『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』（日本テレビ系 10月5日（土）スタート 毎週土曜 午後10時～10時54分）の制作発表会見が行われ、竜星涼、八木莉可子、及川光博、入山杏奈、徳井優が登壇した。
本作は、『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集し、竜星涼と八木莉可子の2人が主演を務めるオリジナル作品。2人が演じる兄妹の父親・貴司は警察官として勤務中に何者かに殺害された。やがて、犯人が日本最大級の特殊詐欺組織“幻獣”の幹部であることを知り、2人は父の仇を討つ決意をする。
会見で元警察官の兄・渡良瀬貴一を演じる竜星は「父親が“幻獣”と言われる犯罪組織の人物に殺されて、そこから兄妹2人で立ち向かって復讐していきます。全ての責任を自分で抱え込むような、どこまで抱え込みながら、妹と一緒に戦っていけるのかなと。毎日必死に汗をかきながら、熱量で撮影をさせていただいています」と語った。
天才ホワイトハッカーの妹・優貴を演じる八木は「物語はドキドキハラハラが止まらない、一歩先も読めないような作人になっています。9月といっても残暑の中、ロケも多くて、体力的に大変なシーンも多いですが、カットがかかると皆さん仲良しで、共演者さんもスタッフさんも優しくて和気あいあいと撮影させていただいています」と現場の雰囲気を明かした。
本作が初共演となる竜星と八木。八木の印象について竜星が「イメージしていた10倍ぐらいとてもチャーミングな方。現場でたくさん笑ってくださったり、変顔もしてくださったり（笑）。スタッフ含めみんなが八木さんの笑顔に助けられています」と明かすと、八木は「笑わせてくれるんです」と笑顔。
そんな八木は竜星の印象について「裏でも本当のお兄ちゃんみたいに気さくに接してくださったり、イジってくださるので笑っちゃうんです（笑）。そして、現場を明るく引っ張ってくださるのでみんなのお兄ちゃんだなと思います」と。これに竜星は会場の記者に「皆さん、書いてください！」とアピールした。
竜星と八木の兄妹を見守る刑事・入間を演じる及川は「親戚のおじさん的に演じています」と語り、その役作りについて「姪っ子のことを思い浮かべて現場に入ると、いい感じのおじさん具合が出てくるんです」と。
預金残高5億円の一人暮らしの高齢者という岩木を演じる徳井は「台本読んで、この人は詐欺グループに狙われるぞと。1人暮らしで、貯金が5億円ですから、お家にはきっと大きな貯金箱があるだろうと思いました」とちゃめっけたっぷりに役の印象を明かした。
兄妹が潜入する特殊詐欺組織のハコ長の高津を演じる入山は、「すごく頭が切れて、みんなを引っ張っていくリーダーだなと。これまで自分があまりリーダーという立ち位置に近くない立場だったので、頑張っていきたいと思っています」と語った。
ポスタービジュアルのキャッチコピー「バレたら一発、即 ジ・エンド」という言葉にかけて、登壇者たちのエピソードを聞くコーナーでは、竜星が「八木さんには直接言ってしまったのですが…。八木さんと兄妹役ということで、親心ではないですけど、子供のような感覚も含めて、愛情みたいなものを常に感じていたいなと思って。入る前に待ち受けを八木さんにしようかなと思っていたんです。ですが、八木さんに待ち受けにしているのを見られたら恥ずかしいなと思って。今は僕が撮影した写真を待ち受けにしています」と。
「どんなにつらい時でも、その変顔の八木さんがパッと出てくるとほころぶというか。今日も頑張ろうかなと思います」と竜星が語ると、八木は「優貴と似ているところがあるのでつい、つんけんしてしまってピースができなくて、変顔に。そんな理由で待ち受けだったんですね。からかわれていると思ってました」と、待ち受け画像の意味に驚いていた。
最後に竜星は「ヒリヒリハラハラするような展開の中で撮影をしていて、最後の最後まで裏切られるような展開もかなりありますので見ていただけたら。兄妹で潜入していく中で、仲間だったりとか、幹部の人間たちだったりとか、いろんな人と出会っていきます。その中で、貴一たちは何を思って、どういう選択をしながら進んでいくのか。皆さんもいろんなストーリーの中で生きていると思うので、 何が正義で何が悪なのかを感じながら、この作品を通して自分の中で正解を見つけてもらえたらうれしいです」と。
八木も「いろんな伏線が張られていて、1回見るだけじゃなくて、2回3回と話が分かった後に見直してみると、“こんなところでこんな表情していたんだ”とするめみたいに何回もいろんな味わい方ができるような作品になっていると思うので、ぜひ何度も楽しんで見ていただけたらうれしいです」とアピールした。
番組情報
土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』
日本テレビ系
2024年10月5日（土）スタート
毎週土曜 午後10時～10時54分
＜キャスト＞
竜星涼、八木莉可子、徳井優、入山杏奈、長尾純子、呉城久美、伊藤あさひ、岡井みおん、半田周平、フェルナンデス直行、神尾佑、及川光博
＜スタッフ＞
チーフプロデューサー：道坂忠久
プロデューサー：尾上貴洋
演出：大谷太郎 、西村了（AX-ON）、茂山佳則（AX-ON）
脚本：福田哲平
音楽：ゲイリー芦屋
制作協力：AX-ON
製作著作：日本テレビ
公式サイト：https://www.ntv.co.jp/sennyu/
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