土曜プレミアム『芸能界 ウケたから残して映像グランプリ』(フジテレビ系 午後9時~11時10分)が、1月27日(土)に放送される。MC&審査委員長を務めるくりぃむしちゅー(上田晋也、有田哲平)からコメントが到着した。
今年開局65周年を迎えるフジテレビには、数え切れないほどたくさんの映像が残されている。この番組では、その膨大なアーカイブの中から、芸能人が自ら選んだ“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”を紹介。多くの視聴者の記憶に残る名場面から出演した本人しか覚えていない珍場面まで、爆笑必至の貴重映像の数々を掘り起こして一挙公開する、新趣向の映像バラエティだ。
くりぃむしちゅーの上田晋也がMCを担当し、有田哲平が審査委員長を担当。上田とアシスタントの西山喜久恵アナウンサーの司会進行の下、VTR出演を含む数多くのゲストたちが自身で選び抜いた、“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”のお宝映像を熱くプレゼン。有田がそれらを厳しく審査し、最後にグランプリ=一番残しておきたい映像を決定する。
スタジオゲストには、朝日奈央、アンガールズ(田中卓志、山根良顕)、池田美優、大久保佳代子(オアシズ)、春日俊彰(オードリー)、劇団ひとり。VTRゲストとして、アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)、関根勤、タカアンドトシ(タカ、トシ)、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、ハライチ(岩井勇気、澤部佑)、バカリズム、ヒロミが登場する。
それぞれが紹介する“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”の映像の面白さはもちろん、映像にまつわる楽しい思い出話や驚きの裏話にも爆笑&感動してしまうこと請け合い。さらに、くりぃむしちゅーとスタジオゲストの面々がにぎやかに繰り広げるクロストークも見どころだ。
アンガールズが紹介する“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”は、2008年放送の『お台場お笑い道』と、2022年放送『お笑いオムニバスGP』の人気企画「ドッキリツッコミGP」、新旧2本のお笑い番組それぞれの1場面。
どちらの映像も今やリアクション芸人界の第一人者である田中が体を張って見事なリアクションを披露しているのだが、2008年の“キモかわいい芸人”時代の初々しいリアクションと、2022年の抜群の動きとワードセンスで爆笑をかっさらう珠玉のリアクションの違いに注目。目覚ましい進化ぶりに、有田らスタジオの一同も感嘆の声を漏らす。
劇団ひとりは、自分のターニングポイントになったという2本の映像を紹介する。1本目は、2002年の深夜番組『本能のハイキック!』の生放送での1コマ。本当に涙を流しながら熱弁するという、劇団ひとり唯一無二の“泣き芸”は、いかにして生まれたのか…その歴史的瞬間となっている。
そして2本目は、2014年『オモクリ監督~O-Creator’s TV show~』で放送した、劇団ひとり自ら制作したショートドラマ。後に「浅草キッド」(2021年)など映画作品のメガホンを取ることになる彼が、「映画監督・劇団ひとりの原点」ともいうべきこん身の作品を、思い入れたっぷりにプレゼンする。
アンタッチャブルはVTRで登場し、2本の映像をプレゼン。2005年放送の『リチャードホール』で繰り広げた爆笑コントの数々に続き、2人が「この映像だけは絶対に外せない」と紹介するのが、2019年『全力!脱力タイムズ』で実現した、アンタッチャブル10年ぶりの“活動再開漫才”。
何も知らない柴田の目の前に突然山崎が現れ、2人でセンターマイクの前に立ち、ぶっつけ本番とは思えぬ爆笑漫才を披露するまでの一部始終を公開する。さらにスタジオでは、『脱力タイムズ』のMCにして総合演出も務める有田が、この壮大な復活劇の舞台裏を明かす。
審査委員長の有田も、“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”のプレゼンターの1人として、ちゃっかりエントリー。2008年『第41回初詣爆笑ヒットパレード2008鶴瓶大新年会』で、相方の上田と披露した漫才の映像を紹介する。
「くりぃむしちゅーを象徴する、王道のしゃべくり漫才。われわれの代表作です!」と自信満々の表情でプレゼンする有田。しかし、あまりにも革新的すぎる漫才を見たスタジオメンバーは皆、あっけに取られてしまう。
さらに「僕は今回エントリーしていません」と言う上田に代わって、有田が選んだ“上田がめちゃくちゃウケた瞬間”も登場する。それは、2001年放送の『ものまね紅白歌合戦!聖夜の爆笑スペシャル!』で、上田がある有名人のものまねに挑戦したときの映像。「これを見れば、上田さんの底力が分かる!」と有田は激賞するのだが、そのものまね映像を見た上田の反応は。
そのほか、オードリー・春日の「実はトークもイケることを証明した瞬間」、ハライチ・澤部の「決死のダイブ映像」、バカリズムの「極上の大喜利回答集」、ヒロミの「憧れのフジテレビ初出演映像」など、絶大な画力を持つ“あの日あの時、めちゃくちゃウケた瞬間”が次々とお目見え。あまたの爆笑映像の中から、栄えあるグランプリに輝くのは誰の映像なのか。
くりぃむしちゅーのコメントは下記に掲載。
くりぃむしちゅー(上田晋也、有田哲平)コメント
◆まず、番組の収録を終えた感想をお聞かせください。
上田:とにかく面白かったですね。今回のエントリー作品は、僕は見たことがない映像ばっかりだったので、すごく新鮮味がありましたし、それと同時に、歴史や人生を感じたりもして。芸能界に限ったことではないんでしょうけど、長年ひとつの世界で頑張ってる人たちって、すてきだなってあらためて思いましたね。有田さんはどうでしたか?
