飯豊まりえが主演を務めるドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 毎週日曜 午後10時~)がクランクアップを迎え、キャスト陣からコメントが到着した。
本作は『101回目のプロポーズ』『高校教師』『未成年』など、センセーショナルな作品を世に送り出してきた野島伸司が脚本を務めるオリジナルドラマ。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、10年間ほぼ引きこもり生活を送っていた27歳の黒目すい(飯豊まりえ)が主人公の物語だ。
このたび、無事に全撮影日程が終了。真夏の約3か月間という過酷な撮影を乗り越え、プライム帯初主演を務めた飯豊は「記憶に少しでも長く残れたらうれしい」と感謝の想いを語った。キャスト陣のコメントは以下を参照。
黒目すい役・飯豊まりえ コメント
人間関係で思い悩んでいる人。コロナで、寂しさを感じていた方々のこの3年間が、少しでも報われるといいなと思いながら、お芝居をしてきました。誰かを大切に思う、優しい世界線が、もっと生まれますように。この作品がまた1話から見返されたり、皆さんの記憶に少しでも長く残れたらうれしく思います。最後までぜひご覧になってください!
公文竜炎役・溝端淳平 コメント
クランクインから約3か月。暑い熱い夏をキャスト・スタッフみんなで駆け抜けました。やはり野島伸司さんが描く奥深い世界観を具現化するのは非常に難易度が高く、監督も役者も頭を抱えたことは少なくなかったと思います。野島さんの作品は同じ台本でも読む人によって捉え方が全然違う。答えが無限にあるようで、話し合いやディスカッションがとても重要でした。だからこそ作品への愛も深くなりチームとしても一丸となって撮影に臨むことができたと思います。
そんないとおしい『ナンウマ』がいよいよ完結します。公文のせりふで「その時代だけではなく、物語を衝撃と共に長く記憶してほしい」とありますが、まさにそんな想いです。先の読めないラスト、ぜひ皆さんに届いてほしいです。
江田悠馬役・井上祐貴 コメント
毎話予想不可能な展開が待っている野島さんの脚本は、本当にたくさん悩み、たくさんの発見をした作品でした。オーディション、クランクイン前のサッカー練習、真夏の“ホントの海”での連日の撮影、他にもたくさんの思い出が頭の中を駆け巡っています。どれも楽しくて大切な時間でした。いよいよ最終話。ラブストーリーか、ミステリーか、社会派ドラマか。ぜひ最後まで見届けてください。
雨宮純平役・YU コメント
今までナンウマをご覧いただき、ありがとうございます。
今夜最終回を迎えます。
今回、雨宮純平という役は、自分だけでなく、監督はじめ、プロデューサーさんと一緒に作り上げた役だと思っています。最初は、独特な言い回しのせりふが、演じる上ですごく難しかったのですが、撮影が進むにつれて、そのせりふさえも楽しめるようになりました。
最後まで、俺様な純平を楽しんでいただけたらうれしいです。
江田瑞貴役・若月佑美 コメント
野島伸司さんが作り出す物語はさまざまな人の感情が渦巻き、複雑に絡み合う。
ただそれでいて芯の部分は実はシンプルだったり。一筋縄ではいかないな!と演じる難しさもありましたが、瑞貴という人物を考えて過ごす時間はとても貴重で実りある時間でした。ぜひ各々のキャラクターたちはどんな着地をしていくのか、最後まで楽しんでいただけたらと思います!!
橋爪リリ子役・片山友希 コメント
『何曜日に生まれたの』ついに最終回を迎えます!
台本にサイコパスと書かれた役をどのように演じたらいいのか…と思いましたが読めば読むほどサイコパスに見えるけど決してそうではなく 多面的な人間だと思いました。
それは野島伸司さんの本の力だなと思いました。
物語がどのように進んでいくのか…すいや同級生達はどのような選択していくのか…
ぜひご覧ください!!
城崎健人役・濱正悟 コメント
ここまでご覧いただいた皆様、ありがとうございます。城崎健人として撮影現場に向かう日々が充実していたのはもちろんのこと、毎話、放送のたびに視聴者の皆様と共に心が揺れ動いていました。それはそれは、とても貴重で有意義でした。さて、ナンウマ、最後まで何が起きるか分かりません。今夜、誰も見たことがないような展開と結末、そしてみんなの新しい表情が見られることでしょう。それぞれの行く先を見届けてください。ところで、そろそろ補欠のキャプテンもナンウマ?って聞いてもらえるのでしょうか。
来栖芽衣役・早見あかり コメント
毎話公文家でのシーンは舞台に立っているような心地よい緊張感がありました。ただ撮影を終えてみたら最高に楽しかった!がいちばんの感想です。いよいよ最終回。どんなカテゴリーにもハマらないナンウマがどんな終わりを迎えるのか楽しみにしていてください。
来栖久美役・シシド・カフカ コメント
いよいよ最終回。いろいろな側面を持ち、いくつも展開のあったナンウマ。
皆さんにはどんなストーリーとして映ったでしょうか。
野島さんの本は 読んでも演じても完成を観ても、それぞれ違った発見のある面白い経験でした。どんな最終回になっているか、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
黒目丈治役・陣内孝則 コメント
私自身、娘を持つ父親に憧れていた事もあって、ドラマの中とはいえ飯豊まりえさんという素晴らしい女優さんと父親と娘を擬似体験できて、とてもとても幸せな3か月でした。溝端さんシシドさんはもちろん若いキャストの皆さんの新しい感性と豊かな才能に感動するばかりでした。そして、SNSや友人などからのすごく熱のある反響にエネルギーをいただきました。感謝しております。そして、何より野島伸司さんは天才です。
最終回(10月8日(日)放送)あらすじ
単行本第一巻発売記念サイン会で、公文竜炎(溝端淳平)が熱狂的なファン(山之内すず)に襲われた。久美(シシド・カフカ)は対応に追われ、現場は大混乱に。
一方その頃、黒目すい(飯豊まりえ)は公文の妹・蕾(白石聖)に会うため1人病院へ。すいは、10年前のバイク事故以降、自らを見守り続けてくれていた公文のおかげでコモリビト状態から脱出できた。そんな公文を…過去のトラウマから仮面を被り続ける公文竜炎を…そして妹の蕾を救いたい。すいは蕾とおそろいのオレンジウィッグを被り、中庭から病室へメッセージを送り続ける。
サッカー部のメンバーたち悠馬(井上祐貴)、純平(YU)、瑞貴(若月佑美)、リリ子(片山友希)、健人(濱正悟)も、過去のわだかまりや悩みを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。そして悠馬は、すいを連れてホントの海へ。悠馬が伝えようとするホントの想いとは…。
公文に救われたすい。すいが救いたい公文。
そして新たな道を歩き始めるサッカー部のメンバーたち。彼らが選んだ未来とは…。
希代の脚本家・野島伸司が描く結末とは。衝撃の最終回。
番組情報
『何曜日に生まれたの』
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
毎週日曜 午後10時~
番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/nanuma/
©ABCテレビ