババババンビは埼玉県杉戸町応援サポーターをやらせていただいているのですが、埼玉県出身の私が応援リーダーを務めています。あとは……。
小鳥遊:0距離の話とか!
岸:それだ! お客様とお話する特典会があるとき、よく「岸みゆはゼロ距離特典会だ」と言ってもらえるんです。私の身長が145cmで、来てくださる方はだいたい私より大きいから、みんなは首が下がって私は見上げるんですよ。その様子がカチャっとハマったみたいに見えることから、「ゼロ距離」と言われるようになりました!
小鳥遊:それくらい距離が近いってことよね。
岸:うん。あと、ダンスの先生から「あなたは身長が大きくないから、人より3倍大きく動こう!」と言われて、パフォーマンス中はそれを心がけています。ぜひ見てください!
水湊:続きます! 水湊みないと、お仕置きやけん!
4人:わぁ〜っ!
水湊:みおちのギャップにハマっていいとよ。青色担当、福岡県出身、みおちこと水湊みおです! 私は顔がクールっぽい、大人しそうとよく言われるのですが、実はすごくおしゃべりなんです。また、運動音痴でちょっと動きがおかしいと言われることもありまして……。そういう見た目と実際の性格や運動音痴な面のギャップをみなさんに楽しんでもらえたらなと思っています! 実際、運動はすごく苦手なのですが、踊ることは昔から好きで。もともとダンスを習っていてアイドルに憧れてオーディションを受け続けた結果、#ババババンビに加入できました!
近藤:最後ですね、はい。熊本県出身、火の国の女だけど、そんなに頑固じゃないよ?
4人:もっこす~!
近藤:紫色担当、さえちゃんこと近藤沙瑛子です。私はサッカー観戦が好きで、ご縁もあって今年から地元のプロサッカークラブ・ロアッソ熊本の応援アンバサダーを務めています。カフェに行ったり、かわいい写真を撮りに行ったりと外に出ることが多いですね。たぶん、#ババババンビのなかでいちばん外に出るメンバーです。
水湊:運動神経もいちばんいいです。逆に他の4人が引きこもり? るいは違うか。
小鳥遊:私はアイドル現場にしか行かんから。大体お家におるよ。
水湊:メンバーみんなわりと引きこもってゲームをしたり、アニメを見たりしています(笑)。
近藤:私もゲーム・アニメは好きなんですけど、公園とかでやったり見たりするんですよ。お日様が大好きなんです。それもあってか、風邪もあまりひかなくて、健康です。フィジカル番長って書いておいてください。
岸:間違いない!
近藤:あと、無口キャラです。無口の低音ボイスがたぶん魅力です。
水湊:無口だけど、歌声はすごくパワフルなんですよ。
近藤:歌で会話をするタイプです。
宇咲:めっちゃカッコいい!
いろいろな不運に見舞われてきましたが、目標だった武道館にたどり着けました。だからOKなんです!
◆丁寧な自己PRありがとうございました! 改めまして、この度はメジャーデビューおめでとうございます。デビューが決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
水湊:私たち、自社レーベルでやっていくからメジャーデビューはしないと、ずっと聞いていたんです。だからデビュー決定と聞いたときは、信じられませんでした。ただ、4都市ツアー「馬鹿騒ぎ天下布武」のファイナルでファンのみなさんから「おめでとう!」と祝福の言葉をいただいたとき、ようやく実感が湧いたんです。
宇咲:改めて頑張っていかなきゃと思ったよね。
水湊:うん。そんな中、先日メンバー2人が卒業して、5人で活動していくことになりました。これまで7人が好きで応援してくださった方に受け入れてもらえるか、まだちょっと不安はあります。それでも新しいことに挑戦する私たちをどうか見守っていてほしいです。今は不安もありつつ、楽しみなこともたくさんあるとういう感じですね。
宇咲:私も、ずっと7人でやっていくと思っていました。だから、応援してくださる方々もそうだったと思いますが、2人の卒業を聞いたとき本当に驚いたんです。時が止まりました。ただ、そこからみんなで話し合って、5人で頑張っていこうという気持ちになって。これからいろいろと挑戦することも増えていきます。でも、元々の#ババババンビの良さや形は変えずに、残しながら活動していきたいと思っています!
