1月5日（金）スタートのドラマ24『闇バイト家族』（テレ東系 毎週金曜 深夜0時12分～）の記者会見が行われ、鈴鹿央士、山本舞香、光石研、麻生祐未、綾田俊樹が登壇した。
本作は、2023年の流行語大賞にノミネートされるほど世間を騒がせた「闇バイト」事件をテーマに、人生を踏み外した5人の老若男女がニセ家族を演じ、人生の再起を図るスリリングでユーモア満載の痛快エンターテインメント。
とある閑静な住宅街の一軒家。そこにはそれぞれの事情で、「怪しい高収入バイト」に応募した5人が空き巣に入ろうと右往左往していた。見るからに慣れていないその素人窃盗集団は、目当ての金庫を開けようとするもあと一歩のところで失敗。危機一髪、バンに乗り込み発車して逃げようとするが、なんと今度は人をひいてしまう。
ひき逃げを指示役の男に目撃されてしまった5人は、弱みを握られたことで「闇バイト家族」として空き巣、運び屋、受け子など、次から次へ闇バイトを繰り返させられることに。果たしてドン底人生からはい上がることができるのか。そして彼らに指令を出す、黒幕の意外な正体とは。
まず、本作に出演が決まった際の感想や役どころを聞かれ、鈴鹿は「最初は『“闇バイト家族”ってなんなんだろう』と思いましたが、企画書や台本を読むとすごく面白くて。キャストも色濃いですし、家族5人がそろったときにどういうシーンになるんだろう、どういう作品になるんだろうとワクワクが止まりませんでした」と当時の心境を明かす。
続けて「僕が演じている田中颯斗は、最初はクズと言われていますが、隠れた優しさを持った男の子。“闇バイト家族”として過ごしていく中で、いろいろな変化が起きていきます。演じていて楽しいですし、見てくださる方にも颯斗を楽しんでいただけると思います」と役どころを説明した。
山本は、出演が決まった時のことについて「最初にキャストの方のお名前を見たときに『絶対にやりたい！』と思いました。そうそうたる大先輩と一緒にお仕事をさせていただけるということで、絶対に勉強になると思いましたし、鈴鹿君とご一緒できるのもうれしくて。私は鳥取出身なのですが、鈴鹿君は岡山出身で隣の県なのですごくうれしかったです」と笑顔で回答。
役柄については「私が演じる久保美咲は難がある子で…。やっぱり真っすぐな役はこないですね（笑）。闇を抱えている子ですが、私にしかできない美咲を演じられたらいいなと思いますし、撮影も楽しいのですごく良い作品になると思っています」と。
綾田は「私は最近くる役がほとんどおじいさんの役。でも悪い役はなかなかこないので、今回は泥棒の役ということで『これはいいな』と思いました。展開がどうなっていくのか楽しみですし、面白い作品になると思っています。ぜひご期待いただけたらうれしいです」と呼びかけた。
麻生は「まず、この危険な題材をどうやってドラマにしていくのかなというところに興味がありましたし、人生のどん底を見た人が危険な誘惑に引かれながらも助け合って生きていくというのが面白いところです。台本もテンポよく書かれていてキャストもすてきな方々ばかりなので、撮影が楽しみでした」とドラマの印象を語る。
自身が演じる原佳苗については「人に薦められると揺らいでしまうところは私と少し似ています。韓国ドラマ好きという設定なのですが、私自身はあまり韓国ドラマを見たことがなかったので、これをきっかけに韓国ドラマを見てみました」と役作りをしていることを明かした。
光石は「僕はテレ東さんにすごくお世話になっていて。最初にお話を伺った時は、またぶっこんできたな、やってくれるなテレ東、と思いました。さすがですね、きわきわなところきましたね（笑）。『闇バイト家族』というタイトルにも引かれましたし、キャストの方たちのお名前を聞いてぜひやらせていただきたいと思いました」と。
「今日ここにはいないキャストの方たちもたくさんいて、皆さん面白いんです。過密なスケジュールの中、若い優秀なスタッフたちとお祭り騒ぎで撮影しています（笑）。他の現場でも『このドラマ面白そうだね』と言っていただいていますし、自信を持ってお届けします」と自信をのぞかせた。
