十三代目市川團十郎と家族のドキュメンタリー番組『成田屋に、ござりまする。』(日本テレビほか 午後3時~4時30分)が2024年1月3日(火)に放送される。
日本テレビの取材班が、市川海老蔵、小林麻央さんの出会いから密着を始めて15年。成長著しく、新たな表情を見せる子供たちと、それを父として大きく見守る團十郎。家族の1年に密着した秘蔵映像満載のドキュメンタリーだ。
父と共に八代目・市川新之助を名乗った勸玄は10歳。弟より1年早く舞踊家として四代目・市川ぼたんを襲名した姉・麗禾は12歳になり、日本各地で舞台に奮闘する日々を送っている。親子共演の華やかな舞台のため、積み重ねられる厳しい稽古の様子を公開。
舞台では、劇場に万雷の拍手を響かせる千両役者ぶりを見せる新之助。一方、楽屋では隙あらばゲーム機に手を伸ばす、ごく普通の小学5年生だ。そんな弟のかすかな変化に姉は気づいていた。手をつないだ時に「(手を) 太く分厚く感じる」と話し、「男の子っぽくなった。いいことだと思います」としつつも、「最近、どんどんひとりの世界に行っているみたいな感じがする」と一抹の寂しさものぞかせる。果たして、父・團十郎は息子の今をどう思っているのか。直撃した様子が番組内で明かされる。
團十郎と子供たちにとって、家族の思い出の地でもあるハワイ。コロナ禍でできなかった4年ぶりの海外旅行にカメラが独占密着。海で波乗りに挑戦するなど、遊びにも全力疾走。ハワイの公園で現地の子供と意気投合する勸玄のフレンドリーな一面や、ちょっとした姉弟げんかなど、飾らない2人の素顔が明かされる。
ある朝、散歩中の麗禾から取材班は、意外な言葉を聞く。「夢を持った方 がいいとは思うんですけど…あんまり見つからない…夢が」。歌舞伎の名門に娘として生まれた少女が、秘めてきた思いをカメラに向けて初めて語る。
麻央さんの旅立ちから6年半。團十郎は子供たちに麻央さんの面影を感じることが増えたという。特に、新之助については「絶対にぶれない強い芯が勸玄にもある。(麻央に)そっくり」とその共通点を語る。
ある日、團十郎と新之助は散歩で立ち寄った神社でおみくじに挑戦する。大吉を引き当てた團十郎は、そこに書かれた恋愛や縁談の幸運ぶりに上機嫌な様子。取材班の「結婚の可能性はある?」との直撃に対し、答えた本音が番組内で明らかになる。そして、子供たちの将来に期待すること、 團十郎流の子育て、そして家族の愛の形について今の思いが語られる。
番組情報
『成田屋に、ござりまする。』
日本テレビほか
2024年1月3日(火)午後3時~4時30分
出演:市川團十郎、市川新之助、市川ぼたん
©日本テレビ