有田:『名場面グランプリ』みたいな番組って、割とありがちかもしれませんけど、今回みたいに出演してるタレント本人が選んだ名場面を紹介する番組って、かなり珍しいと思うんです。“俺はあの時に生まれ変わったんだ”とか、“周りはどう思ったか知らないけど、自分では、すっげぇウケたなって手応えがあったんだよね”とか、過去のテレビの映像をそういう切り口で扱うのは、なかなか新しい試みなんじゃないかと。しかも、この番組の形だと、タレントの数だけ映像があるわけで…これはもう、レギュラー化するしかないですよ(笑)。
上田:まぁ、最初は年に3回くらいでやっていただいてね、ゆくゆくは毎週レギュラーで…(笑)。
有田:とりあえず、2回目が今から楽しみです(笑)。
◆今回エントリーされた映像の中で、それぞれ特に印象に残っている作品は?
上田:僕はやっぱり、自分のものまねですかね…。
有田:マジですか?
上田:いや、そんなわけあるか! むしろ抹消してほしいわ、あんな映像!(笑)…まぁマジメに考えたら、やっぱりアンタッチャブルの“活動再開漫才”は素晴らしかったんじゃないでしょうか。今見てもちょっと、うるうるっと来ますもんね、昔からずっと一緒にやってきた仲間だけに。
有田:『脱力タイムズ』は、自分にとってはすごく思い入れの強い番組ですし、こうして改めて見てみると、やっぱり響くものはありますよね。でも今回、アンタッチャブルの他にも、『脱力タイムズ』の中から何本かエントリーされていて、非常にありがたかったです。あと、もうひとつ、アンガールズの田中の映像も非常によかったと思いますね(笑)。面白さプラス、実は細かいテクニカルな笑いが隠されていることも分かって、大変勉強になりました(笑)。
◆最後に、この番組を楽しみにしている視聴者の方々へ、メッセージをお願いします。
上田:昭和生まれの方は、“昭和ってこういう番組あったよなぁ、こんなノリだったよなぁ”みたいに、ちょっとノスタルジックな気分に浸っていただけるんじゃないかと思いますし、逆に平成生まれの方にとっては、“昭和のテレビってすごいな、面白いな”っていう新しい発見もあるんじゃないかと。それぞれの世代に応じた楽しみ方ができる番組だと思うので、ぜひご覧ください。…そういう意味ではこの番組、映画館かどこかで、パブリックビューイングでみんなで見たら、より楽しめると思うんですよね。いろんな世代が集まって、ワイワイ言いながら。ですからレギュラー化の際は、パブリックビューイングのイベントもぜひやりましょう(笑)。
有田:この番組って実はすごく新しいと思うんですよ。フジテレビがフジテレビの中にあるものを使って遊んでるみたいな、こういう切り口は今まであんまりなかったし、またひとつ、テレビの新しい面白がり方が見つかったんじゃないかっていう気がしていて。新たな時代の幕開けになる番組だと思うので、今後ともよろしくお願いします。
番組情報
土曜プレミアム『芸能界 ウケたから残して映像グランプリ』
フジテレビ系
2024年1月27日(土)午後9時~11時10分
<MC>
上田晋也(くりぃむしちゅー)
<審査委員長>
有田哲平(くりぃむしちゅー)
<アシスタント>
西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)
<スタジオゲスト> ※五十音順
朝日奈央
アンガールズ(田中卓志、山根良顕)
池田美優
大久保佳代子(オアシズ)
春日俊彰(オードリー)
劇団ひとり
<VTRゲスト> ※五十音順
アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)
関根勤
タカアンドトシ(タカ、トシ)
チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)
バカリズム
ハライチ(岩井勇気、澤部佑)
ヒロミ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/uketagp/
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