さらに、5人はこの会見が仕事始めということで、2024年の抱負をフリップで紹介。辰年の年男で1月11日に24歳になる鈴鹿は「挑戦」と掲げ、「年男でもうすぐ24歳になりますが、いろいろなことに挑戦していけたらいいなと思っています。それに、この作品も僕にとっては挑戦的で。まだまだ新しい景色をたくさん見ていきたいと思っています」と今年の意気込みを語る。
「笑顔」と答えた山本は「真顔でいるとよく『怒ってるの？』と言われるんです。何も考えていなくてもそう言われるので、最近は口角を上げようと意識しています。笑顔って大事ですよね。つらいことがあっても笑顔でその場を過ごすと明るくなれますし、できる限り笑顔で過ごしたいと思っています」とコメント。
綾田は「省希」と回答。「スタッフの方に『これはなんて読むんですか？』と言われたんですが、熟語ではないんです。最初『希望』と書こうと思いましたが、去年を振り返るといろいろ反省することがたくさんございました。なので、省みて、望みを持って、“しょうき”と読みます」と。
麻生は「確認」と回答。「本当は『前進』『躍動』など前向きな“頑張りたいな”という気持ちを書きたかったのですが、いや待てよと。今日も忘れ物をしましたし、今の自分をちゃんと確認して、落ち着いて進もうかなと思います。反省と、ほんの少しの前進の意味も込めて、進んでいこうかなと思っています」と力強く述べた。
「維持」と答えた光石は、「現状維持。もちろん僕も『前進』とか『飛躍』とか前向きな言葉を書こうと思ったのですが、麻生さんと同じで忘れものが多くて。年末に言われたことをすっかり忘れているんです。昨日までの自分を維持する、というのを大事に、その上で進んでいきたいと思います」と語る。
そして、ドラマの見どころについての質問も。鈴鹿は「ずっしりしたタイトルですが、基本コメディ要素が強くて笑って見ていただける作品になっています。見てほしいところは光石さんの顔です。大好きなシーンがたくさんあります」と光石の表情に注目してほしいとのこと。そんな光石は「ドラマは突っ込んだ内容になっていますが、人間味のあるドラマです。怖そうなタイトルに見えますが、それぞれがバックボーンを抱えている」とコメント。
そんな中、麻生が「鈴鹿君はカッコいいし山本さんはかわいいし、2人ともすごくチャーミングですが、そこに綾田さんと光石さんがかわいいジャンルで入ってきている。変なかわいさが爆発しているので、怪しくて怖いドラマなのかなと思って見てみると、かわいさにびっくりすると思います」と“かわいさ”をアピールした。
すると山本も「麻生さんもめちゃくちゃかわいい。すごくかわいいシーンがあるんです。振り切っていて毎回感動させられます」と話し、鈴鹿が「見どころはかわいらしさです」とまとめた。
最後に鈴鹿は「見てくださる方々を笑顔にする力がある作品だと思いますし、皆さんの生活の中で1週間が楽しみになるドラマだと思います。ゆるゆると温かい現場で頑張って撮影しておりますので、ぜひ気軽に見ていただけたらうれしいです」とドラマをアピールし、会見を締めくくった。
番組情報
『闇バイト家族』
テレ東系
2024年1月5日（金）スタート
毎週金曜 深夜0時12分～
配信：各話放送終了後から、動画配信サービス「Lemino」「U-NEXT」にて第1話から最新話まで見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」（テレ東HP、TVer）にて見逃し配信
出演者：鈴鹿央士、山本舞香／丸山智己、山口祥行、諏訪太朗、見津賢、夏生大湖／吹越満、綾田俊樹、麻生祐未、光石研
脚本：ふじきみつ彦、金沢知樹
監督：小路紘史、宮脇亮、西古屋竜太
音楽：遠藤浩二
オープニングテーマ：idom 「アングラ」（Sony Music Labels）
エンディングテーマ：NEE「一揆」（Getting Better / Victor Entertainment）
チーフプロデューサー：祖父江里奈（テレビ東京）
プロデューサー：濱谷晃一（テレビ東京）、木村綾乃（the icon）
制作：テレビ東京 the icon
製作著作：「闇バイト家族」製作委員会
公式HP：https://www.tv-tokyo.co.jp/yamibaito/
公式X（Twitter）：@tx_yamibaito
公式Instagram：@tx_yamibaito
公式TikTok：@tx_yamibaitokazoku
