今年7月期に放送された目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)が、世界最大級のコンテンツ見本市・MIPCOMの「MIPCOM Buyers’Award for Japanese Drama」でグランプリを獲得した。
「MIPCOM Buyers’Award for Japanese Drama」は、MIPCOMの公式行事で、今年は世界を代表するバイヤー16人が審査員となり、ノミネートされた日本のドラマ9作品を予め視聴審査し、「自分が買いたい」と思う作品に投票して、その投票数でグランプリを決定。ホテルマジェスティックで開催された受賞セレモニーで、審査員が「今年はどの作品も非常に独創性が高く、大変選考が難しかった」と語った選考の結果、『海のはじまり』(英語タイトル『Where does the Sea Begin』)がグランプリを獲得した。
『海のはじまり』は、『silent』を手掛けた脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデューサー・村瀬健が集結し、人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描く“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。目黒蓮が主演を務め、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮、大竹しのぶらが共演した。
『海のはじまり』プロデューサー・村瀬健(フジテレビドラマ・映画制作局)コメント
このような栄えある賞に選んでいただき、まずは感謝を申し上げます。ある日、実は自分が父親だったということを知った主人公がそこからどのように生きていくかを描いた今作は、“親と子”という全世界共通の普遍的なテーマを題材に生きる意味を視聴者と一緒に考えたいと思い作り上げた作品です。僕自身、数多くの海外の映画やドラマに影響を受けて作品を作ってきましたので、海外の審査員の方々に評価を頂けたことを心から嬉しく思います。この賞をきっかけに、一人でも多くの方に見ていただけることを願っています。本当にありがとうございました。