長谷川博己、初回放送を終え「すごくホッとしています」北村匠海は考察に「しめしめと…」『アンチヒーロー』舞台あいさつ

ドラマ
2024年04月15日
『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ  左から)林泰文、大島優子、堀田真由、長谷川博己、北村匠海、岩田剛典、木村佳乃、野村萬斎

日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の第2話最速試写会とスペシャル舞台あいさつが行われ、主演の長谷川博己をはじめ、北村匠海、堀田真由、大島優子、林泰文、岩田剛典、木村佳乃、野村萬斎が登壇した。

「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、逆転パラドックスエンターテインメント。

長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨を演じ、明墨の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村と堀田、パラリーガル役で大島、東京地方検察庁の検察官役に木村、検事正役で萬斎が出演。ほかにも若手からベテランまで総勢40人の俳優陣が出演するが、彼らがどんな役柄を演じるのか、“アンチ”な弁護士・明墨とどう関わり、どのような逆転パラドックスを生み出すのかは放送で順次解禁されていく。


『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ 長谷川博己

4月14日に初回放送を迎え、長谷川は「すごくホッとしています」と安堵の表情を見せつつ、「ずっとお話しできていなくて。宣伝する上でお話したかったのですが、しゃべると怒られてしまうので(笑)。それに口下手なので(笑)」とまだまだ内容が明かせない本作について語った。

長谷川が演じる役が“明墨”であること以外、他のキャストの名前が明かされていなかったことから、堀田が「役名を言うのが新鮮」、大島が「1話ずついろんな情報が出てくるので、こちら側として楽しみでありつつ、皆さんにもどういう展開になっていくか考察しながら楽しんでほしい」と語った。

第1話の放送を受けての反響について問われた北村は「続々と考察が出ている中でしめしめと思いながら、見ていました。見れば見るほどアンチという言葉が強くなっていくなという気がしていますし、謎も深まりますし、作品に対して分かっていくことも増えていき、入り乱れていきますので、この先も楽しんでもらえたら」と。

リアルタイムで考察を見ながら第1話を視聴したという堀田は「考察を見て違うのになと思いながら見ていたのですが、今後の展開のヒントとなることがちりばめられていたので、点と点がどんどん回を増すごとにつながっていきます。個人的には私が演じる紫ノ宮が『あなたバカなの?』という言葉があったんですけど、ファンの人はこれを言われたいと言ってくださっていて(笑)」とファンからの反響を明かすと、そのせりふを受けていた北村が「すみません、独り占めして(笑)」とペコリ。

『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ 岩田剛典

長谷川と芝居で対峙した感想を問われた緋山啓太役の岩田は「せりふ量の差がすごいなと思いまして、申し訳ない気持ちになりました」と圧巻の長谷川の長せりふを受けての感想を。そして反響については「友人から連絡をもらって、『やったの? やってないの?』と聞かれたので、もうちょっと待ってくれと言って」と語った。

『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ 北村匠海

第1話の見返すポイントとして、北村が競馬場でのシーンを挙げ、「僕らは馬が走っていない状態で芝居をしなくてはいけない中で、スタッフ陣が手助けをしてくれて、スタッフが番号をつけ馬のような走り方を再現して走ってくれたんです。そのおじさんたちの様子に長谷川さんがツボっちゃいまして(笑)。腹筋も疲れた現場でした」と明かすと、長谷川は「その努力を見ていたら、ちょっと泣けてくるという不思議な感情にもなってしまって」と裏話を語った。

また視聴者に向けて、第2話の注目ポイントをそれぞれ明かしていくことに。北村は「明墨に対して赤峰(北村)が抱く感情とは何なのか、2話で少しずつハッキリしていくと思いますし、岩田さん演じる緋山の事件も進展があります。さらに深くいろんな人の思惑だったり、目線だったりを細かく見て、いろんなことを楽しんでもらいたい2話です」と。

『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ 堀田真由

堀田は「証拠集めだったり、潜入のシーンが本当に好きで。普段とは違った一面が皆さん出ていたりもするので、どういう人なのかどんどん分からなくなると思います」と語り、明墨に関しては「先生は回を増すごとにどういう人なのだろうと分からなくなる人物でもあるので、2話もこれからの回につながる大事な回なので、皆さんに見ていただきたいです」とアピールした。

大島は第2話の最後の10分を挙げ、「それまでの裁判の証拠を集めているところなども大切な時間なんですが、最後の10分で『緋山~!』ってなりますよ。そこはクッとつかまれるような、2話も面白いなと思わされると思います」と。林は「どう明墨先生が勝つための裁判をやっていくかというのが見どころ」と語った。

岩田は自身が演じる緋山の裁判の判決が下るところを挙げ「伏線だらけの台本になっているので、1話をご覧になった方の中でもいろいろ考察してくださった方もいると思いますが、2話も見終わった後により考察が飛び交うような内容になっています」と。

木村は「潜入捜査の際に、学食で堀田さんが口の中いっぱいに詰めてもごもごとせりふを言うシーンは私的にかわいいなと」とニッコリ。

ここまで登場シーンが少ない萬斎は「これからますます、この1人1人のキャラクターが複雑に絡み合うというところで、本当に伏線がどんどん生まれてくる。それがどういうふうに絡んでくるのか。ですから、皆さん、忘れないでください。いろんなエピソードをちゃんとインプットしておかないと、見る楽しみが減っちゃいますから、何度も見返してください」と見逃し配信での視聴を薦めた。

最後に長谷川は「新しいドラマをやっているという感じがしますし、すごくエネルギーもあって、どんどん変わっていくことに自分としてもやりながらワクワクしています。それはきっとドラマの画面にも現れているんじゃないかなっていう気がしていて。とにかく毎回、どんどんすごいことになっていきます。ぜひ、ともにその時間を体験していただけたらと思っていますので、毎週日曜9時にできれば見ていただいて、またアンチなコメントでもいいコメントでも何でもいいので、いろいろ口コミで広げていただけたりすると、すごくうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。

『アンチヒーロー』SP舞台あいさつ  左から)林泰文、大島優子、堀田真由、長谷川博己、北村匠海、岩田剛典、木村佳乃、野村萬斎

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』
TBS系
毎週日曜 午後9時~9時54分

<配信>
◆Netflix 世界配信
日本国内では4月15日(月)より配信開始
その後、海外にて順次配信を予定

◆U-NEXT Paraviコーナー
各話初回放送直後配信(第1話は4月14日)

◆TVer・TBS FREE
各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

<キャスト>
長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

<スタッフ>
プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵
演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野
脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平
音楽:梶浦由記、寺田志保
主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/
番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