2024年1月スタートの日曜劇場が、主演・西島秀俊×共演・芦田愛菜による『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)に決定し、コメントが到着した。
本作は、初共演となる西島と芦田が紡ぎ出す、不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語。5年前のある事件をきっかけに愛する音楽の世界から退き、家族にも去られた世界的天才指揮者の夏目(西島)が、5年ぶりに娘・響(芦田)と再会。天才ゆえに娘の気持ちが分からない夏目が、父としてもう一度娘と向き合う中で、時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく。
主人公・夏目俊平を演じるのは西島秀俊。映画やテレビドラマに数多く出演し、昨年の第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」では主演を務めた西島。日曜劇場への出演は『流星ワゴン』に主演して以来9年ぶりとなる。
西島が演じる夏目は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火をともしていた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。
5年前に起きたある事件をきっかけに、家族は夏目の元を去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。
そんな夏目の娘・響を演じるのは芦田愛菜。芦田の日曜劇場出演は『南極大陸』以来となる。『南極大陸』放送当時は7歳だった芦田だが、本作では市役所に勤務する20歳の女性を演じる。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽のない人生を送っていた響は、5年前の事件をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。
脚本は、金曜ドラマ『凪のお暇』『妻、小学生になる。』などを手掛けた大島里美によるオリジナルストーリー。人の心の内側を丁寧に描き出す大島が初めて日曜劇場作品を担当する。言葉と音楽が奏でる豊かな旋律と圧倒的スケール感に注目だ。
そして、劇伴を担当するのは『テセウスの船』『日本沈没-希望のひと-』をはじめ多くの作品の劇伴を手掛け、近年は「生の音楽を聴いてほしい」という強い思いから、オーケストラによるコンサート活動も行っている菅野祐悟。
さらに、オーケストラを全面監修するのは、東京音楽大学教授で、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一。また、オーケストラの演奏部分は東京音楽大学が全面バックアップする。
西島、芦田、脚本の大島里美、企画プロデュースの東仲恵吾のコメントは次ページに掲載。