内田理央が主演を務める土ドラ『嗤う淑女』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 7月27日(土)スタート 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)の追加キャストとして、松井玲奈、大東駿介、内藤秀一郎、各話ゲストとして小島藤子、青木さやか、宮田俊哉、円井わん、武田航平、前田拳太郎の出演が決定した。
本作は、“どんでん返しの帝王”中山七里の人気シリーズ「嗤う淑女」を連続ドラマ化。野々宮恭子は、美貌のいとこ・蒲生美智留(内田)とついに再会してしまう。中学時代、ある“殺人にまつわる過去”を美智留と共有してしまった恭子は17年間、美智留から逃げ続けていたのだ。美智留は恭子の勤める会社を乗っ取り、人生に悩める人々へのコンサルタント業を始める。
名誉、金、承認欲求、届かぬ愛…人々の欲望を残酷に操り、次々に破滅へと堕としていく悪魔のような女・美智留。共犯者としてがんじがらめにされた恭子は、やがて美智留を崇拝するようになり…。
新たに出演が発表された松井玲奈が演じるのは、美智留(内田)に恐怖しながらも崇拝していくいとこ・野々宮恭子役。17年ぶりに再会した美智留の元でアシスタントとして働いているが、美智留の危険な本性を察知し、恐れている。
救いを求めて美智留を訪れる相談者たちが、破滅へ向かおうとするのを止めようとしていたが、次第に自身も美智留の支配から逃れられなくなっていく。中学時代に難病と診断されたが、美智留からの骨髄移植で完治。その義理もあってか、美智留の力になりたいと強く願うようになり、重大な事件に関わった過去を持つ。その記憶が、美智留との再会により呼び覚まされ、複雑な感情の中で揺れ動く…。
大東駿介が演じるのは、執念深い捜査で美智留の闇に迫る敏腕刑事・麻生役。複数の事件の背後にちらつく美智留を執念深く追いかけ、やがて美智留と恭子を深く結びつけている17年前の事件にたどり着く。その捜査がきっかけとなり、恭子の運命は大きく狂わされることに…。
内藤秀一郎が演じるのは、麻生の部下の若手刑事・青木真太郎役。美智留の捜査に突っ走る麻生の行動に当初は疑問を持ちつつも、徐々に巻き込まれていく。思ったことはそのまま口にしてしまう素直な性格。
また、希代の悪女・美智留に翻弄され、華麗に堕ちていく各話のゲストも解禁。高級ブランド品に取りつかれ、膨大な借金を抱える銀行員・鷺沼紗代役を小島藤子、リストラされて働かないクズ夫と2人の娘をパートで支える母親・古巻佳恵役を青木さやか、ネット民から“神”と崇められる過激な論破王・神崎ドグマ役をKis-My-Ft2の宮田俊哉。
韓国スターにのめり込み、推し活に歯止めがきかない沼落ち女・二森玲夏役を円井わん、世論の沸騰に飲まれて、捏造記事で人を傷つけることに痛みを感じなくなっていくフリーの週刊誌記者・武田良平役を武田航平、恭子の弟で、自立できない自分を家族のせいにして実家暮らしを続けるアラサー男・野々宮弘樹役を劇団EXILEメンバー・前田拳太郎が演じる。
松井玲奈 コメント
ささいな言葉の言い回しで自分のことをよく考えてくれている人だと、深く信用したり信頼に値すると思ったりしてしまう。そこにこの作品の面白さがあると感じています。
わらにもすがる思いの時は、言葉の端に潜む甘い罠にかかりやすいものです。
ふと自分の日常を振り返ってみても、気付かないうちに誰かの手のひらの上で踊らされている、なんてことがあるかもしれません。
私が演じる恭子は何かにずっと怯えている役どころ。彼女の恐怖の根源はどこにあるのか、視聴者の皆さんには俯瞰的な目線を持ちながら、この物語がどこへ向かうのか考察しながら楽しんでいただけたらうれしいです。
大東駿介 コメント
『嗤う淑女』を追う刑事、麻生を演じさせていただきます。
毎話台本を頂くたびに、人間の心の傷みや欲を掌で転がし、言葉巧みに操る蒲生美智留にいつしか引き込まれています。僕自身、いち視聴者として、演者として、麻生と共に、蒲生美智留とは何者なのか、突き止めたいと思います。
内藤秀一郎 コメント
ずっと挑戦してみたい役が刑事だったので、お声がけいただいた時はすごくありがたく思う気持ちと、正直、いただけたことに驚きました。皆さんの足を引っ張らないように刑事「青木」役を楽しみたいと思います!
