初来日のティモシー・シャラメがチョコレートの香り漂うカーペットイベントに登場「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

映画
2023年11月21日
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」左から)セントチヒロ・チッチ、デイビッド・ヘイマン、ポール・キング監督、ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、アレクサンドラ・ダビーシャー、花村想太

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(12月8日(金)日本公開)のチョコレート・カーペット・イベントが11月20日(月)に開催され、ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、ポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンとアレクサンドラ・ダビーシャーが登壇した。

本作は「ハリー・ポッター」シリーズ(2001~2011)のプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー超大作。若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。世界中をとりこにしたファンタジー「チャーリーとチョコレート工場」で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が今、明かされる。

幼い頃から、いつか母と一緒においしいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカは夢をかなえるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べる、誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなをとりこにし、ウォンカは一躍人気者となる。

しかし、彼の才能をねたんだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。そう、ここは夢見ることを禁じられた町。さらに、ある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れる。果たしてウォンカは無事にこの町にチョコレート店をつくることができるのか。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ティモシー・シャラメ

このたび、主人公・ウォンカを演じたティモシー・シャラメが初来日。さらに、ウンパルンパを演じる名優ヒュー・グラント、ポール・キング監督、デイビッド・ヘイマンとアレクサンドラ・ダビーシャーらプロデューサー陣が六本木ヒルズアリーナのチョコレート・カーペットにそろい踏み。まず、ティモシーが「皆さん、今日はお越しいただき本当にありがとうございます。後ろの方々も本当にありがとう! 東京に来られてとてもうれしいです」とあいさつ。

続いて、ヒューは「日本の方々は本当にずっと自分の作品をとても温かく見てくださっています あちらにいる女性以外はね! …それは冗談ですが(笑)、この作品は本当にティモシーが素晴らしいのでぜひ気に入ってくださったらうれしいです」とジョークを交えつつアピール。そんな話を受けて、即座にティモシーも「ヒューも素晴らしい!」と返し、お互いを称えあった。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ポール・キング監督

さらに、ポール監督は「本日はお越しくださいまして本当にありがとうございます。映画を皆さんに楽しんでいただけることを願っております」、デイビッドは「冬が来てしまいました。とても寒いんですが、作品を見てくださった皆さんの心はきっと温まると思います」、アレクサンドラも「日本に来て本当に温かく歓迎していただいて、東京も日本も皆さま方も本当に最高だなと思っていますし、この先も皆さまと分かち合えることをとてもうれしく思います」と語った。

本イベントのために初来日したティモシーは、今回の日本での滞在について「(日本は)素晴らしい。そして大好き。映画の宣伝ではなくプライベートでぜひ訪れたいと思います」とにっこり。一方、久々の来日となったヒューは「日本に来るとちょっと楽しみすぎてしまうというのがいつも自分の課題です。楽しすぎたがためにしてインタビューでジャーナリストの方をガッカリさせてしまったりなんてこともあったりしますが、今回は妻も来ていまして、妻はザルのように飲みます」と苦笑い。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ヒュー・グラント

そんなヒューは本作で演じたウンパルンパについて「実は今でもどういうふうにこの役を演じたのか、技術的に分かっていないんです。それは不可能なぐらいの状態 すごく綿密なシステムが故に、ちょっとイラッとするような状況での撮影でした。一番印象的なのは、ヘルメットをかぶりながら撮影したことです」と振り返った。

また、ティモシーは夢を見ることから物語が始まる本作に絡めたメッセージを求められると「アドバイスを差し上げるような立場ではないと思いますが、まず監督が素晴らしい脚本を書きました。そして、多分僕が10歳、12歳だった頃、ジョニーデップ版を見てすごく感動していたときに、自分が今ここにいてウィリー・ウォンカを演じて、そして東京に来ると言われたら絶対にうそだと思ったと思います。皆さんも夢を追いかけてください」とほほ笑んだ。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ティモシー・シャラメ

さらに、ポール監督は「本当に全ての方に見ていただけるような作品を作ったつもりです。今晩私の5歳になる娘が来ておりますが、娘のような(小さな)方にも映画を見て楽しんでほしい、そういった思いを持っています。そして、何かをして世界を変えたいといったような気持ちをはじめ、共にいろいろなことを分かち合っていきたい。友達だったり家族だったり、側にいらっしゃる方に共有していただきたいですし、ぜひ映画館でこの映画を楽しんでいただきたいと思っております」。

デイビッドも「やはり皆さんと分かち合うというところがすごく大事で、それによってさらに人生が豊かなものになっていくと思うんです。ですのでお友達、あるいは劇場の知らない他人であっても、この映画を皆さんで一緒に見て、楽しんでいただきたいと思っております」と。アレクサンドラは「この作品は喜び、温かさ、ユーモア、チョコレート、歌、ダンスで満ちあふれている作品で、泣いて笑える一本。ぜひ皆さまこのホリデーに見に行っていただけたらうれしいです」とアピールした。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」デイビッド・ヘイマン

また、今回のイベントには吹き替え版で声優を務めたウォンカ役の花村想太とヌードル役のセントチヒロ・チッチがサプライズで駆け付けた。ティモシーは2人と熱くハグを交わし、「本当に声優さんの仕事ってすごく大事だと思うんです。とにかく素晴らしい仕事をしてくださって本当にありがたいと思います」と感謝を伝えた。

最後に、ティモシーが「皆さん本当に今日は来てくれてありがとう、お会いできてうれしいです。128日からいよいよ公開になりますので皆さん映画を見て楽しんでください。ありがとう」とあいさつをし、イベントを締めくくった。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」ティモシー・シャラメ
特別映像「ウォンカ誕生の舞台裏編」

作品情報

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」
2023年12月8日(金)日本公開

監督・脚本:ポール・キング(『パディントン』(2016)『パディントン2』(2018))
製作:デイビッド・ヘイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)
原案:ロアルド・ダール
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン(「ミスター・ビーン」シリーズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/wonka/
公式X:@WonkaMovie_jp
公式Instagram:@wonkamovie_jp

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