『ギークス』松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンが万感のクランクアップ「現場の青春感が大好きだった」

ドラマ
2024年09月18日
『ギークス~警察署の変人たち~』
『ギークス~警察署の変人たち~』

9月19日(木)に最終回を迎える木曜劇場『ギークス~警察署の変人たち~』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)より、松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンのクランクアップレポートが到着した。

タイトルにもなっている「ギーク」とは、言うなれば。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのこと。本作は、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテインメント”。

地理ギークの交通課員・基山伊織を演じた滝沢カレンは、小鳥遊署の廊下のシーンでクランクアップ。「ただいまのシーンをもちまして、基山伊織役、滝沢カレンさんオールアップです!」の声が上がると、スタッフ一同から大きな拍手が。滝沢は「この撮影は、私にとって旅行と思えるくらい本当に楽しい毎日だったので、もう明日からどうやって生きていけばいいか分からないです…」と、涙ながらにあいさつ。放送が始まる前から「クランクアップの日のことを思うとさみしくなってしまう」と語っていたが、いざその日を迎えると、やはりその思いが抑えきれなかったよう。滝沢は最後に「また、皆さんと会えるように頑張りたいです。幸せな4か月でした」と語った。

心理分析のプロ・吉良ます美を演じた田中みな実は、ボウリング場のシーンでクランクアップ。スタッフからクランクアップの声を受けた田中は、「すごく楽しかったので、寂しいです…。撮影期間がこんなに早く終わってしまう感覚がする現場は初めてです」と撮影期間を振り返った。さらに、撮影現場の温かな空気感も印象深かったそうで、「無理なくコミュニケーションを取れる共演者の皆さんやスタッフさんが集まっていて、温かい現場でした。本当に楽しかったです」と、スタッフ一同にも感謝を伝えた。田中が最後に、「(まだ撮影が残っている)カレンちゃんをよろしくお願いします!」とあいさつすると、クランクアップを見届けたスタッフからも大きな笑い声が。そんな田中らしい明るい言葉を残して、最後の撮影を終えた。

そして、主人公・西条唯を演じた松岡茉優は、小鳥遊署前のシーンでクランクアップ。日が落ちて辺りが暗くなる中、入念にリハーサルをしてから撮影に臨み、西条として演じる最後のシーンを終えた。スタッフから「このシーンをもちまして、主演・西条唯役、松岡茉優さんオールアップです!」の声が上がると、現場は大きな拍手に包まれた。松岡は「3月中旬から、私を支えてくださって、押し上げてくださって、本当にありがとうございました。この現場の一番好きなところは、会社で言うところの上司部下に当たる人たちが、その垣根を越えてフラットに接しているところでした。各部が各部に敬意を持っているから、学校のような青春感が保たれていたのかなと思います。そこがこの現場の大好きだったところです」と、スタッフに対する愛を語った。

また、松岡のクランクアップを見届けようと、現場には田中と滝沢も駆け付け、ギークスがそろい踏み。SNSやバラエティ番組などでもその仲の良さが話題になっていたギークトリオだが、撮影を通してその絆はさらに深まったようで、最後の最後まで別れの時を惜しんでいた。松岡は最後に「皆さんとお別れするのはすごく寂しいのですが、これがお別れではないので、また会えたら本当にうれしいです。支えてくださって本当にありがとうございました!」と締めくくり、フジテレビドラマ初主演となった本作の現場を卒業した。

松岡茉優 コメント

3月中旬から、私を支えてくださって、押し上げてくださって、本当にありがとうございました。この現場の一番好きなところは、会社で言うところの上司部下に当たる人たちが、その垣根を越えてフラットに接しているところでした。各部が各部に敬意を持っているから、学校のような青春感が保たれていたのかなと思います。そこがこの現場の大好きだったところです。私も、また皆さんに笑顔で会えるように精進いたします。皆さんとお別れするのはすごく寂しいのですが、これがお別れではないので、また会えたら本当にうれしいです。支えてくださって本当にありがとうございました!

田中みな実 コメント

すごく楽しかったので、寂しいです…。撮影期間がこんなに早く終わってしまう感覚がする現場は初めてで、最初に森安(彩)プロデューサーが言っていたように、“コミュニケーションを取っていきましょう、声がけしていきましょう”、それを無理なくできる共演者の皆さんやスタッフさんが集まっていて、温かい現場でした。本当に楽しかったです。ありがとうございました!

滝沢カレン コメント

撮影が始まって1週間くらいしてから、ずっとクランクアップの時が来ることを考えていて…。もう終わっちゃうんだ、いつか終わりがあるんだって思っていました。この撮影は、私にとって旅行のようなものでした。全員で旅行して、一人ずつ家に帰っていって、そしてついに自分が帰る日が来ました。そんな旅行と思えるくらい本当に毎日が楽しかったですし、もう明日からどうやって生きていけばいいか分からないです…。4か月間、仲間でいてくれて本当にありがとうございました。また、皆さんと会えるように頑張りたいですし、本当に皆さんの健康と幸せを祈っています。幸せな4か月でした、ありがとうございました。

最終話あらすじ

西条唯(松岡茉優)の家に、10年前に亡くなった父親・西条真(堀部圭亮)の遺品が送られてきた。そのほとんどが仕事に関するものだったが、手帳に「カッパの真ん中 605」という謎の書き込みを見つける。それは真の死亡日・9月10日の欄に記載されていた。書き込みの意味が分からない西条は、吉良ます美(田中みな実)と基山伊織(滝沢カレン)に話をする。9月10日は西条が実家で過ごす最後の日で、翌日から一人暮らしを始める予定だった。真は最後に「特別なプレゼントを用意する」と言い残していた。真の気持ちが理解できない西条。
一方、芹沢直樹(中村蒼)は小鳥遊署管内で発生した空き巣事件を捜査していた。盗まれたのは歯ブラシだけのようだ。立て続けに同じ手口の事件が起こり、そこではうがい用のコップだけがなくなっていた。
西条が被害に遭った住宅を調べたところ、侵入口付近にあったのはオランウータンの足跡だった。報告を芹沢らに笑われた西条は、吉良と基山を連れて大学の動物行動学研究室へと向かう。不在の教授に代わって応対する大学院生の今野勇気(猪塚健太)に、西条はオランウータンに空き巣の犯行が可能かと真剣に尋ねる。
その頃、杉田翔(泉澤祐希)らは爆破事件の鑑識作業をしていた。被害は小規模なものだったが、島根太一(マギー)は爆弾に付いていたマークが気にかかる。さまざまな謎が絡まり合う中、「ギークス」による最後の推理が始まる。

番組情報

木曜劇場『ギークス~警察署の変人たち~』
フジテレビ系
毎週木曜 午後10時~10時54分

<出演者>
松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、白洲迅、泉澤祐希、あの、若林時英、阿部亮平、徳井優、マギー、中村蒼

<スタッフ>
脚本:大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『純愛ディソナンス』)、原野吉弘(『婚活1000本ノック』)
主題歌:サンボマスター「自分自身」(Getting Better/Victor Entertainment)
演出:
山内大典(『知ってるワイフ』『ストロベリーナイト・サーガ』 ほか)、村上正典(『1リットルの涙』『プロミス・シンデレラ』、映画「モエカレはオレンジ色」「電車男」ほか)
プロデュース:森安彩(共同テレビ)、貸川聡子(共同テレビ)
制作・著作:共同テレビ

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