向井理主演の水10ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の第8話(11月15日(水)放送)に、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、安藤裕子、田畑智子の出演が決定。また、上白石萌歌演じる英子が歌う新たなオリジナル楽曲「Time Capsule」の音楽スペシャル映像も解禁された。
原作は「ヤングマガジン」(講談社)で現在も連載中の累計発行部数160万部突破の大人気コミック「パリピ孔明」。三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリーだ。
このたび、11月15日(水)放送の第8話ゲストとして谷中敦、安藤裕子、田畑智子の出演が決定した。谷中が演じるのは、孔明と英子がアルバイトするライブハウス「BBラウンジ」の前オーナー・吉永(よしなが)。「BBラウンジ」の現在のオーナーは、三国志オタクである小林(森山未來)だが、10数年前までは吉永がオーナーを務めていた。
吉永は、楽曲を持ち込む若手ミュージシャンたちに演奏の場を与えながら「BBラウンジ」を経営。その際に、当時さまざまなバンドで助っ人としてギターを弾いていた小林と出会い、音楽だけではやっていけなかった小林を「BBラウンジ」で雇い、面倒を見ていた。やがて、吉永が残した店を小林が引き継ぐことになる。
谷中は、東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス奏者で作詞も手がけるミュージシャン。また、『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年/カンテレ・フジテレビ系)や『泣くな研修医』(2021年/テレビ朝日系)などの出演に加え、『渋谷先生がだいたい教えてくれる』(2022年/TOKYO MX)では主演を務めるなど、俳優としても活動している。
安藤が演じるのは、英子の母親役。高校生の頃に親と大げんかをして、ギターを持って家を飛び出してきた英子。音楽で生きていきたいという自分の夢を理解してくれない母親とは折り合いが悪いまま家出をした後、たまに連絡を取るものの、顔は合わせていない。
安藤は、2003年7月にアルバム『サリー』でシンガー・ソングライターとしてデビューを果たし、今年で活動20周年を迎える。また、映画「そして、バトンは渡された」(2021年)や『キリエのうた』(2023年)などの作品にも出演している。
田畑が演じるのは、英子の故郷・京都の幼稚園時代の先生・高田。サマーソニア出場が決まった英子は、既に完成させているオリジナル楽曲「DREAMER」に加え、もう1曲新曲が必要になる。しかし、なかなか2曲目のイメージが浮かばない英子は、新曲のヒントを求め、母校の幼稚園に訪れ、当時から働いていた高田先生と再会し、一緒にあるものを探すことになる。
田畑は、NHK連続テレビ小説『私の青空』(2000年)や『ファーストクラス』(2014年/フジテレビ系)、『孤独のグルメ Season7』(2018年/テレビ東京)、『贋作 男はつらいよ』(2020年/NHK BSプレミアム)など、多くの作品に出演している。
なお、第8話では英子がサマーソニア出場のため、「DREAMER」に続く新たなオリジナル曲を作るところが描かれる。その放送に先駆け、第8話で披露される英子オリジナル曲の2曲目となる「Time Capsule」のスペシャル音楽映像が先行公開された。
この楽曲は本作のために書き下ろしされた楽曲で、2009年にCDデビューした4人組ロックバンド・androp(アンドロップ)のボーカル兼ギターの内澤崇仁が作詞・作曲、andropが編曲を担当。大切な誰かとの出会いを歌った前向きになれる歌詞と、心地よいメロディーが優しく包み込む、珠玉のポップチューンとなっている。さらに本映像には、劇中にも出てくる森山演じる小林がギターを弾く姿も。上白石と森山の本作限りのコラボレーションにも注目だ。
谷中敦 コメント
◆本作の出演を受けて
非常にうれしく思いました。撮影日まで待てなかったほどでした。友達であるSaucy Dogの石原慎也君が『パリピ孔明』ファンであることを知ったので自慢しようと思います。また、森山未來さんの本番時のプロフェッショナルな意識の切り換えに、目まいを感じるほど感動しました。俺は夢の世界にいたんだな、と後から反すうしました。今も、です。そして、“新しいエンタメを作り上げよう!”という意識に満ちた現場で、キラキラと輝いていました。あの輝きがきっとこのドラマを見ている方々にも伝わっているんでしょう。
◆視聴者へのメッセージ
今自分もスカパラのメンバーもハマって見ている最中です。向井理さんの超孔明ぶりと上白石萌歌さんの演技と歌唱がすごいし、毎回驚きがあるので次が楽しみになっちゃいますね。これから自分が出てくることが今のところまだ信じられないです(笑)。素晴らしい世界の中に参加させていただいて自分は大変光栄です。ぜひぜひ、楽しんでください!
