4月8日(月)スタートのテレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23『95』(テレ東系 毎週月曜 午後11時6分~)の制作発表が行われ、King & Princeの髙橋海人、中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディーが登壇した。
原作は、「イノセント・デイズ」で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真が、受賞後第一作目として最大級の熱量で綴った最強青春小説。大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語を、脚本・喜安浩平×監督・城定秀夫と気鋭のクリエイターが連続ドラマ化する。
最初にオファーを受けたときのことについて、髙橋は「すごく攻めた作品だなと感じました。僕自身そういった作品が大好きなので、ぜひやらせていただきたいと思いましたね。でも、周りのキャストの皆さんを知った時に、この中で主演をやるのはハードルが高いなと思って。撮影前は、自分が現場でどう立ち振る舞えるだろうかとすごく考えました」と心境を告白。
自身が演じる秋久については、「(作品内の)みんなと過ごす青春時間がすごく凝縮されているので、その中でどれだけ変化できるか。逆に秋久の変わらない芯の部分をどれだけぶらさずにいられるか、というところを特に心掛けていました」と演じる上で意識したことを明かした。
中川は「海人君は学生時代の後輩なんです。いつか一緒にお仕事をしたいなという思いもありましたし、やれたらいいねと話したこともありました。そんな海人が主演というのは、出演させていただく上でかなりの決め手になりました」と。また、自身が演じる翔太郎については、「Qちゃん(秋久/髙橋)に影響力を与える役で、いろいろなことを言いますが、数年後に思い出す彼の横顔や後ろ姿が視聴者の皆さんの心に残ったらいいなという思いでやらせていただきました」と語った。
松本は「私自身、青春群像劇や胸が熱くなる作品が好きで、今回台本を読ませていただくと、『いいな~』というものがたくさん詰まっていました。まだ高校生役のお話をいただけるんだ、という思いもあって、こんな作品に参加できることってもうないかもなと思いましたし、すごくうれしかったです」と。すると、中川が「高校生一緒にやってるじゃないですか。(CMで)定期的に制服着てますよね」と声を掛け、松本は「そうですね。まぁちょっとあれは別物だけど…(笑)。あれもそわそわしながらやってます」と笑顔に。
また、セイラという役どころについては「謎めいている雰囲気の中に不安や弱さがある女性。自分が今まであまりやったことのないような役だったので、挑戦だなとも思っています」と明かした。
細田は「僕は、いつも撮影前にすごく緊張しちゃうんですよね。でも『95』に関しては、一定の緊張はありつつも楽しみの方が強くなっていきました。キャストの方々のお名前を聞いたからというのもありますが、今までにないようなワクワク感がありましたね」と。
続けて「僕が演じるマルコは、グループの中での立ち位置が明確だったからこそ、こちらの技量を試されているような感覚があって怖かったという気持ちもありました。本来マルコのような役が得意な方ではないので、大丈夫かなとも思いつつ…。マルコは家が特別なわけでもなければ重い過去があるわけでもないので、Qちゃんに近い人間だと思っています。マルコなりのQちゃんへの目線というものがあるんじゃないかなと思いいながら演じさせていただきました」と役への意識を語った。
犬飼は「僕は、デビューしてからずっと青春群像劇をやりたいと思っていました。そのまま30歳近くになってしまって、もうないだろうなと思っていたところで、こういう機会をいただけてすごくうれしかったです。台本を読むと、僕が熱望していた美しい青臭さみたいなものがふんだんに散りばめられていて、撮影前からとても楽しみでした」と青春群像劇への憧れを明かしつつ、さらに演じるレオについて「クールだけどノリがいい。一見僕自身とは真逆なんですけど、その中でどうバランスを取って成立させるかというところをすごく考えながら演じさせていただきました」とコメント。
関口は「この中で僕は最年長で33歳。なので、とにかく“高校生になる”ということを意識しました。それが具体的に何かと言われると分からないのですが、自分が高校生の時はこんな感じだったかなと思いながら演じさせていただきました」と。さらに「(作品として)33歳で制服を着た人っているんですかね? もしかしたら世の中の制服を着る年齢を更新したかもなって(笑)。あとでちょっと調べてみるんですけど」と話し、会場を沸かせた。
また、「『95』の見どころ95個言えるまで終われません」というコーナーでは、キャスト陣が「衣装がおしゃれ」「95年のことについて学べる」「アクションがカッコいい」「次が気になる終わり方」「恋愛模様が面白い」「明日仕事頑張ろうって絶対なる」など次々とドラマの魅力を挙げていく中、中川が次の仕事のため降壇。残りのメンバーで「ドヨン(関口)の肉体美」「松本穂香の透明感」「段取り中にせりふを覚えられていた斉藤由貴さんがすごかった」などを挙げ、95個を達成した。
そこで、中川が誕生日ケーキと共に登場。髙橋が「帰ったんじゃないの!?」と驚く中、4月3日に誕生日を控えた髙橋を祝うべく一同がサプライズでお祝い。中川は「今仕事一件終わらせてきました」と一同の笑いを誘い、関口は「おメンディー!」と拍手。髙橋以外の5人それぞれの手書きで「おめでとう」と書かれたケーキを前に、髙橋は「ありがとうございます!」と顔をほころばせた。
最後に、髙橋は「いろいろなことが起きた95年ですが、その時代で若者たちがカッコいい大人になるために、考えたりもがいたりぶつかり合ったりしていきます。登場人物のみんなが最後にどんな顔で立っているかというのを見ていただきたいですし、僕たちの熱量を受け取っていただけたらと思います」とドラマをアピールし、制作発表を締めくくった。
番組情報
テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23『95』
テレ東系
2024年4月8日(月)スタート
毎週月曜 午後11時6分~
配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第一話から最新話まで見放題配信
全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信
原作:早見和真「95」(角川文庫)
主演:髙橋海人
出演:中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディー
浅川梨奈、工藤遥、井上瑞稀、渡邊圭祐、鈴木仁
三浦貴大、山中崇、紺野まひる、勝矢、嶋田久作、新川優愛、桜井日奈子/斉藤由貴/
桜井ユキ、安田顕
脚本:喜安浩平
監督:城定秀夫
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:King & Prince「moooove!!」(UNIVERSAL MUSIC)
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:倉地雄大(テレビ東京)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
制作:テレビ東京
制作協力:ファインエンターテイメント
製作著作:「95」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/tx_95/
公式X(Twitter):@tx_drama95
公式Instagram:@tx_drama95
公式TikTok:@premiere23_tx
©「95」製作委員会