ビートたけしの原作小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映像化する映画「アナログ」(大ヒット上映中)より、メイキング映像が到着した。
二宮演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。喫茶店で出会った2人が交わした、たった一つの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。
2人の恋愛を通じて描かれ、コロナ禍を経た今だからこそあらためて気づかされる、いつの時代も変わらない愛の原点=“大切な人にただ会える喜び”を描いた感動作となっている。
このたび、初めてのデートで緊張気味の悟と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の、超自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像が解禁された。
映像には、二宮、波瑠が真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野の発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子や、本編では見ることのできないシーンが満載。
喫茶店で出会いみゆきに一目ぼれをした悟は、行きつけの焼き鳥屋に彼女を誘い、距離を縮めようとする。ドキドキしながら店に入ると、そこにいたのは幼なじみの高木と山下。店を変えようと提案する悟に対し、背中を押すようにみゆきは焼き鳥屋に入っていく。4人で同じテーブルを囲み、他愛もない話に花を咲かせる。
本編には無いシーンではあるが、携帯を持たないみゆきに、ガラケーとスマホの違いを教えようとする高木。悟は「それぐらい知ってるよ! 迷惑かけないでよもう…!」と高木をけん制し、みゆきに嫌な思いをさせまいと気遣う様子を見せる。さらに高木の提案で写真を撮ろうとするも、悟は山下にちょっかいをかけたりなど、リアルな友人同士のやりとりを捉えたかのようなメイキングが映し出されている。
本作では、タカハタ秀太監督がリアルで等身大な人間模様を捉えるべく、長回しで撮影した上で各シーンを構成するといった工夫が凝らされている。自然体な空気を追求する監督の要求に、二宮、波瑠、桐谷、浜野は見事に応え続けた。直接会うということを通して悟とみゆきが互いの気持ちを育てていったように、幼なじみとの友情や仕事での人間関係など、さまざまな人々の温かい想いを感じることができるものになっている。
メイキング映像
作品情報
映画「アナログ」
大ヒット上映中
出演:二宮和也 波瑠
桐谷健太 浜野謙太 / 藤原丈一郎(なにわ男子)
坂井真紀 筒井真理子 宮川大輔 佐津川愛美
鈴木浩介 板谷由夏 高橋惠子 / リリー・フランキー
監督:タカハタ秀太
原作:ビートたけし「アナログ」(集英社文庫)
脚本:港岳彦
音楽:内澤崇仁
インスパイアソング:幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
製作:「アナログ」製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース AOI Pro.
配給:東宝 アスミック・エース
公式サイト : analog-movie.com
公式twitter : @analog_movie
公式Instagram : @analog_movie
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