近藤:私個人としては「5人だから、7人だからこうしなきゃ」というのは特になくて。自分のなかで頑張ることやアイドルとして活動していくことに変わりはないというか。ただ、5人になったことで初心に戻って、もう一度頑張り直さなきゃなという気持ちにはなりました。そういう意味では、いいタイミングでのメジャーデビューになったと思っています。
水湊:落ち込んでいる時期もありましたが、それじゃダメだよねって。私たちがまず楽しまないと、きっとファンのみなさんにも5人体制を受け入れてもらえないと思うんです。だから、気を引き締めてみんなで頑張っていこうという話を最近も5人でしました。
◆気持ちを新たに臨んだデビューシングルのレコーディングはいかがでしたか?
小鳥遊:レコーディング期間に喉の調子を悪くしちゃった子も多かったのですが、メジャーデビューシングルなので絶対に妥協はしたくなくて。もともと予定していたレコーディング日を別日に変えていただいたり、納得するまで収録したりしていました。
岸:カップリング曲の「あのねのね」のレコーディングしているとき、自分的に納得がいかなくて、涙があふれてきちゃったんです。それで一度レコーディングブースの外に出たら、宇咲ちゃんがいたんですよ。思わず、泣きながら抱きついちゃいました。慰めてくれたんです。
宇咲:気持ちが分かるから。
水湊:デビューシングルは2か月くらいかけて完成しました。妥協せずに今の精一杯を詰め込んだので、たくさんの方に聞いていただけたらうれしいですね。
◆表題曲「ゲイシャフジヤマ」の推しポイントを教えてください!
近藤:まずはコロコロ変わる楽曲の世界観を楽しんでほしいです。イントロの踊り出したくなるような音が私は好きですね! あとは振り付け。特にサビのそろい方を見てほしいです。今までは自分らしさを出すことが多かったのですが、今回CRE8BOYさんにしていただいた振り付けは、指先から足先、そして表情までもメンバーでそろえるんですよ。カチッと決まるとカッコいいので、ぜひパフォーマンスにも注目してください!
水湊:私は今回の曲でラップに挑戦しました。習ったことがなかったので、どうすればいいんだろうと悩んだのですが、まずは練習だと思い、ひたすら家でラップを繰り返しました。その成果が出たのか、プロデューサーさんに「みお、ラップいいね」と褒めていただいて! 意外とラップに向いているのかもしれません(笑)。あとは、ちょっぴり間違った日本の文化を表現したMVも見てほしいです。「ザ・ニッポン」をイメージした構成になっているので、海外の方にも楽しんでもらえたらうれしいですね!
岸:今回はCRE8BOYさんに表情までご指導いただきましたので、そこを見てほしいです。わさびを食べてツンとする顔は、メンバーで自主練を重ねました。鏡を見ながら「この表情はまだ甘いよね」「めっちゃ上手やん」と言いながら、楽しく練習した思い出が残っています! MVの見どころは、お寿司に乗っているところ。このMVをきっかけに、世界で寿司レースが流行ればいいな。これで流行ったら、#ババババンビが第一責任者になれる。
小鳥遊:第一人者かな?
岸:…?? どうしても第一責任者になりたいので、みなさん広めてください!
小鳥遊:CRE8BOYさんはたくさんのすてきなアイドルさんの振り付けを手掛けていらっしゃる方なので、ものすごく気合を入れて臨みました! みんなも言っていましたが、表情までこだわった振り付けになっていて、ダンスと演技どちらもしているという感覚になったんです。#ババババンビでは珍しいダンスだと思うので、パフォーマンスもぜひ見てほしいですね! MVは、とにかく世界観がカオス。一度見ただけではたぶん理解しきれません(笑)。ただ、すごくキャッチーで面白い仕上がりになっています! 寿司レースでは最終的に私たちが寿司を食べるので、そこも注目ポイントですね(笑)。
宇咲:MVでカリフォルニアロールを食べたのですが、そのときのリアクションをぜひ見てほしいです! あと、みんなのここまでの話を聞いていて、ちょっとおかしなジャパニーズカルチャーを題材にした遊園地があればいいなって思いました。そこで寿司レースを開催したら面白そう。
水湊:確かに! 私、忍者として働きたい。スタッフさんの服装は忍者で。
近藤:忍者限定(笑)。でも、確かに「ゲイシャフジヤマ」って施設があったら楽しいかも。
岸:その特許を取りたいです。そして世界に流行らせて、MVもいっぱい見てほしい!
