僕が見たかった青空の冠番組『坂道の向こうには青空が広がっていた。』(通称:坂青/フジテレビほか 毎週火曜 深夜0時25分~0時55分)と連動した連載「僕青日記〈ライフ〉をお届けします!」が、TV LIFEにて連載中。Webではその完全版を掲載します。第9回は“親子のように仲良し”と評判の木下藍さん&須永心海さんが、普段の関係性そのままのトークを繰り広げてくれました。
◆2人はメンバーから「親子」と言われるほど仲良しですね。
木下:ずっと一緒にいます。お姉ちゃんができたみたいで、うれしいです。
須永:楽屋では、私のひざの上に乗ったりするんです。
木下:それは、心海ちゃんが「おいで」って言ってくれるから。
須永:それで、私のスマホのクーポンのくじを引いてくれたりします。当たったことはないんですけど(笑)。
◆いつから仲良くなったんですか?
木下:もう、ずっとです。オーディション合格後すぐの合宿のときから一緒にご飯を食べてましたし。心海ちゃんは髪を縛るのが上手で、イベントや握手会のときはアレンジしてくれたりするんです。
須永:私、2歳下の妹がいるんですけど、藍ちゃんは4歳下なので、妹よりも年下なんです。そのせいか、もう赤ちゃんに見えちゃって。いとおしすぎてわしゃわしゃかわいがっていたら「親子コンビ」と言われるようになりました(笑)。
◆それで「ベイビー」なんですね。
木下:最初はこんなに浸透すると思ってなかったから、面白いなぁと軽く受け止めていたんです。でもまさか、みんなが呼ぶようになるなんて。
須永:今では『坂青』のスタッフさんも「ベイビー」って呼んでるし、進行台本にも「僕青のベイビー木下藍」って書いてあります。そこまでが一つの名前みたいな感じで(笑)。
木下:(笑)。でも最近は「藍ちゃん」と呼ばれることも増えてきました。
須永:どんどん背が伸びて、私と同じぐらいになったからね。もう「ベイビーちゃん」じゃなくて、あえて言うなら「ベイビーさん」かなって(笑)。
木下:ファンの方にも言われる(笑)。
◆番組を通して見た、お互いの印象的だったところは?
木下:心海ちゃんはとても勝負事に強くて、どんな企画でも勝ち進むんです。それがすごいなと思います。
須永:でも結構、運もあるからね。お酢と水が置かれていて「水を選んで飲んでください」とか。全然見極められないけど、何となく正解を選べちゃう。日常はちょっと運がないんですけど(笑)。
木下:そこに使っちゃってるんだね。
須永:日々、『坂青』のための運を蓄積してる(笑)。
◆ライブでは須永さんがMCを務める機会も増えてますが、木下さんの目にはどう映っていますか?
木下:メンバーに話を振るのが本当に上手で、どうしたらこの話題が盛り上がるか、頭の中でちゃんと考えているんだろうなって。考えたことを言葉にするのも上手だし、すごいなって思います。
◆では、木下さんの『坂青』で記憶に残るシーンを挙げるなら?
須永:やっぱり、初回の放送が印象的でした。みんなガチガチでまともに話せてない中で、チョコプラ(チョコレートプラネット)さんに食いついていって。「すごい度胸だね」って楽屋でも盛り上がったんです。
◆物おじしないタイプなんですね。
須永:それでも、最初のころはちょっと恥ずかしさがあったみたいで、人前ではやってくれないことも多かったんです。楽屋では一緒に面白いことやギャグとかやってるのに(笑)。でも、オーディションの2次審査で特技の英会話を披露した映像がライブで公開されて、そこから何か変わったのかなって。話を振ったら何か面白いことを言ってくれるはずという、みんなからの信頼感も増した気がします。
木下:最初は私、英語を特技として捉えてなくて。中学生だし、そんなすごい話せるわけでもないし、あんなふうに話してたんだと少しびっくりして。でもあの映像が出て、これはもうしょうがない、やり切ろうって吹っ切れました(笑)。
◆では、他のメンバーの印象的な一面、すごいと思った瞬間はありますか?
木下:お台場ロケのとき、(柳堀)花怜ちゃんがお化け屋敷をすごく怖がっていたことです。普段はしっかりしてるのに、泣いちゃうぐらい怖がってて。
◆あまりにも怖すぎて、何が起きてるか分からなかったと言ってました。
須永:確かに。真っ暗だったもんね。
木下:うん、真っ暗だった。
須永:入り口しか見なかったけど、怖そうだなって。
◆2人はお化け屋敷、平気な方ですか?
木下:行けると思います。ジェットコースターとかは苦手ですけど。
須永:ベイビーは行けそうな感じがする。
木下:ロケで行ったお化け屋敷には入ったことがないから分からないですけど。
須永:実は私、あのお化け屋敷に行ったことあるんです。遠足のとき、お台場に来ていて。でもコロナ禍だったから、お化けもソーシャルディスタンスを保っていたんです。追いかけてくるときも、ちゃんと2メートルぐらい離れてて。
木下:それだとあまり怖くなかったでしょ?
須永:うん、怖くなかった(笑)。それで“私、お化け屋敷いける!”と思っていたけど、花怜が大泣きした映像を見たら、ちょっと無理かもしれないって。
◆あの日のロケでは2人共、大食い企画で活躍してましたね。
須永:ベイビーがあんなに食べるなんて思わなかったのでびっくりしました。こんな小さい体のどこにそんな入るんだろうって。
木下:実は最初、そんなにたくさん食べられないだろうし、ゆっくり食べようと思っていたんです。でもスタッフさんから「もっと早く」って指示が出て。いつの間にかいっぱい食べてました(笑)。
須永:私はもともとたくさん食べる方だったんです。自炊する機会が増えて、食生活をちゃんとしようと思うようになってからは、あまり量は食べなくなったんですけど。
◆須永さんが途中で披露していた木下さんのものまねも秀逸でした。
須永:気づいたらものまねしちゃいます(笑)。結構、みんな笑ってくれますし。最近ちょっとスベってますけど。
木下:そう? 心海ちゃんは何をしても、すごく面白いと思います。
須永:うれしい。これ、絶対書いてください!(笑)
PROFILE
須永心海
●すなが・みうな…2005年4月11日生まれ。埼玉県出身。身長157cm。A型。
木下藍
●きのした・あい…2009年8 月19日生まれ。東京都出身。身長154cm。O型。
番組情報
『坂道の向こうには青空が広がっていた。』
フジテレビほか
毎週火曜 深夜0時25分~0時55分
TV LIFE本誌(サインチェキプレゼントあり)、BOMB WEBのインタビューもチェック!
BOMB web:https://bombweb.jp/