安藤裕子 コメント
◆本作の出演を受けて
原作の英子の母親像と自分が持っている人物像が近くない感じがして面白いなと思いました。どうやって映像化されるのかも興味深かったです。
◆視聴者へのメッセージ
このぶっ飛んだ題材を非常にカラフルなカラーリングとカメラワークで違和感なく映像化しているのがすごいなと思います。出演者の皆さまも個性的でワクワクします。引き続き楽しんでご覧ください!
田畑智子 コメント
◆本作の出演を受けて
アニメをずっと見ていて好きな作品だったので、参加できることがうれしかったです。共演させていただいた萌歌ちゃんはお芝居も歌も申し分ないので、役にピッタリだと思いました。また、1日だけの撮影でしたが、強烈な京都弁の先生を楽しく演じられました。萌歌ちゃんと手がドロドロになるまで穴掘りをするなんて、それだけでもステキな時間でした。
◆視聴者へのメッセージ
ドラマも終盤になりもっともっと盛り上がると思います。ぜひ、ハッピーになれるドラマをたくさんの方に見ていただきたいです。京都弁の高田先生にもぜひ、注目してください!
上白石萌歌 コメント
◆本作書き下ろしの新曲「Time Capsule」について
まずは、andropさんとこのような形でご一緒できることをとてもうれしく思いました。実は内澤(崇仁)さんとは私のデビュー当時からご縁がありまして、こうして交わらせていただくことがひとつの夢でした。「Time Capsule」を初めて聴かせていただいた時、どうしてこんなにも英子の気持ちが分かるのだろう…と心から感動しました。この曲のテーマは”つながり”なのかなと解釈していて、英子と孔明のつながりや英子と家族とのつながり、そして英子から切り離すことのできない音楽とのつながりなど、英子にとってのたくさんのかけがえのない“つながり”を大切に感じながら歌いたいな、と思いました。『パリピ孔明』という作品を鮮やかに締めくくってくれる、あたたかく、すがすがしい曲です!
◆「Time Capsule」の特に注目してほしいポイントは?
1番の“「一人じゃない」って想っていいかな”という歌詞が、2番になって“「一人じゃない」って想っているんだ”と確信に変わっているところが特に好きです。はじめは音楽と孤独に向き合っていた英子が、たくさんの人との関わりを通して、“一人じゃない”と実感できている心情にぴったりな歌詞だと感じました。
◆第8話で森山未來さんとのセッションシーンもございますが、撮影はいかがでしたか?
実は台本上では森山さん演じるオーナー(小林)とセッションするというくだりはなかったのですが、森山さんがあまりにもステキなギターをお弾きになるということで実現したセッションでした。控室でも何度か音合わせを一緒にしていただいたこともあり、とてもライブ感がありました。オーナーの過去とも重なるように感じた歌詞なので、オーナーの気持ちも乗せて歌うことができたらいいなと思い、撮影しました。
◆視聴者へのメッセージ
いよいよ最終章に突入します!英子が孔明をはじめとする心強い仲間たちと必死に歩んだ先にどんな景色が待っているのか、ぜひ、最後まで見守っていただけるとうれしいです!