9月15日(日)に最終回を迎える日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系 午後9時~10時19分)より、主演の二宮和也らのクランクアップの様子やコメントが到着した。
本作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の待望の続編。海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を原作に、シーズン1から6年後の物語を描き、二宮がシーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。
9月8日に放送された第9話では、天城が幼少期に患った多発性冠動脈瘤が完治しておらず、ついに倒れてしまい佐伯(内野聖陽)と世良(竹内涼真)がオペをする状況に。ダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかない絶体絶命の状況で、渡海(二宮/2役)が登場。エルカノ・ダーウィンを使って佐伯がダイレクト・アナストモーシスを行い、渡海が佐伯式を行うことでオペはなんとか成功。命を取り戻した天城は、恩を返す意味で、新病院の人事選考にとって重要になる国際心臓外科学会で公開オペをして欲しいという佐伯からの依頼を受け入れる。
一方で、自身の父・天城司(大和田伸也)が遺言として残した「ブラックペアンの約束は破られた」「徳永(井上肇)の手術ができるのは雪彦だけだ」という言葉の真相を探るため佐伯を問い詰めていくのだった。
また、左冠動脈主幹部に瘤があり入院することになった繁野結衣(堀越麗禾)を公開オペの患者にすると言う天城。しかし、公開オペ当日、佐伯を説得し、父の遺言通り徳永をオペすることに。そして、国際心臓外科学会での天城の公開手術中、内胸動脈の剥離にかかったところで患者の体温が急激に上昇し、悪性高熱症を発症。しかし悪性高熱症を抑える薬がないという状況で…。
気になる最終回の放送を前に、主演の二宮和也をはじめ竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、小泉孝太郎、内野聖陽のクランクアップの様子が到着。主演の二宮は、最終話のロケシーンでクランクアップ。約5か月におよんだ撮影について、「毎日考えていて、ギリギリまでずっと考え続ける日々でしたが、それに皆さんが対応してくださって、本当にいいものができたんじゃないかなと思っています」と語った。
また「6年前の『ブラックペアン』が初めて日曜劇場に出演できた作品でした。また日曜劇場に戻って来られることを目標に頑張っていきたい」と誓った。さらに、既にクランクアップしていたキム・ムジュンがサプライズで登場。韓国に帰国したと思っていた二宮は思わず「なんでいるの!」と驚いた様子を見せていた。また、別の仕事でロケ先に来られなかった竹内はビデオ電話で二宮のクランクアップを祝福した。
世良雅志役の竹内、パク・ミンジェ役のキム・ムジュンの大の仲良しコンビ2人は、最終話のラストシーンで一緒にクランクアップ。竹内は、「予想通り大変な撮影でした(笑)。ですが、このチームだから乗り切れたんじゃないかなと思います」と長期間にわたる撮影を振り返り、達成感にあふれた表情を見せた。
キム・ムジュンは、「最後の撮影で、『ブラックペアン』最後のシーンを撮ることになって、とても光栄です。何より、初撮影を一緒にした涼真ヒョンと撮影の終わりも共にできて、とてもうれしく特別に感じています」と笑顔でコメントした。
花房美和役の葵は、竹内と一緒のシーンでクランクアップ。「シーズン1から引き続きシーズン2にも出演できるということは、お仕事人生の中では多いことではないと思うので、光栄でいいご縁をいただいたと思います」と話した。また同じシーンが多かった、撮影が残る竹内を激励するひと幕も。
続いて、高階権太役の小泉孝太郎は、「『ブラックペアン シーズン2』に出演させていただき、僕にとってとても大好きな作品であり、今回も思い入れのある作品になったなと思います。この作品は、日本の医療や最先端医療のその先をすてきに感じさせてくれるようなドラマだったと思います」と万感の思いでクランクアップ。また、本人の希望で、高階といえばこれというスナイプとスナイプ2.0との記念ショットを撮影した。
佐伯清剛役の内野は、オペシーンでクランクアップ。「ワンカットワンカット大切にして、つらいながらも頑張っているみんなの姿に勇気づけられてここまで来られました。ニノをはじめ素晴らしい共演者の方々、いろんな才能と巡り合えてすごく楽しかったです。ありがとうございました!」と締めくくり、二宮と抱き合い、たたえ合う姿も見られた。