テレ東「巨大船に乗せてもらいました」第5弾は南極観測船“しらせ” 昭和基地までの往復151日間、3万5,000キロの大航海に密着

バラエティ
2024年06月27日
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』©テレビ東京

テレビ東京開局60周年特別企画『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』(テレ東系 午後6時30分~9時54分)が7月21日(日)に放送される。

この番組は、2018年から日曜ビッグバラエティ枠で放送している「巨大船に乗せてもらいました」シリーズの第5弾。今回の巨大船は全長138メートル、海上自衛隊が保有する日本で唯一の砕氷艦「しらせ」。日本から南極の昭和基地までの往復151日間、3万5,000キロと、シリーズ最長の大航海。海自隊員の船内の仕事や生活だけではなく、南極での任務にも密着。観測船や観測隊の歴史にも触れる。

『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』©テレビ東京

「しらせ」は、第1次隊~第6次隊の「宗谷」、第7次隊~第24次隊の「ふじ」、第25次隊~第49次隊の「しらせ(1代目)」に続く4代目の南極観測船。約1.5メートルの厚さの氷海域を時速5キロで連続砕氷でき、氷海では融雪用散水装置が可動する日本唯一の砕氷艦。

毎年約80人の南極観測隊員と物資を昭和基地へ運ぶ砕氷艦「しらせ」。任務を任されるのは、艦長、航海士、機関士ら、全国から集結した約180人の海上自衛隊員。「しらせ」とはどんな船で、船員たちの任務や船内生活はどのようになっているのか。「巨大船に乗せてもらいました」シリーズに関わってきたディレクターが第65次南極観測隊員に同行し、海自隊員と元に2023年11月に横須賀から「しらせ」に乗船した。

『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』©テレビ東京

横須賀を出港した「しらせ」はオーストラリアのフリマントル港に到着。65次隊を乗せると約1か月かけて昭和基地へ向かう。南緯55度に達し、インド洋から南極海に突入した途端、数えきれないほどの流氷が出現。乗り上げた船の重さで厚い氷を割りながら少しずつ航路を切り開いていく。

南極・昭和基地が近づいてくると、船はますます覆いつくされる流氷で身動きが取れず、船が氷塊にぶつかる衝撃で船内は地鳴りのような揺れが。そんな中、氷上にはアデリーペンギンやアザラシ、そして空にはオーロラも。巨大な氷塊に囲まれた「しらせ」は昭和基地に接岸できるのか。

『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』©テレビ東京

搭載しているヘリコプターの整備や、海自隊ならではのイベントの準備、大勢で入る風呂、金曜日のカレーなど、過去に紹介してきた民間の巨大船とはまた違う船内の特徴も紹介。そして4回目の南極渡航となる齋藤艦長や、南極に憧れて自衛隊に入ったという若い隊員に密着する。

『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
『日本⇔南極35000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』©テレビ東京

昭和基地の秘密や歴史を盛り込みながら、海自隊員の南極での活動や観測隊の生活、ヘリコプターで行く白銀の素晴らしい景色、猛吹雪の中での仕事など、南極での見どころも盛りだくさんで、知られざる南極までの船を動かす隊員たちの奮闘を紹介する。

過去の「巨大船に乗せてもらいました」シリーズ

第1弾:2018年10月7日放送
「日本→欧州20000km“巨大コンテナ船に乗せてもらいました!”」

第2弾:2019年6月9日放送
「日本→米国20000km“自動車輸送船に乗せてもらいました”」

第3弾:2020年6月21日放送
「英国⇒日本25000km!超巨大コンテナ船に乗せてもらいました!世界大航海SP」

第4弾:2023年3月5日放送
「日本⇒インド洋!27000km!巨大客船に乗せてもらいましたSP」

番組情報

テレビ東京開局60周年特別企画『日本⇔南極35,000㎞!南極観測船“しらせ”に乗せてもらいました!』
テレ東系
2024年7月21日(日)午後6時30~9時54分

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