杉咲花の映画単独初主演作「市子」が、Prime Videoにて3月8日(金)より見放題独占配信される。
原作は、本作を手掛けた戸田彬弘監督が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市⼦のために」。観客から熱い支持を受け2度再演された⼈気の舞台が映画化を果たした。
痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲花。あらがえない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、すさまじい熱量で体現し圧巻の演技を披露。芝居を超えて役を生き抜く姿がスクリーンに映し出される。
また、市子の恋人・長谷川を演じるのは、若葉竜也。この重厚な物語の軸を担う長谷川が、市子の真の姿を知っていく過程で揺れ動く感情の変化を繊細に演じ切る。ほか、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳ら豪華俳優陣が名を連ね、市子の知られざる人物像や過去を第三者の目線で浮き彫りにしていく。
第28回釜山国際映画祭や第36回東京国際映画祭に正式出品され注目を集めた本作は、公開を迎えると劇場で満席回が続出。SNSなどには「放心状態」「今年見た映画の中でダントツ」「上映終了後になかなか動けない映画だった」「まだ心の中に市子がいる…」などの高評価が続々と上がり話題となった。
中でも、主人公・市子を演じた杉咲花の演技に対する賞賛の声は多く、第47回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞や第78回毎日映画コンクール 女優主演賞に輝くなど、今年の映画賞レースをにぎわせる快挙を見せている。
なお、本作は先日スウェーデンで開催された北欧最大の国際映画祭、第46回ヨーテボリ映画祭でのインターナショナル・コンペティション部門にも出品され、ヨーロッパプレミア上映も好評を博した。
ストーリー
川辺市子(杉咲花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、こつぜんと姿を消す。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか」と尋ねる。
市子の行方を追って、昔の友人や幼なじみ、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は部屋の中から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。
配信情報
「市子」
2024年3月8日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信
出演:杉咲花 若葉竜也 森永悠希 倉悠貴 中田青渚 石川瑠華 大浦千佳 渡辺大知 宇野祥平 中村ゆり
監督:戸田彬弘
原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)
脚本:上村奈帆 戸田彬弘
音楽:茂野雅道
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト:https://happinet-phantom.com/ichiko-movie/
公式X:@movie_ichiko
©2023 映画「市子」製作委員会