三浦獠太「タケシは朝ドラには新しいジャンルのキャラクター。この子なりに一生懸命なんだなと思っていただけるとうれしいです」『ブギウギ』

ドラマ
2024年02月29日
『ブギウギ』三浦獠太 ©NHK

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)より、柴本タケシ役・三浦獠太のコメントが到着した。

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたヒロイン・福来スズ子(花田鈴子/趣里)を主人公に、足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

三浦が演じる柴本タケシは、スズ子のマネージャー・山下(近藤芳正)のおい。新人のマネージャー候補として紹介され、スズ子のもとにやってくる。

三浦獠太 コメント

『ブギウギ』©NHK

◆『ブギウギ』に出演することが決まったときのお気持ちは?

『ブギウギ』に出演が決まったと、マネージャーさんから連絡をもらったときにとても驚いたのですが、マネージャーさんが淡々と話すので、もしやドッキリ?と思ったり、ちょっとした通行人の役なのかなと台本をいただくまで信じることができなかったりしたのですが、いざ台本を読んだら、こんなに登場シーンが多い役なんだ!とまた驚きました。そこでようやくじわじわと出演できる喜びが湧いてきたような気がします。

◆ご自身の役柄についての印象は?

タケシは朝ドラには新しいジャンルのキャラクターだと思いました。仕事が続かなかったり、やりたいことが見つけられなかったり…ニートやフリーターの先駆けのような、今どきの若者で、こういった人間がこの時代にもいたのかと驚きました。でもいろいろ調べていくうちに、どの時代でもスイッチがなかなか入りにくい、もがいている人間は存在していたんだと考えるようになりました。時代によって経験することは違えど、大本は変わらないだろうなと思うので、そういう若者のもろさや真っすぐさをしっかり演じていけたらと思っています。
はたから見たら「ちゃんとしろよ!」と思うところがありつつも、どこか憎めなかったり、優しさを感じられるところもあったりするので、この子なりに一生懸命なんだなと思っていただけるとうれしいです。

◆ヒロイン・スズ子を演じる趣里さんの印象はいかがですか?

趣里さんは同じ事務所の先輩でお世話になっていて、今回現場でお会いしたときも「よく来たな!」と迎えてくれました。趣里さんが明るく現場を引っ張っていく姿は尊敬しますし、いつも言葉よりも背中で見せてくださるので、「趣里さんについていこう!」という気になります。
僕がまだ新人だった頃に、趣里さんにワークショップで演技を指導していただいたこともあるので、そういった意味では、スズ子とタケシの関係性にも重なる部分があります。

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

『ブギウギ』は楽しい出来事もあれば、戦争や大切な人との別れなど悲しい出来事もあって、これからもいろいろなことが起こっていきます。その中で、タケシが少しでもお茶の間を明るくできたらいいなと、ご覧になってくださる方々に楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

番組公式HP:https://nhk.jp/boogie

©NHK

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