3月29日(金)放送の『解体キングダム』(NHK総合 午後10時~11時12分)は、「新宿駅の真上!巨大百貨店を解体せよ」。 出演の城島茂(TOKIO)と田中道子からコメントが到着した。
街で見かける解体工事。白い防音シートの奥では一体、何が行われているのだろうか。この番組では、普段見ることのできない現場の奥の奥に潜入し、驚きの職人技に密着する。
今回の舞台は、新宿駅西口のシンボルともなっていた巨大百貨店「小田急百貨店 新宿店本館」。その場所はなんと世界最大の乗降客数を誇るターミナル・新宿駅の真上。
東側には日夜列車の絶えないJR新宿駅。隣接する総武線とはごくわずかな隙間しかない。西側には大勢の人々が行き交う駅前の歩道とバスターミナル。地下には東西をつなぐ地下通路に小田急電鉄のホームまである。四方八方を“難関”に囲まれ、ネジ一本の飛散でさえ大事故につながりかねない状況をどうするのか。
そこで打ち出されたのが「スーパーナベブタ作戦」。なんと、日本発の特許技術で、巨大百貨店にすっぽり“フタ”をするというのだ。番組は、その日本が編み出した驚異の解体技術を中心に、なんと現場に1年間密着。地下への漏水を防ぐための壮大な規模での止水作業など、スーパー難度の解体作業をつまびらかにしていく。
そんな大工事に立ち会うのは、自ら重機免許を持つ城島茂と一級建築士試験に合格した田中道子。普段見ることのない解体現場に潜入し、驚きの技術を紹介する『解体キングダム』史上でも、まれにみる難工事となっている。城島と田中のコメントは下記に掲載。
城島茂 コメント
今回の現場は、見れば見るほど“世界一難しい解体現場”ではないかと思わされました。しかし、それを請け負った現場の方々が真摯に立ち向かい、さらに日本の技術で超難関をクリアしていこうとする姿には、とても感動しました。改めて、日本の職人たちの技術力の高さ、すさまじさに感心させられました。
田中道子 コメント
自分もよく買い物に行っていた百貨店が解体されることになり、とても感慨深いものがありました。今回、何より驚いたのが、周囲への気遣いのレベルの高さでした。新宿駅の真上という難しい立地で、安全や事故への対策のみならず、一般の方々への迷惑防止をひたすら徹底している姿に、現場の誇りを感じました。
番組情報
『解体キングダム』
「新宿駅の真上!巨大百貨店を解体せよ」
NHK総合
2024年3月29日(金)午後10時~11時12分
©NHK