小島藤子(第1話ゲスト)コメント
これから段々と暑くなる季節。少し涼しい気分になれる夏にぴったりのスリリングな作品に参加させていただけてうれしいです。登場人物全員が内田さん演じる美智留の術中にはまっていく姿はとても滑稽で、怖くて、どこか爽快です。私も全力で振り回されたいと思います。
青木さやか(第2・3話ゲスト)ゲスト
家族の中でバランスを保ち、自分を甘やかす時間も余裕もなく、家族の為に懸命に働き、いつだって家計のことを一番に考えている主婦。初めて台本を読んだのは近所のファミレス。長居して台本を覚えよう、と意気込んでいたのだが、最後まで読んで、あまりの衝撃に早々に帰宅しました。ありえない話ではないような気がするところが、恐ろしいのです。ぜひご覧ください。
宮田俊哉(第4話ゲスト)コメント
神崎ドグマを演じさせていただけることになりました。オファーをもらった時に、僕自身今まで演じたことのない役柄でとてもワクワクしたのと同時に、この作品を経験することで芝居の幅が広くなる挑戦だ!という思いが湧いてきました。僕の新たな挑戦をぜひ楽しみにしていてください。
円井わん(第5話ゲスト)コメント
中山七里先生の小説「嗤う淑女」がドラマ化で、作品の面白さにひかれたこと、俳優として前にも後にもないかもしれないチャレンジングな役柄でこの役は自分がやりたいと思いました。役を通して視聴者の皆さんの感情をどこまでかき乱せるか、と、試行錯誤中です。撮影に入るのにドキドキしてますが精いっぱいやりきりたいと思います。
武田航平(第6話ゲスト)コメント
武田良平役を演じさせていただきます、武田航平です。名前もほぼ一緒ということで、縁を感じました。
役どころとしてはフリーランスの記者。現代社会において注目を浴びることが多くなった職業です。
武田がどんな風に絡んでいくのか、どんなやりとりが行われるか、互いの腹のさぐりあいから始まり、最終的にどうなるのか…、なかなかハードな心理戦です。沼ること間違いなしの必見のドラマ!ぜひ、楽しみにしていただけたら幸いです!
前田拳太郎(第7・8話ゲスト)コメント
元々、ミステリー原作のドラマに出演したいと思っていたので、今作に出演が決まった時はとてもうれしかったです。僕が演じる野々宮弘樹は家族から蔑みを受けていて鬱屈した思いを抱えているという役どころで、今まで自分が演じてきた役とギャップがあり、かなり役作りに苦戦しています。ですが、ストーリーに大きく関わってくる役なので、精いっぱい演じたいと思います。
皆さん、ぜひ放送を楽しみにしていてください。
番組情報
土ドラ『嗤う淑女』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2024年7月27日(土)~9月21日(土)予定(全9話)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:「嗤う淑女」中山七里(実業之日本社文庫)
脚本:泉澤陽子、継田淳
演出:松木創(共同テレビ)、淵上正人(共同テレビ)、本間利幸
プロデューサー:河角直樹(東海テレビ)、鵜澤龍臣(東海テレビ)、高橋眞智子(共同テレビ)
制作:東海テレビ、共同テレビ
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