宇咲:いずれは富士山・東京タワー・ゲイシャフジヤマで日本の三大名所と呼ばれるように頑張ろう。
小鳥遊:富士山、東京タワーに並ぶくらいの施設! いいね。
水湊:福岡に作ろう! いま、テーマパークないから。
宇咲:ちょっと遠いな。
水湊:東京から飛行機で1時間30分くらいだから大丈夫!
◆まずは日本武道館のライブで限定ショップを開催したり、寿司レースをやったりしてもいいかもしれません。
近藤:トロッコがお寿司になっているとか!
岸:それいい! 武道館で寿司レースがしたいです。
小鳥遊:レースは流石にできんくない?
水湊:でも、回ることはできるはず!
宇咲:本当に実現できたら、すごいね!
◆どういうライブになるのか、今から楽しみです。5人体制になった#ババババンビ。最後に、改めて自分たちがどういうグループだと思うか、それぞれの気持ちを教えてください。
水湊:#ババババンビはふだん大人しくて、内気なメンバーが多いグループです。そんな私たちですが、ライブでは全力でバカ騒ぎをして、みんなと一緒に盛り上がります。ライブ中は嫌なことや難しいことはぜんぶ忘れて、バカみたいに楽しく騒ぎましょう! 日本一のバカ騒ぎをみんなと起こすために活動していく。そんなアイドルグループです。
宇咲:しっかり全力でバカ騒ぎ! それが#ババババンビ!
近藤:#ババババンビのメンバーって、ほっといてほしいときにはほっといてくれるし、構ってほしいときには構ってくれるんです。私、基本は無口ですが、メンバーとはよくしゃべるんですよ。それくらい心を許せているところはあります。そんなメンバー自体が、#ババババンビの魅力だと思いますね。
小鳥遊:デビューライブが中止になったり、天候が悪いなかライブをやったりと、何かと不運に見舞われながら活動してきました。応援してくださる方も、もどかしい気持ちを抱いていたこともあったと思います。それでも応援し続けてくださる方がいたから、目標に掲げていた憧れの武道館に2024年3月、立つことができます。ライブはもちろん、すごく愉快な子たちが集まったグループなので、よかったらしゃべっているところも見てください。そして、少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ武道館のライブを見に来てほしいです!
岸:いろいろな不運に見舞われてきましたが、目標だった武道館にたどり着けました。だからOKなんです! 私たちはそういうグループですね!
PROFILE
#ババババンビ
●ばばばばんび…ゼロイチファミリア所属。2020年より活動開始。グループ名の由来は漢字で「馬馬馬小鹿」を意味する造語で、コンセプトは「馬鹿騒ぎ」。2023年5月にメンバー2人が卒業。現在は岸みゆ、小鳥遊るい、水湊みお、近藤沙瑛子、宇咲の5人で活動している。
岸みゆ
●きし・みゆ…2001年2月13日生まれ。埼玉県出身。
水湊みお
●みなと・みお…1997年6月10日生まれ。福岡県出身。
小鳥遊るい
●たかなし・るい…1997年10月24日生まれ。三重県出身。
近藤沙瑛子
●こんどう・さえこ…1997年7月1日生まれ。熊本県出身。
宇咲
●うさ…2003年4月27日生まれ。神奈川県出身。
リリース情報
Major Debut Single『ゲイシャフジヤマ』
2023年9月27日(水)発売
【初回限定盤(CD+BD)】2,200円(税込)
【通常盤(CD)】1,650円(税込)
【バババ盤(CD)イベント参加券付き ※Web販売のみ】1,650円(税込)
ライブ情報
「ババババンビ ワンマンライブ at日本武道館」
2024年3月14日(木)日本武道館
WEB
公式サイト:https://babababambi.com/
公式Twitter:https://twitter.com/babababambi01
●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU