明石家さんま主演の『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(フジテレビ系 4月27日(土)午後9時~11時40分)に、味方良介の出演が決定し、コメントが到着した。
『心はロンリー 気持ちは「・・・」』は、主演のさんまを中心に、三宅恵介ら『オレたちひょうきん族』(1981~1989年/フジテレビ系)の制作スタッフ、後に『踊る大捜査線』シリーズ(1997年ほか/フジテレビ系)や『教場』シリーズ(2020年ほか/フジテレビ系)などの脚本を手掛ける君塚良一、という布陣で作り上げた一大ギャグドラマシリーズ。
シリアスなストーリーの中にたくさんのナンセンスな笑いをちりばめた異色のドラマとして、1984年から2003年にかけて11本が制作された。そんな本シリーズが、なんと21年ぶりに復活。総合演出・三宅恵介、脚本・君塚良一、ギャグ考案・大岩賞介、藤沢めぐみ、杉本高文(明石家さんま)という盤石の制作陣で送る。さらにヒロイン役の川口春奈のほか、吉田羊、松本薫、高田純次、でんでん、菅原大吉、入江甚儀、中尾明慶、村松利史、生越千晴、青山隼ら、実に約60人もの超豪華なキャスト陣が集結。
今回描かれるのは、さんま演じるベテラン刑事・轟木竜二を主人公に据えた人間ドラマ。定年を間近に控え、“最後の事件”に立ち向かう轟木と、吉田演じる轟木の元妻・寺沢早紀と、川口演じる一人娘・寺沢和来が織り成す“轟木と、その家族の物語”が情感豊かにつづられていく。
味方が演じるのは、轟木の部下の刑事・腰越郁也。轟木と同じ犬顔警察署刑事課2係に所属する郁也は、コミュニケーション能力や観察力に優れ、署内でも一目置かれている若手刑事だ。端正な外見と物腰柔らかな人柄でモテるが、仕事一筋の生真面目さがあだとなり、いつも恋人に愛想を尽かされ振られてしまう。
ある日、犯人逮捕のため、和来が働くカフェに張り込むが、任務に集中するあまり、失礼な態度を取って和来を怒らせてしまう郁也。後日、謝罪のためにカフェを再訪したことをきっかけに、轟木の娘とは露知らず、和来と親交を深めていくことに。家族よりも事件優先、昔かたぎの刑事・轟木と、刑事の父親に対して愛憎相半ばする複雑な感情を抱き続ける和来、そんな親子をつなぐ重要な存在・郁也を、味方が丁寧に演じる。
2011年、ミュージカルコンサート『恋するブロードウェイ♪』でデビューした味方は、2017年、舞台『熱海殺人事件 NEW GENERATION』で、過去に風間杜夫、錦織一清、阿部寛らが演じてきた主人公・木村伝兵衛を史上最年少で演じ、2022年までに5回の公演で同役を務め、注目を集める。以降、数多くの舞台やミュージカル作品に出演する一方、2020年には『教場』(フジテレビ系)でテレビドラマ初出演を果たし、その後も、『妖怪シェアハウス』(2020年/テレビ朝日系)、『初恋の悪魔』(2022年/日本テレビ系)、『罠の戦争』(2023年/カンテレ・フジテレビ系)、『大奥』(2024年/フジテレビ系)といった話題作に立て続けに出演している。
そして、本日4月12日(金)よりスタートするフジテレビ春の新ドラマ『イップス』(毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回15分拡大)には、バカリズム扮する刑事・森野徹を尊敬してやまない、機動捜査隊員の酒井純平役で出演決定。本作の郁也とは対照的ともいえる、コミカルなキャラクターを熱演している。
そんな“オファーの絶えない俳優”の味方が、初共演のさんまと、そして『教場Ⅱ』(2021年/フジテレビ系)以来の共演となる川口と、どのような芝居をみせるのか期待が高まる。
味方良介 コメント
◆出演のオファーを受けたときの率直な心境をお聞かせください。
作品を拝見したことがなかったので、過去作品を観て、独特な世界観に面食らいましたが、あの“明石家さんま”が作る世界なら、間違いなく面白いし、楽しいだろうと不安より期待が勝りました。
しかも、さんまさんとバラエティではなく、ドラマ作品で初めてご一緒するというのも貴重な経験なので、現場でお会いできる日が楽しみでした。
◆腰越郁也を演じるにあたり、どのようなことを意識されましたか?
台本を読んだ時は読解が難しかったので、特にこれといった意識はなかったのですが、現場に入ってから、監督の求める演出や役、シーンの雰囲気、さんまさんの作り出す笑いを徐々に理解しながら、“腰越郁也”という人物が形成されました。
◆初共演の明石家さんまさんの印象は? 現場でのエピソードなども教えてください。
生まれた時からテレビ画面の中で爆笑をかっさらっている“お笑い怪獣”と共演できる恐怖とうれしさで、久しぶりに震え上がりました。元々バラエティを見るのは好きで、『さんまのお笑い向上委員会』を毎週楽しく拝見していて、芸人さんへのリスペクトがあり、その中でも、場を掌握するさんまさんへの尊敬は計り知れません。故に、さんまさんとの初共演がドラマで良かったと安心しているところもありました。撮影初日に、結婚のお祝いで大きな花束を持ってきてくださり、まるで初対面とは思えない空気感での会話に、良い意味で戸惑いましたが、そのおかげで気負うことなく作品に入り込むことができました。
カメラが回っていないところでも笑いを生み、奇跡を起こす、さんまさんは本当に“お笑い怪獣”でした。
◆約3年ぶりとなる川口春奈さんとの共演はいかがでしたか? 現場でのエピソードなども教えてください。
3年ぶりとは思えないほど、あっさり共演がスタートしました。個人的に心地良い距離感にいてくれる川口さんと、むずがゆいシーンを作り上げるのに勝手に苦労しました。初共演した作品は、重厚感の塊のような作品でしたので、今作で全く別の世界線に立てるのは楽しかったです。
◆ギャグも満載の本作ですが、収録の際、大変だったこと、戸惑ったことは?
お芝居とお笑いの要素が絶妙に絡み合っていて、台本を読んだ限りでは、どう作り上げられるのか未知でした。現場でも、日常会話シーンのあちらこちらにお笑いが潜んでいて、リアクションを取らずに話を進めなくてはならず、序盤は戸惑いしかありませんでしたが、撮り進めるうちにすんなり状況を理解して、一つ一つを終えていく自分の成長にも驚きました。
◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへ、メッセージをお願いします。
2003年以来21年ぶりの最新作ということで、過去のシリーズをご覧になっている方はもちろん、今回初めて見るという方も楽しめる作品になっているはずです。登場人物だけでなく、身につけているもの、置かれているもの、全てにお笑いの要素が含まれていると言っても過言ではありません! お見逃しなく! もちろんお笑いだけではなく、家族愛もこの作品の大事なテーマになっているので、そのストーリーも見逃さないでいただけたらうれしいです。
番組情報
土曜プレミアム フジテレビ開局65周年企画『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』
フジテレビ系
2024年4月27日(土)午後9時~11時40分
出演:明石家さんま、川口春奈、吉田羊
味方良介、松本薫、高田純次、でんでん、菅原大吉、入江甚儀、中尾明慶
村松利史、生越千晴、青山隼 ほか
<ワンシーン出演者 ※五十音順>
磯野貴理子、一ノ瀬ワタル、岩井ジョニ男(イワイガワ)、川端健嗣(フジテレビ)、キンタロー。、次長課長(井上聡、河本準一)、ジミー大西、ジョニー志村、せいや(霜降り明星)、関根勤、中垣みな、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、堀口文宏(あさりど)&後藤藍、マギー審司、みかん、Mr.シャチホコ、三宅デタガリ恵介、八木亜希子、山口もえ、礼二(中川家)ほか
脚本:君塚良一
ギャグ考案:大岩賞介、藤沢めぐみ/杉本高文
音楽:門司肇
チーフプロデューサー:渡辺俊介
主題歌:THE ALFEE「ロマンスが舞い降りて来た夜」(ユニバーサルミュージック)
プロデュース:竹岡直弘、高橋味楓、野田悠介
総合演出:三宅恵介
制作・著作:フジテレビ
オフィシャルサイト:https://www.fujitv.co.jp/lonely-final/
©フジテレビ