3月31日(日)放送のバカリズムが原案・脚本を手掛ける“新感覚ショートショート”ドラマ第6弾『ノンレムの窓 2024 春』(日本テレビ系 午後10時30分~)で、遠藤憲一と本郷奏多が第1話「有終の美」のW主演、松雪泰子が第2話「PTA」の主演を務めることが決定。コメントが到着した。
2023年1月に日本テレビ系で放送され、東京ドラマアウォード グランプリをはじめ、ギャラクシー賞、ATP賞、放送文化基金賞、エランドール 特別賞、ContentAsia Awards2023(タイ・バンコク)、Content Innovation Awards2023(仏・カンヌ)、Asian Academy Creative Awards(シンガポール)、Asian Television Awards(ベトナム・ホーチミン)など国内外の賞を総ナメにしたドラマ『ブラッシュアップライフ』で脚本家として話題ずくめだったバカリズム。
このたび新春ドラマ『侵入者たちの晩餐』に続く、2024年バカリズム原案・脚本の待望の新作となる、『ノンレムの窓』第6弾の放送が決定した。
第1話は、バカリズムが脚本を担当する「有終の美」。遠藤憲一と本郷奏多がW主演を務める。定年も間近に迫ったベテラン刑事・塩原(遠藤)が執念の末にやっとの思いでつかんだ、容疑者・黒田(本郷)の尻尾……。
犯人逮捕のためについに動き出すも…黒田が自ら出頭しようとする思いがけない事態に。さらに黒田の友人・佐伯(栁俊太郎)も現れ、予想外な展開に。塩原刑事は、有終の美を飾れるのか。
第2話は、『今際の国のアリス』や『PICU 小児集中治療室』など人気作の脚本を手掛ける倉光泰子が担当する「PTA」。松雪泰子が主演を務める。
小学生の子供がいる関本朝子(松雪泰子)は、小学校のPTAの役員決めを巡って画策する! が…親同士の攻防に巻き込まれ引き受けるハメに…。その因縁の相手が、長年PTA役員を逃れ続けた三井由奈(若月佑美)。
しかし、関本の転勤に伴い、三井と同じくPTA役員の座を逃れてきた澤田真由美(朝夏まなと)が、役員の座を巡って熱いバトルを繰り広げる! …が、クセのあるPTA本部の田中会長(鹿賀丈史)が現れ、予期せぬ展開に。
原案・脚本だけでなく、バカリズム自らも“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”との不思議な掛け合いにも注目。さらに今回の幕間には大物俳優が扮した、未来から来たと言い張る刑事も登場する。
遠藤、本郷、松雪からのコメントは以下に掲載。
遠藤憲一 コメント
バカリズムさんのことは天才だと思っているので、バカリズムさんの作品は台本を読む前からとても楽しみでした。台本を読んで笑えるという作品はそんなに多くはないと思うんですが、案の定、今回の作品も読んだ途端に笑ってしまう面白い作品でした。その分、原形が面白いものをかたちにする、演じるのは難しく、同じようなシーンが繰り返されるシーンは覚えるのが大変でした。本郷(奏多)君は爽やかなのにどこか癖のある表現をしていて面白かったです。撮影は大変でしたが、ものづくりの楽しさに満ちあふれた現場だったので、編集がどう仕上がるかがとても楽しみです。
『ノンレムの窓』を毎回楽しみにされている方、今回も絶対に面白い作品になっていると思います。ぜひご覧ください!
本郷奏多 コメント
バカリズムさんの脚本がとても面白く、笑いながら台本を読ませていただきました。
お話の内容はコミカルで面白いんですが、お芝居自体は真面目に演じた方が面白くなると思ったので、真剣に演じました。遠藤(憲一)さんはベテランで面白い表現方法をたくさん持っていらっしゃる方なので、素晴らしいなと思いながら共演させていただきました。リハーサルのときから面白くて、何度も笑ってしまいましたが、温かい空気で本番もできました。
何も考えずともクスっと笑えるような、面白いすてきな作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
松雪泰子 コメント
ちょうど『ノンレムの窓』シリーズを見返していて、バカリズムさんの作品の世界観・リズムがとても好きで出演したいと思っていたので、今回、出演のオファーをいただいてとてもうれしかったです。
今回、私が演じる倉光泰子さん脚本の「PTA」という作品も独特なユーモアがあって、すごく面白い脚本だと思います。ドラマの中盤でのお母さん同士のバトルや田中会長(鹿賀丈史)が登場されるシーンはとてもインパクトがあり、印象に残っています。みなさんになじみのあるPTAの役職をめぐる保護者たちの熱い戦いと予想外の結果が待ち受けるコメディーです。PTA役員の関本を演じる私と若月(佑美)さん演じる保護者の攻防や鹿賀(丈史)さん演じる少し変わったPTA会長の謎をお楽しみください。